海老原由里さんのレビュー一覧

絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

愛と共に成長する

絶対者シリーズ再販文庫化第2弾、ヘタレ気味でお子様な極道一家の次男坊で
両親と兄を事故で亡くし、その復讐に幼いころから側に居て、味方だと信じていた
本俊と再会し身体を取引にして仇を討とうとしつつ、誤解や擦れ違いがありながらも
傲慢不遜な本俊と恋人同士になった友那との続編は友那の成長する過程を
感じる内容になります。

単なるヘタレのお坊ちゃまだと思っていたけれど、今回はここぞと言う時の…

1

絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

天使はしたたかさを身につける

07年の新書版を大幅全面改稿した新装版で、新たなその後の書下ろしがついています。
前半が友那の視点、後半が本俊、友那、早乙女 の視点がありますが、この後半部分の早乙女関連の心情が旧版と違う点のようです。

組長だった父親と母親、兄を一度に殺されてしまった友那の目の前に現れた、昔慕っていた組員の本俊との再会と、彼のオンナにされながら理解し愛し合う関係になった前の巻の続きは、
友那と本俊の互い…

1

ウチにおいでよ。 コミック

海老原由里 

気軽に読める

久しぶりに海老原さんの作品を読みました。
海老原さんの作品はサラッとした印象があるのですが、この短編集も明るく爽やかな感じがして、初心者の方でも読みやすいんじゃないかと思います。

表題作は短編が2作品とラストに短めの漫画のシリーズですが、ちょっと生意気なカッコイイ高校生x可愛いスカウトマンのお話。
俺様な攻め様が最初のエピソードで受け様をいきなりホテルに連れ込むようなシーンがあったので、…

0

プライベート・シェフ 小説

妃川螢  海老原由里 

真面目で草食系な攻めに育ちました!

既刊「この嘘がつづくまで」のスピンオフ作で、小さかった李央くんが
すっかり成長して悩める青少年の高校生、それも受験生になっていました。
そんな李央くんですがなんと10歳以上も年の離れた人気俳優とラブラブ展開。

父子家庭でその後父親のパートナーとの生活で一般的な家庭とは違うけれど、
愛情を注がれ、素直に優しく育った李央。
それでも子ども時分は父親と共にしていた料理を中学生の思春期から

1

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

4回泣いた

切なすぎ(ノД`)・゜・。
片思い中の男に片思い中のハルちゃんが切ない。
年上だったり上司だったりで素直になれないハルちゃんの意固地さが切ない。
失う事を思うなら初めから手にしなければいいと
幼い頃からの考え癖が払しょくできないハルちゃんの寂しさが切ない。
ハルちゃんを家で出迎えるワンコのおもちゃが切ない。

本文中に「ひんやりと透明な波がやってくる。」という表現に
鳥肌が立った。…

3

カッサリーノ家の花嫁 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

花嫁は18歳

ん~イタリアマファ物ってあまーいですよね。
ヤクザ物も好きなんですけど外人ならではな甘さが超おいしかったです。
甘いだけのは最近苦手だったのですが切ない勘違いすれ違いが最高でした。

高校卒業間近に母親が亡くなり喪主をつとめた愛矢
悲しいけど愛情をたくさんくれた母親が大好きでそんな大すきな母が生業にしていたイタリア語をならおうと大学をきめた。
悲しみに打ちひしがれながら母を想っていると…

2

獅子の王様(2) 小説

天野かづき  海老原由里 

今度は全身獅子になってますよ王様

獅子の王様のきちっり続編2です、トボケタ神様のせいで異世界に飛ばされて
獅子の王様クレインと恋仲になった世津との第二弾、前回クレインを獅子顔にした
魔女は封印されて無事にクレインの呪いも解けて獅子の顔から人間に戻って
異世界で世津は幸せを手に入れる内容でしたが、今回は更に強力な呪いが発動。

偶然後宮に戻る道すがら行き倒れているネコを保護して、世津はクレインに
許可を貰って世話をするこ…

2

散る散る、満ちる(文庫) 小説

凪良ゆう  海老原由里 

切ない(;ω;)

片思いBLでは一番好きな作品です。
も~切なくて切なくて・・・
でも最後は恋っていいなって思わせてくれる作品です☆
個人的に幼馴染がすっごく好きでした
片思いが連鎖していて、どの恋も本当に素敵!
ライバルもいますが全然嫌な感じじゃないです
むしろ彼にも幸せになってほしいな
書下ろしの短編で名前呼ぶのが初々しくていいです////

挿絵がちょっと苦手で買うのを迷っていたのですが、そ…

4

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

ヤクザものらしい愛し方

懐かしい作品の文庫化再販ものです、もう、7年くらいなるのでしょうか。
親兄弟を奪われや名前だけのヤクザの息子、やくざ稼業を嫌い普通の生き方を
望んでいた受けになる友那が突然悲しみの底に突き落とされる。
そんな時に思い出すのが子供の頃懐いていた組の人間で攻めになる本俊の姿。

それでも突然何も言わずに目の前からいなくなった本俊と傲然自失のまま
親兄弟を殺した組織と思われる組へ単身乗り込も…

1

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

俺の天使

旧版を全面改稿(ストーリーは変えずにわかりやすく)と書き下ろし【思い出】が入った06年のアルルノベルスの新装版。

博徒系の広域暴力団神城組の組長である父親と、母親と兄が車の事故で亡くなり、たった一人になってしまった次男の友那。
敵対する組の仕業かもしれないと通夜の夜、怒りと悔しさから唐突に疑われる組に行こうとした時、7年前に組を破門になった友那が懐いていた男・本俊と再会するのです。
仕返…

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