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22/26(合計:251件)
丸木戸マキ
ハウスキーパー
ネタバレ
設定が非常に面白く、とにかく受けが魅力的です。 作中、久住が木島の官能小説をいやらしいが品があると評しますが、まさに木島自身であり、この作品そのもの。 ミステリアスな色気と落ち着きのある小説家、健康的ないわゆる普通の大学生といった珍しくない設定が『治療費を請求しない代わりに口述筆記を手伝う事になるがそれは官能小説だった』という強烈な味付けで始まる冒頭は、期待感を強烈に煽られました。 隠語…
ふばば
前作「ポルノグラファー」からの本作「インディゴの気分」の流れ。 木島がどう木島になったのか、城戸とは何があったのか、それを遡って創作し皆を唸らせる。 離れ技的に上手い!と感じる。 時は遡ること十数年、木島が純文学小説家として完全に行き詰まっていた時期。 偶然アングラ出版社の文芸(ポルノ)担当の編集者となっていた大学の同期・城戸と再会し…と物語が動き始める。 この辺は、プライドは高いが…
mmmk
今読んだばかりなので静かな興奮が冷めやらぬ状態なのですが、ただでさえ文章が下手くそな上に考えも纏まっておらず申し訳ないのに書かずにいられませんでした。 先ず後書きで作者さんが、当初は城戸に男を充てがってと考えていたけど妻子がいるし…と思いとどまったという経緯。 ハッピーエンドがお好きにもかかわらず、 変えられない現在という足枷がある中でこの様な素晴らしい作品を書き上げられた力量にただただ…
フランク
木島と編集者城戸との過去のお話、つまり成就しなかったお話なのできっと読んだら悲しい気分になってしまうんだろう…と警戒して当初、読む予定はありませんでした。 でもいるいるさんの素晴らしいレビューのおかげで(本当にありがとうございます!)俄然興味を惹かれて入手。 結果…本当に読んで良かったです。 純文学作家としてデビューした木島が官能小説を書き始め、どのように変わりあの「ポルノグラファー…
以前読んだときに「これでいいのか?」と思ってしまい、レビューがうまくまとまらずに放置していたこちらの作品。 最新刊「インディゴの気分」を読んだのに伴い、こちらも読み直してみようと再び手に取りました。 しかし、「これでいいのか?」とやはり思ってしまう。 何がかと言うと攻めの蒼介について。イベントサークルで集団強姦をして「運悪く被害届けを出すような女」に当たってしまい前科持ちになってしま…
堀場ほり子
前作のポルノグラファーがよかった!からの、本作を購入ですが。 これ、本当に良かったです。 なんだか最近、やおいの語源か?!みたいな、エロくて変態プレーみたいなBLがブームなの?な感じの中(それはそれできらいじゃないんですが)、理由があって、無理がない変態。の、純愛!みたいな。 前作はスランプになった純文上がりの官能小説家の主人公木島が、若い男の子にちょっかいをかけて恋愛に移行する話なので…
雀影
これぞスピンオフの鑑というか、前作があってこその、結局くっつかなかった二人のお話って所がすごく好き。 木島はポルノ大作家・蒲生田の最後を看取ることで、自分の中にあった色々な物、親との確執であったり、小説を書くことであったりを、乗り越えて、受け入れて、踏み出したけど、城戸は大した覚悟もできないまま、木島との関係もその場の勢いだと、なし崩しにして、怖気づいて、結局は「普通」の家庭を手に入れて、逃げた…
zyx
丸木戸マキ先生の作品は作家買いしています(*´꒳`*) さらっと一回読んだだけなので私のレビューは参考にならないと思います。 「ポルノグラファー」より好きというか前作あっての今作って感じで(過去編なんでそりゃそうだ) より前作が好きになったというか前作に深みが増したというか…とにかく良かったです。 前作より好き。 過去の城戸と木嶋の関係…友人と言い切れない曖昧な関係…セフレ?元彼?そんな…
東雲月虹
仕事の用なのに城戸からの電話に出ない木島が ガミガミ説教しています。 なのに木島は真顔で 「(城戸は)右より左の乳首のほうが感じるんだよなぁ……」って考えてる!! 説教をスルーしながら……どういうこと……www 益々城戸の怒りを買うだけじゃないの! それもお構いなしに言葉だけの謝罪。 相変わらずだなぁというか、 やっぱり木島はこうでなくちゃという感じですね。 4コマ漫画だけで…
非常に楽しみにしておりました…。 『ポルノグラファー』過去編!!! 久住くんもワンコで可愛くて好きなんですけど、 木島と城戸とのなんとも言えない雰囲気がたまらなくてですね…。 久住くんが二人を怪しんでいる内容は ただの妄想では無く嬉しかったですww 木島の変人っぷりが 前作に比べるとちょっとマイルドなような気がしてしまいましたが 何度も読み返したので 単に私が木島という人物に…