華藤えれなさんのレビュー一覧

フリージング アイ 小説

華藤えれな  雪舟薫 

ドラマcdから入ってまんまとはまりました。

数あるbl小説の中でもお気に入りの作品。
大人な抱擁攻め×クールビューティーツンデレ受け。
前篇は大人の駆け引きな感じですが、後編はお互いの弱みやくっつくまでの葛藤が描かれていて素敵でした。
エロく美しくといった感じで素晴らしかったです。
特に早瀬が過去の確執で苦しんでるときのセックス中の若宮と早瀬の掛け合いや別れを告げたあとに泣きながら追いかける早瀬のシーンがお気に入りです。
場面やツ…

2

飼育の小部屋~監禁チェリスト~ 小説

華藤えれな  小山田あみ 

嫌いじゃないけど何か違う?

内容的には切なく苦しくも愛する人への思いと音楽が作品から感じられる素敵な作品。
でもね、タイトルから連想する内容とはかけ離れている気がするのです。

飼育の小部屋ですよ?監禁チェリストですよ?
もっとドロドロの人間の闇部分やままならない劣情なんかを想像しちゃいますよね。
でも蓋を開けたら意地っ張りで大好きな人に自分の忌まわしい過去を知られたくなくて
精一杯の虚勢を張ってる健気な受けの朔…

6

あの愛にいたぶられたい(表題作 彼の愛にいたぶられたい) 小説

華藤えれな 

男たちの生き様に感動!

四作品の番外編同人誌。

『雪の褥に赤い椿』の番外編目的で購入。
本編で描かれなかった、より深い愛情に感動しました!!
また、スピンオフ元である『恋愛派閥』番外編がすごく面白かったです。


■【ある代議士の告解】from 雪の褥に赤い椿
国会から故郷へ帰ってきた矢神は
出迎えてくれる朝加の笑顔に癒されつつも、
ある秘密を彼に打ち明けるべきか迷っていた。
それは、幼いころ朝加…

4

寵辱カリビアンハーレム 小説

華藤えれな  周防佑未 

綺麗な心を持つ殺し屋?

麻薬の売買を国家でしていると噂される国の皇子と麻薬の根絶を
願う元警察官の殺し屋との禁断のラブでしょうか。

大まかな舞台は世界の富豪たちが集まり豪遊する豪華客船、
その船の持ち主が攻めになる皇子のイアンでイアンの暗殺を請け負うのが
日本人の晄希で、晄希は過去に両親を麻薬中毒の青年に殺されたことから
麻薬を憎み麻薬で暴利を得ているような人物を影で暗殺しているのです。

元々は刑事で…

3

寵辱カリビアンハーレム 小説

華藤えれな  周防佑未 

想像が追いつかないの…

豪華クルーズ船の描写がすごくて…最初は想像しながら楽しく読んでいたのですが、ついに想像が追いつかないように……
出てくる出てくる煌びやかな部屋、大きな庭、プール。
ちょっとしたクルーズ船なら乗ったこともあるんですが、規模が違いすぎて目がチカチカ★昔テレビで見た豪華客船を想像しながら読んだわけですが、それでも「すごいなぁ(ポカーン)」というような豪華さでした。

晄希(受)は信念を持ったス…

1

クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

どうなることかと…

久しぶりに小説を読もうと、表紙買いしました。
華藤先生の作品を読むのは初めてだったのですが、外国が舞台の作品にもかかわらず、
イメージがしやすい描写の仕方だと思いました。

話の内容がシビアだったので最後まで読むのに時間がかかるかと思ったのですが、一度読み始めたら一気に物語の世界観に引き込まれてしまい読み切ってしまいました。

しかし、メインキャラクターの性格の芯は掴めても、場面が変わ…

5

寵辱カリビアンハーレム 小説

華藤えれな  周防佑未 

アクションハーレクイン

そう言って後書きに作者さんが述べられていますが、まさにその通り。
今回この後書きを見て、華藤作品って基本ハーレクイン路線があるよねって改めて思ったこと。
多分そこへレーベル書き分けが入って題名にもなるように、滅茶豪華絢爛、一体どこの金持ちじゃ!?っていうくらいとんでもない豪華客船が登場しメインの舞台になってます。
ハーレムと銘うっても、登場する皇子が放蕩三昧してるっぽい感じでも、沢山の人間を…

7

クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

雰囲気は良いけれど……

ナチス政権下のドイツ。
伯爵家の専属弁護士イザークは、次期当主の生き別れの弟・清春を探しパリへ。東洋の血をひく男娼・ルカを清春とみとめ、連れ帰る。
しかし、実はルカは、伯爵家乗っ取りを狙うロシアンマフィアが送り込んだ偽物。そのことに薄々気付きながらも、イザークはルカの無垢な心の美しさに惹かれていき…。


寒々しくも美しいドイツの空の下、敵同士が秘密の恋に落ち、互いの荒んだ心を癒し…とい…

11

楽園は何処にもない 小説

華藤えれな  実相寺紫子 

最後まで面白かったです。

以前から気になっていた本を手に取ってみました。
なかなか面白かったです。

イタリアで生まれ育った支倉航一はその日まで交通課の警察官としてささやかながら幸せな日々を送っていた。
しかし、週に1度の帰省で訪れた故郷の街で無惨にも殺害された両親の遺体と対面することに。
マフィアの仕事を手伝っていたらしい両親にも非はあるのだろうが、あまりのことにショックを受ける。
マフィアの人間に見つかり航…

8

雪の褥に赤い椿 小説

華藤えれな  小椋ムク 

人知れず身を挺して相手を守る

けなげな受けが登場する話、老舗旅館の御曹司で代議士先生である矢神と
その旅館で仲居をしていて、息子である朝加を捨てて男と逃げた母親のせいで
居場所をなくしてしまった朝加は旅館の女将の温情でそのまま旅館で住むことを
許され、家族と同じように育ててもらう。

矢神は朝加を実の弟のように可愛がり、議員になった矢神を支えるために私設秘書になり
矢神の初選挙を応援しようとしたときに敵陣の罠に係り…

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