華藤えれなさんのレビュー一覧

雪の褥に赤い椿 小説

華藤えれな  小椋ムク 

最初の心構えが私は間違った模様です

華藤さんの書く健気で儚い受けさんを耽溺したくて読みましたが、ごめんなさい、私には合わなかったです。
何が合わなかったかと言えば、このお話の中の政界に違和感を感じてしまったのです。
対抗陣営のあくどい秘書や悪徳政治家が朝加を陵辱し、それを盾にとって矢神陣営のスキャンダルにしようとする場面が何度も出てくるのですが、その度に「これ、あり得ない様な気がする」と思っちゃったんです。だって、これ、被害者が…

2

オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

なんか物足りない…

裏表紙の説明を読んで購入しましたが 読んで見るとちょっと期待はずれな感じがしました。

攻め受けどちらも好感の持てるキャラなんですが
話の展開が妙にトントン拍子、悲劇は起こっていますがなんとなくあっさりな印象。
展開が簡単に予想できるし ちょっとつまらない感じがしました。
(子供が登場しますがあんまり可愛く思えないキャラだったし)

同じ日に購入した ゛禁じられたアルファの子~誓いの…

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親子と1匹で楽しいピクニック

ルウミの骨髄移植手術も成功してすっかり元気になり、ギルバートと真雪とルウミは家族3人水入らずで幸せに暮らせるようになりました。
そんな幸せにあふれた三人が、郊外の牧場にピクニックに行くお話です。
牧場といってもただの牧場じゃない、真雪が自分で作る毛織物用に毛糸を仕入れていた牧場兼毛糸工場を、ギルバートが買い取って、英国の父親の企業傘下のデパートと取引して利益を上げているとか、ギルバートの無自覚…

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オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

健気なスイーツ

オメガバースで子育て話。
華藤先生といえば安定の、健気受けで、ヨーロッパ観光、スイーツ風味です。
主人公は、お馴染みのともいえる薄幸健気受けちゃんですが、今回は彼をベータからオメガに突然変異させちゃった運命のアルファと早々に出会って、つかの間のラブラブ生活を送ったのちの、別離と再会そしてハッピーエンドに至る道筋には、悲惨な試練とまでいうほどの事は起きない(華藤先生作品比)ので、心安らかに読了。…

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秘密の花園

英国貴族のギルバートと日本人ハーフの真雪とお子様ルウミの後日談。


絵画が認められ、パリのギャラリーで個展を開くことになったギルバート。真雪とルウミを連れてパリにやってきています。実業家の顔をもつ英国貴族である上に、万人に愛される絵を描く画家という肩書まで加わり、ギルバートは注目の的。片やルウミはピアノがお気に召したようで、さらにレッスンに励むようになり、パリにいる間にいい先生にレッスンを…

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オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

きら甘ジェットコースター

マドレーヌの次はシナモンロール??と手に取ってみたら、ほんとにシナモンロールでした!めっちゃ美味しそう!!!手先が超器用なオメガちゃんの、キラキラ+甘い+展開めっちゃ早いと感じたお話本編240P弱+あとがき。展開早くてシンクロしにくかった⤵+各種スイーツ、小物記載で気分上がる⤴=萌にしました。受けさんが元ベータ→突然変異でオメガにというところが、王道にプラスアルファかな。

ヘルシンキから祖国…

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オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

薄幸健気受けさんが大好物の方に

華藤さんの新刊はタイトルからも推測できるようにオメガバースもの。あらすじとタイトル、そしてコウキ。さんの描かれた表紙に惹かれ購入しました。




えっと。
あらすじに書いておる通りの内容です。

真雪は不完全なオメガ。
「不完全」というのは、先天性のオメガではなくベータから突然変異でオメガになってしまったから。息子の変異がきっかけで仲たがいし離婚してしまった両親、その後急逝した…

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オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

あなたが居るから、世界の全てが愛おしい

こちら、エストニアの小さな街タリンを舞台にした、オメガバースで身分差ものです。
テーマが世界名作劇場風の昼メロとの事で、甘くてふんわりしたオメガバースを目指されたとの事です。

そんなワケで、私の感想はズレてるかもしれませんが、個人的には切なくて切なくて身悶えしちゃいましたよ。
これ、二人の愛と言うのが、最初から最後まで揺るぎ無いんですよ。
どんな状況だろうと。
だからこそ、二人を襲う…

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裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

闘牛愛がこれでもかというくらい

作者さんの闘牛愛がつまったお話ですね。

理央の半生はレジェスと共にありますね。
傲慢なレジェスと記憶を無くした後の尽くすレジェス。どちらも愛しくて苦しむ理央。

回想シーンや闘牛シーンが多くて辛い場面も多く、昔も今もレジェスが何を考えてるのかわからないので、だからどうなるの?と早く結末を知りたい一心で読みました。

理央以外はわかっていた二人が出会った最後の一年半の記憶を無くす前の…

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竜伯爵の花嫁選び 小説

華藤えれな  yoco 

人間の傲慢さや身勝手な思いに絶滅寸前の竜一族と花嫁

その昔、人との間でしか子を成せない竜と人は、外敵や災害から守り自然の恵みを与える代わりに70年に一度花嫁を差し出す契約をしました。

日向は竜の花嫁選びの祭事を司る子爵家の後継者でした。

花嫁選びの日に竜を退治して宝を奪おうと考えた村人によって殺されそうになったところ竜に浚われた日向です。
竜のもとから逃げ出した日向が偶然出会ったにが森の番人フィレンツでした。

日向は、子を成すた…

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