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20/26(合計:255件)
丸木戸マキ
ayaayac
ネタバレ
『ポルノグラファー』の木島は捉えどころのない不思議な人でした。 今作では、『ポルノグラファー』で編集として登場した城戸と木島の訳ありな過去が描かれています。 別な男との恋愛、しかも恋人にならない話ってどうなのかなと読むのをためらってましたが、紙本を手に入れる機会があって期待せずに読んだら、文学作品のような重みがあって、『ポルノグラファー』の奥行まで広げるストーリー! これは読んで良かったです…
みちみち
前作の『ポルノグラファー』もとてもよかったのですが、クズやゲスに萌えを滾らせる私にとっては久住の真面目さや一途さが誠実すぎてちょっと萌えきれなかったし、木島の行動もなんだかちょっと突飛に感じていて違和感を感じていたのですが『インディゴの気分』を読んで欠けていたピースがはまったようにしっくりしました(こちらだけ読んでも前作以上の読み応えがありますが、両方を並べて補完しながら読むと、あまり感情を表現し…
♡ミント♡
読み終わった後、なんだか一本の映画を観たような感覚になりました。初めはAVの世界の話かぁとしか思っていなかったのですが、読み進めていくうちに(いい意味で)なんだこれ!?となる展開が沢山あり、まさかの光の過去に思わずグッときました。カンちゃんが良い人すぎてなんで2人がこんな辛い思いをしなくちゃいけないんだろう、と読んでいるこっちが辛くて辛くて…。でも、光が遠くからカンちゃんの幸せそうな姿を見られた場…
emimimi
ゲイビの業界のお話で割と明るいお話だと思って読んでいたら、受けの光くんの過去がとてつもなく重くてちょっと驚いたのですが、そちらのお話”水曜の朝、午前3時30分”はデビュー作として先生が描かれたもので、このお話だけ少し雰囲気が違って重苦しい内容でした。 目を閉じても光は見えるよの方だけだとそこまで重苦しくもなく、最初は仕事としてのセックスをする間柄だった仁さんと光がバディーを組んでいるもののお互い…
ふばば
まず言いたいのは、この作品、「とても面白い。おすすめです」という意味で「萌x2」評価です。 1冊の長編で、ストーリーがしっかりしていて読み応えもたっぷりです。 とても面白かった。 その「評価」とは別に、私の受けた「印象」があります。 その「印象」に関しては少々辛口かも、です。 まず一読しての印象は、「既視感」だったんです。 同じ作者様の作品「ポルノグラファー」と「インディゴの気分」…
marilyn
初読み作家さんです。 結構ハードな設定もあるので、そういうのが苦手な方はダメかもですが、私は好きな世界観です。 読み進めて行くとズキズキ来ました。 1冊でまとめないとなところもあるのでまだまだ読み足りない感もあるので、ぜひ続編を待ち望みたいです。 カンちゃんとの過去ももっと知りたいし、チェリーボンボンな愉快なw仲間たち、仁の過去、斗真くんなどなど気になる人物・設定満載です。 BLの枠に捉…
ひろ@
この作者さんの作品は初めて読んだのですが、絵がお上手で話も軸がしっかりしていて惹きこまれる展開でとても面白かったです。 ゲイビ男優という設定は割とありますが、バディという形で売り出している受け攻めの話っていうのは面白い設定だなあと思いました。 実際のゲイビでもそういう売り出し方ってあるのかな~とつい気になってしましました。 重い過去を抱えている受けですが、最終的にカンちゃんの幸せを知る事によって救…
Hinana
ゲイビ男優同士のお話ですか、エロばっかりではなく、むしろしっかりしたストーリーのシリアスなお話でした。 貞操観念ゆるゆるのハズなのに、根は純で素直な受けが可愛い。 今に至るまでの辛い過去がまた切ないです。 攻めは包容力があって潔くてカッコいい!! どうしてAVの世界にいるのかが謎な渋い系イケメンです。 ネーミングのセンス等にどこか昭和の風を感じるのですが、読み応えのある作品でした! 受…
ちびたぁ
女性向けゲイAV男優のお話です。 攻めの仁は35歳で、若かりし頃にセフレだったAV女優との間にできた子どもがいます。(中学生で、なんやかんやあり母元から逃げ出し仁と住むことになります。) 仁さんの子供の話で半分終わり、そこから受けの光の過去話になります。残りページでは収まりきらないほどの壮絶な過去をお持ちの光ですが、パパッと解決してしまったように思えます。 もし、カンちゃんに妻子がいなかった…
zww
女性向けのゲイビ男優CP。お互いの過去を知り傷を分かち合うことで仕事以外でもバディとなっていく過程がとても情が深いお話でした。 何はともあれレーベル名の「チェリーボンボン」というネーミングがかなり気に入りました笑 丸木戸先生の過去作同様、受けの辛い過去や攻めのモラルの欠如ぶりなど重い要素が多いのですが展開の妙でおりが溜まることなくぐいぐい読み進められます。 仁さんの飄々としつつも肝心なところ…