ももよたん
とうとう真宮はΩである事が結構な人数にバレてしまう。この世界では、性別詐称したΩは直ちに銃殺刑かもしれない、という。そう、バレた時点で人生は詰んでしまうのだ。
しかし。バレるだけバレまくったところで、皆それぞれの思惑があり。そんな簡単に物語は終わらない。おさらいしてみよう。真宮がΩと知って、利用しようとしている犀門。犀門の企みを知り加勢する執事の斯波。発情した真宮を前に、知る事になるリリィ様こと…
真宮は英家の優秀なαという触れ込みで、名門校に編入する。
それは、家督争いをする麗子と同じ学園だった。次期生徒会長の座を狙う麗子に、当主・善次郎は、次の選挙に勝てたら麗子を跡取りと認めよう。そして真宮にはそれを阻止する様にと課題を与える。別に麗子が憎いわけでは無いが、この闘いに勝たねば自分の人生が詰んでしまう。どんな手を使っても、戦わなければならない。自分の中の正義と、切羽詰まった中で苦しむ真宮…
不遇のΩであった真宮はαを擬態する。その為に甥っ子に 未遂とは言え手をかけ、事故とは言え妹の家の使用人を死なせてしまった犀門。哀れな主人公かと思われた彼は悪の道へと転がり落ちて行く。そんな犀門の策略に乗ろうと、手を差し伸べる斯波。もー‼︎ 彼の真っ黒に塗られた眼が怖くて。怖くて。本作ではまだ彼の本当の企みは分からず。
征十郎に愛情と言うには異常過ぎる執着を見せる犀門は、もう少しずつ狂い始めて…
おおお。聞きしに勝るドロドロ度に早々にノックアウトされました。皆さまのレビューを読んでいたとは言え、これはおぞましいですね!うねる様な感情の縺れ、怒涛の展開。
昼ドラも真っ青。往年の韓流ドラマみたく。
また、オメガバース設定なのに。そこここに漂う昭和(しかも前期)感。一筋縄では行かなかったであろう財閥の腐臭漂う悪しき風習。しっちゃかめっちゃかになりそうな設定をこれでもかと盛り込み、練り上げてし…