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華藤えれな みずかねりょう
碧雲
ネタバレ
渦中のロシアが舞台。 みずかねりょう先生の儚げで美麗な挿絵が、内容とマッチ。 冒頭は、レリークと密会するルシアン。 場所は、労働者階級の街のホテル。 アルファ同士の恋愛は禁止、発覚すると、退校と再教育。 レリークは、謎の転校生。 実は、国内一番の成績優秀者なのに、一般クラスに居る ルシアンの実弟、ミーニャは、臓器移植するしかない病。 ミーニャの病院で、ルシアンとレリー…
kurinn
フランスの死神である伯爵と、その伴侶である佳依のその後が伯爵視点で書かれてました。 本編が常に緊張感を強いられる内容だったのですが、こちらはホッコリしてクスッとする内容になってました。 すでに本編の番外編にあった勇舞との再会からは大分経っているようで…でも伯爵の伴侶となる事を決めた時の決意を佳依は忘れていないんです。 移動遊園地で1日だけ過ごす死者の為に、死神の伴侶として最善を尽…
華藤えれな 木下けい子
いつも華藤えれな先生の作品は欠かさず購入しています。 今回も先生らしい優しいお話でした。 優しいあまり佳依の異母弟の勇舞に対する赦しに何度かイラっとしてしまうんですが、この勇舞の存在に最後の最後でウルっとしてしまうんです。 「さみしい神様」ってタイトルも秀逸で、先生の良さがとても良く表れてました。 伯爵が佳依と交流する事によって、感情を手に入れて行く喜びとか、佳依を愛しく思うが故の…
華藤えれな 氷堂れん
ポッチ
作家買い。 華藤さん作品て、今まだ3月なのに今年に入ってすでに2冊目。筆が早い作家さまだなあと感心します。 華藤さんの新刊は、華藤さんらしいヨーロッパが舞台のお話。スパダリ×薄幸受け、というCPのお話ですが、そこに複雑に絡む因子が加わりめちゃめちゃ面白く、そして萌える1冊でした。普段ネタバレ上等でレビューを書いていますが、んー、どこまでネタバレしていいのかこんなにも悩む作品もそうそうないな…
井谷ゆう
明治時代、万博での公演のためにパリに滞在中の能楽師・佳衣。 そこで出会った美しい外国人ラ・モール伯爵。 佳衣のお稽古を見学していた伯爵は、舞台が壊れて下敷きになりそうなところを助け出してくれました。 そこでいい感じになると思いきや、何だかズケズケ言ってくる伯爵に腹を立ててしまいます。 しかし、伯爵からの言葉で自分の能楽への思いと、どのように向き合っていくかを自覚します。 その事に…
華藤えれな 佐々木久美子
とこぽん
医者×医者。 クールな受けが記憶喪失して幼児退行してしまうのですが、そのギャップが良すぎました。 見た目は大人なのに、幼児言葉を使う姿にキュン!純粋で甘えたで可愛くて萌えます。 攻めもそんな受けにメロメロ、そんな2人だけの世界にキュンキュンしました。 かなり昔の作品で、設定は重ためなのですが読みやすい文章ですごく面白かったです。上下巻で長いけど普段小説を読まない人にもとっつきやすい作品なので…
窓月
書影に度胆を抜かれて、お初のタッグ(多分)に歓喜しました。雑誌掲載分+書き下ろしの構成となっていますが、書き下ろしの方がドラマチックで面白かったです。 作者様十八番の外国人と日本人カプ。時代は明治期、主人公の佳依は能楽師です。能楽関係も先生お好きですよね。今回は絵本をモチーフにした、なんと死神もの。和洋折衷ファンタジーです。とにかくイラストがハマっていて、作品のイメージにぴったりでした。 …
あーちゃん2016
けい子先生挿絵だったので購入。攻め受けのキャラ云々より、不思議なテイストのお話だったので中立よりですが萌にしました。雑誌掲載分150Pほど+その続き90P超+あとがき。 能楽の宗家長子として生まれたけれども足を悪くして、異母弟の補佐として流派を支えている佳依(かい)。万博で日本の文化を披露するべくパリを訪れています。衣装の手入れで遅くなってしまったある日、猫に誘われるように夜の遊園地に迷い込…
華藤えれな yoco
こひしゅが
あらすじの糸を紡ぐ、でわかるとは思うが、茨姫をオマージュにしたようなメルヒェンオメガバース。 終わりにほっとしました。 途中までは、魔女が悪役のThe魔女すぎてイライラハラハラしましたが、レオニードとその従者がちゃんとシダを信じてくれてたおかげで、不安や不信感はなかった。 受けの名前がシダなのに加え、レオニードがさん付けして呼ぶから、日本名の志田さん感が強いw 多分「シ↓ダ→さん…
木下さんの挿絵に釣られるようにしてお買い上げ。 華藤さんの新刊は、華藤先生らしいヨーロッパが舞台のお話。ヨーロッパ、というかパリなんですけれども。ちょっぴりファンタジー要素が盛り込まれた、華藤さんらしい世界観のお話でした。 時は1900年。 パリで開催された万博博覧会に、日本の舞台芸術作品が公演されることになり、それに伴い能楽の保月流が講演することになって…