華藤えれなさんのレビュー一覧

ルナノベルズ2012 春のらぶらぶv小冊子 グッズ

6作品の番外編SS

7作品(うち2作品は作者が同じなのでコラボ)の番外編SSが6作品収録されています。文庫サイズより縦長い小冊子に二段組で、1作品につき5ページ書かれています。

かわい有美子先生の「金のフォークに銀の匙」が大好きなので読みたくて、なんとか入手しました。その番外編「ちいさなクマの話」は、三谷の目線で進んでいきます。本編で三谷の入院中に不破が贈ったクマのマスコットの話題から、甘い恋人同士の夜に誘われ…

1

雪豹と運命の恋人 小説

華藤えれな  小椋ムク 

モフモフファンタジー×スポ根の化学反応が楽しい

あらすじ:
ロシア貴族で雪豹の化身・サーシャ(攻め)は、森に迷い込んできた東洋人の子ども・凌河(受け)を救う。
それから12年。
フィギュアスケート選手となった凌河と再会するが、触れたものを氷に変えてしまうサーシャは、凌河に想いを打ち明けられず……

サーシャは100年前に亡くなったロシア貴族。
恋人(前世の凌河)を守って命を落としてしまいますが、冬の女神の力で雪豹の化身として蘇ります…

12

スレイヴァーズ グレイス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

シリーズ最終巻

全五巻に及ぶ『スレイヴァーズ』シリーズの最終巻。な、長かった…。そんで、つ、疲れた…。読了後は床に突っ伏してゼーゼーと肩で息するみたいな。最終的に柊一と鷹成の心が通じ合ってよかった。これがバッドエンディングだったら悲しすぎます。二人の幸せを願っていた一読者としても報われないところでしたよぉ。

主人公、倉橋柊一の出自がセレブの上に美青年という設定なので、ストーリー全体に漂う雰囲気はとても華やか…

6

スレイヴァーズ キス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

ドラマティックな王道ストーリー

むかーし読んだJUNE小説体験から、ハマったら絶対抜け出せないだろうなと、この世界に返り咲いた数年前も手をつけなかった小説沼。ちるちるを閲覧だけしていた当初より、その確かな眼力から絶大な信頼を寄せていたレビュアーさまにお勧めいただいた作品です。ご回答いただいた時はもう、嬉しさと感激のあまり卒倒しそうでした。この場をお借りして再度感謝申し上げます。お陰さまで順調に沼に沈みつつあります。(ご報告。)

3

生と死(合同誌)(表題作 LA SANGRE DERRAMAD) 小説

華藤えれな  えすとえむ 

闘牛シリーズの原点

華藤えれなさん、えすとえむさんの合同誌。
華藤さんの闘牛シリーズの元ネタとなるエピソードが散りばめられており、商業誌のパラレルワールドのような世界観を楽しめます。

本作で核となる存在は、亡き天才闘牛士ホセ=クルス。
彼の幻影を追って闘牛の道を極める者、彼らを側で支える者たちの生き様が儚く力強く描かれます。

■ LA COGIDA Y LA MUERTE(負傷と死)by えすとえむ

3

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

真面目な対決モノ

表紙の奇抜さ(笑)に気後れしていた自分のバカバカ!
面白かったです!
タンゴはもともと男どもがストレス発散で踊ってたところから始まったんで、男同士で踊るのも、女扱いして踊ってるわけではないってわかって表紙の可笑しさも薄れました。
だって円陣蘭丸先生の綺麗な絵で真面目な顔して踊ってるんだもん。

受けが麻薬を憎む日本の警察官で、麻薬を扱うマフィアと薬に負けない「漢」なところがよかったですよ…

1

スレイヴァーズ グレイス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

よかったねぇぇぇぇ

大団円でよかったよかった。
CD→発売毎文庫・・ときて待ち切れず新書版を購入してしまいました。
いつまでも愛に気づかない柊一にじれにじれまくったこのシリーズですが、幸せな人生を送れそうな終わりで良かったです。
後遺症なくてよかったね・・・。
でも、もう隠し事はしない、とか、口が聴けるようになったら「愛している」と告げるとか、○○になったら○○しよう、と決めるくせにその時になったらできない、…

5

微睡む夜明けの秘めごと 小説

華藤えれな  梨とりこ 

マッドサイエンテイスト的な

もってあと半時、医者の誰もがお手上げな銃で撃たれた怪我を治してしまうんだから、レオノフは相当な名医と言って良いのかな。

守ってくれたSPを置き去り、もし即死だったとしても放置するなよです。。。
こんな、大臣はいりません。

侑耶の怪我は移植が必要なほど内臓が損傷していて、ドナーとなったのはレオノフの愛するだったらしいんですが……再会を待ち望んでいたのに真実を知ると身体だけの関係で良いな…

4

花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて― 小説

華藤えれな  朝南かつみ 

ひどいひどいひどい

容赦ないよ。京都弁の清祥が美しいなと思ったら、竜二郎が現れて他の僧達の前で清祥の背中にある刺青を晒し、犯そうなんて。
この、清祥の実父の命令だそうで。
二度と仏門に戻れないように後輩の僧達の前で辱しめるのが……冒頭からなんて残忍な……。

本当にひどい父親です。
愛人にするために強姦し、生まれた子が清祥。
清祥が長男だから六代目に?
そして、竜二郎に父親の命令で犯される。
読んでて…

0

ジャガーの王と聖なる婚姻 小説

華藤えれな  周防佑未 

ラテンなジャガー神

ブラックジャガー×日系メキシカンの警察官。
華藤さんとは個人的に相性が悪いのですが、今回もびっくりするくらい萌えなかった。なんていうか、好みの展開の片鱗はあるのに、ことごとくツボを外されるような…。
たとえば、受けが密輸されそうになっているアルビノのジャガーを命がけで助けます。これは萌えな展開なのですが、その後せっかく助けたアルビノジャガーに懐かれるわけでも感謝されるわけでもモフモフさせてもら…

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