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海野幸 八千代ハル
みざき
ネタバレ
やっぱり海野先生の書かれるお話って面白い。 大正時代の主従ものというだけでも惹かれてしまうものがあるのですが、そこにこの特殊な設定をするっと入り込ませてしまう発想がすごい。 海野先生って、変化球なひねりのある設定を毎回面白く読ませてくれる素敵な作家様だなあだと思います。 おはようからおやすみまで、暮らしを見つめる。 圭太が和臣をお世話する様子にそんな印象を受けて、これは介護BLなのか?…
てんてん
本品は『大正異能恋奇譚~塔ヶ崎家ご当主様の秘密~』の コミコミ特典ペーパーです。 本編後、和臣視点での後日談になります。 土蔵から出て4ケ月が経ち、 体力を過信していた和臣が久々に体調を崩します。 熱を出した和臣を圭太はつきっきりで看病し 2日程ベッドで安静にしていましたが 熱が下がった3日目には休んでいるのも退屈になって 着替えて郵便物でも確認しようと書斎に入る…
今回は会社経営者でもある資産家と世話係となる使用人のお話です。 異色の体質で仕事の続かなかった受様が攻様と関わる事で やりがいのある仕事と恋を手にするまで。 受様は棟割長屋で母に女手一つで育ち 尋常小学校を卒業後は奉公に出るのですが 機械製品を扱うと作業手順を間違えたわけでもないのに 壊してしまうために長くは勤められませんでした。 母親の針仕事と納豆売りや新聞配達、子守な…
はるのさくら
本編終了後、和臣が土蔵から出て過ごすようになって4ヶ月程たった頃のお話。 本編は、受け様である圭太視点のみでしたが、こちらは攻め様である和臣視点になります。 くっついた後の、甘々な攻め様視点のお話、大好きなので嬉しいです(≧▽≦) もう大丈夫だろうと油断したのか、熱を出してベッドで安静に過ごしていた和臣。 3日目にもう大丈夫だと起き出して書斎に赴けば、圭太が窓拭き中。 た…
作家買いです。 今回はどんなきゅんを、と楽しみに読みました。 受け様は、母1人子1人貧乏長屋住まいだった圭太。 母が亡くなり、資産家の屋敷で住み込みの使用人になる。 攻め様は、圭太の主になる和臣。 なぜか土蔵で寝起きしていて、時には大声で唸り声をあげていて、恐ろしげらしい。 差し入れた半纏がきっかけで、圭太は和臣の世話係に任命される。 圭太の手ずからお世話されてい…
165
なかなか読むのに何日もかかりました。 海野さんの作品なので、これは仕掛けか?フラグか?と身構えたり、あまりに恋愛面に進展がないと先にイラストを見たり。 お互いに全く気持ちがわからず通じずな二人でしたね。 相手は自分に全く関心がないと思い込んで。 圭太が和臣に恋慕を自覚した時は切なかったです。 ずっと圭太視点なので和臣は少しは圭太の言葉に影響を受けてはいたようですが。何を考えてるか…
窓月
はしたないタイトルでごめんなさい。よもや読後感がコレに持っていかれるとは…。海野先生、どんだけ惚れさせてくれるんだ…! 大正時代を舞台にした主従ラブ。海野先生の主従が大好きです。今作も時代にあわせたセリフ回しや、カッチリとした文体に揺るぎのない信頼感が満たされました。でもどうしても笑いの気配が隠せないというか、一瞬でもフイっと顔を出しそうになってしまいそうな作風がむちゃくちゃ好きです。先生に…
いるいる
評価は神寄り。とても面白かったです(∩´///`∩) お世話BLがお好きな方は必見。 あらすじがドツボなら是非に…!! というぐらい、あらすじどおりの萌えが楽しめました♡ 萌え要素だけじゃなく物語のまとまりがとても良かった。 謎だらけの視点で進みドキドキワクワク読む手が止まらず、 秘密をキッカケに惹かれ合うのも非常にシックリする流れなんですね。 現代のお話なら惹かれ合って…
愁堂れな 八千代ハル
kurinn
愁堂先生は沢山のシリーズを書き続けていて、その間にも新作を発表したりと割と筆が早い作家さんだと思っています。 でも中には内容が薄かったり刺さらない作品も多くあって、その度にこちらに不満をぶつける事もありました。すいません。 今回は八千代ハル先生のカバーイラストに惹かれながらも、また同じかと恐々と読み進めました。 緩和ケア病棟の担当医と患者の息子という関係なので、絶対的に糖度は…
ぷれぱーる
今流行りの大正時代を描いた作品で、ミステリー要素ありのラブロマンスです。 めちゃくちゃ面白かった! 謎が多くて何?何?って感じで、初っ端から引き込まれました。 思念を読み取る異能を暴走させ、日常生活にも支障をきたすようになったお坊ちゃま・和臣。 人にも物にも触れられなくなってしまった和臣が、唯一思念を読み取れない相手──それが、使用人の圭太で……と、いうお話。 和臣は圭太に触…