八千代ハルさんのレビュー一覧

天使のギフトとしっぽの願い 小説

伊勢原ささら  八千代ハル 

泣けて泣けて、最後の最後まで

泣き通しで目が痛いです。
こんなん号泣しますよ!
しかもイラストが八千代ハルさん。読んでる間ずっと優しいイメージが浮かんでました。

信じること、それに尽きますね(泣)
誰でも何でも自分が信じないと。

最初から悲しい予感を漂わせつつ進むお話。きっとそうなんだろうなあとの予感は確信になり。

とにかくお互いずっと相手の幸せのことしか考えてなくて。風太視点で思い出すところでも号泣で…

0

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

高級菓子だった金平糖

明治か大正時代を背景。金平糖を調べながら読んで楽しかった。

金平糖はポルトガルから伝来した菓子「コンフェイトス」。
日露戦争の保存食として機械で製造されるようになっても、製造に二週間かかる高級品。・・だから、一粒を座敷で拾って清は大喜びしたのか、と納得。

主人公の清:17才 自分の美貌に無自覚な健気。
母は、遊郭の花魁「朝露」。
身請けできない男と恋をして産んだ清は 母親似の美貌…

6

「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」 グッズ

ふふっと甘い

本編でけちょんけちょんにけなしてやった攻めさんが、遅ればせながらイケていない自分に気付いたんだけど・・てなお話(笑)。楽しかったので萌2にしました。おっさん気張れよ、ちゃんと清を幸せにしやがれっ(笑)

++

そう、清に入れ込んで読んでいたんだわと気付きました。

なので、こちらの小冊子で、「俺って駄目じゃんか」と気づいた攻め視点のお話を読んで、ちょっと溜飲が下がった心地になれて嬉し…

3

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

明治

先生買い。不器用軍人さんと働き者健気さんとのお話で、時代の雰囲気と八千代先生の挿絵の雰囲気がぴったりで素敵でしたが、超ささるものは感じなかったので萌にしました。本編260Pほど+あとがき。

売れっ子花魁だった母から生まれ、その妓楼で育てられた清。ある日「相手をしてくれ」と軍帽を目深にかぶった軍人さんに部屋に連れ込まれます。酌をし食事をいただき、うっかりその膝の上で寝てしまい・・・と続きます。…

11

脱がせるまでのドレスコード 小説

秀香穂里  八千代ハル 

メンズファッション業界もの

最近高山真さんのブログで、ファッション業界のの蘊蓄を読んで、
そういえば、BLにも業界ものが最近出ていた、と、選んだ本。

作品には、業界事情がホドホドに書かれています。
主人公と上司の展開は、上司の態度が他と異なるので、
冒頭の伏線仕込みですぐわかってしまう、ワクワクはしない。

黒服ばかりと言えば、ソニアリキエルを真似たコムサや、Y’s
色々連想すると、面白い糸編系の業界ものB…

0

「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」 グッズ

金平糖はどこへ!?

本品は『軍人さんと金平糖』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、清の金平糖が消えてしまうお話です。

正嗣は清を離れに連れ帰ってから
清の願いで毎朝出がけに金平糖を1粒手渡しています。

清は毎日嬉しそうに金平糖を受け取ってくれ
正嗣が渡した小さな砂糖壺に保管しています。

ある晩、
正嗣は悪戯心からいつもは1粒ずつ渡す金平糖を
全て砂糖壺に入れておいたら驚くのでは? と思…

2

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

初恋同士の恋物語

今回は呉服屋の次男の軍人と妓楼の下働きお話です。 

攻様によって妓楼から身請けされた受様が
攻様と気持ちを通じさせるまで。

受様は中見世の妓楼の人気花魁が
若い客との間にもうけた子でしたが
花魁は受様を産んですぐ亡くなりました。

受様は花魁に執心した楼主に引き取られ
年季も給料もなく店から出られない身となり
徐々に母似に似てきた受様に
粘つく視線を向けるようになります…

10

「軍人さんと金平糖」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子「金平糖の行方」 グッズ

あっま〜い

本編の最後で本家から少ししか離れていない家で2人暮らしを初めていましたが、こちらのコミコミスタジオさんの小冊子はそれから1年後のお話でした。

こちら正嗣視点のお話になっていてタイトルが「金平糖の行方」なんです。
相変わらず正嗣は清を溺愛していてお土産に金平糖を買って来るのですが、いつも清が金平糖をしまっている場所に砂糖壺が無いので、正嗣が清は金平糖が飽きてしまったのだと思ってしまうんです。…

3

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

不器用攻め好き♡

安定した面白い作品を書き続ける海野幸先生なので、八千代ハル先生の表紙が出てからタイトルも相まって否応にも期待が高まりました。

見て下さいよ!凛々しい軍人さんに儚げな美人さんが眼差しを交わし合って、金平糖の入った瓶が切なさを醸し出していますよね!ね!

こりゃあ大好物な切ないお話だと鼻息を荒くして読み始めました。www

ところがです。清の生い立ちは凄く不憫でしたが、お話が始まってすぐ…

8

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

BLのコミュニケーション不足の必要性?

読むのに時間がかかりました。
甘そうなタイトル、八千代ハルさんのイラストの色使いも可愛い表紙。きっと甘いお話かな〜?と読むのを楽しみにしてました。

知りたいこと聞きたいこと確かめたいことは、さっさと口に出してはっきりさせるのが大事だな。と思いました。

冒頭から清が健気で頑張ってて。そこへ現れた軍人さん。はぁ、これで幸せになれる…と思ったら。

幸せなのに常に不安が隣り合わせで。

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