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14/63(合計:621件)
華藤えれな yoco
はるのさくら
ネタバレ
ラストが気になりまくりで、ページをめくる手が止まりませんでした。 受け様は、エデッサ公国の第二王子でオメガのシダ。 義母で魔女のイリナが兄を狼に変えてしまい、その呪いを解くために1人『聖なる森』へ。 薔薇を育て、その薔薇を使って糸を紡ぎ、魔物を払う絨毯を作る。 その間、言葉を封じなければならない。 ここで出会うのが、攻め様であるスタボリア国の王子レオニード。 何事にも執着せず、…
ぴれーね
切なくも甘くてロマンチックな、おとぎ話風オメガバース作品になります。 こちらですね、故国を救おうと重い使命を負う主人公と、ストーリー自体は結構過酷なものなんですよね。 なんだけど、印象としてはひたすら美しいしただただロマンチック。 もう、うっとりとため息しか出てこないんですよー! これな、二人の愛がとにかく純粋なのと、健気で芯の強い主人公に穏やかで心根の優しい攻めと言う、彼等のキャ…
ポッチ
華藤さんて個人的に当たりはずれがあるので(いや、失礼)購入をためらいましたが、yocoさんの描かれた表紙がとっても素敵で。思わず手に取りました。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公はオメガのシダ。 彼はエデッサ公国の第二王子だが、オメガであること、そして第一王子である兄とは腹違いであること(王の正室が生んだ子ではない)ことから利権争いとは無縁の立場にいる。 …
ぷれぱーる
yoko先生の表紙に惹かれて拝読させて頂きましたが、童話チックな雰囲気の素敵なオメガバースでした。 童話×BL=エロの方程式(偏見?)を打ち破る、健気なイノセントラブに何度もうるっときてしまいました。 健気×健気、敵国の王子同士という大好きなカップリングで、特に攻めのレオニードの一途な愛には感動しかなかったです。 魔女になった継母に義兄を狼に変えられてしまった、第二王子のシダ。 …
華藤えれな 佐々木久美子
ふばば
ドラマチックBL下巻。 「シナプスの柩」名義の物語は、一冊の1/3位で一度終結。 上巻の終盤、記憶の混乱の中で樋口がなぜ長山のことを話してくれないのか、長山の言うことは本当なのか、どうしても知りたいんだ…という水斗は長山に会いに行ってしまう。 というところからの下巻。 当然、長山は再び水斗を手篭めにしようと。 そこに樋口が現れて、これまでの癒着やら医療過誤やらの長山の犯罪は今から警察…
これ、私には「悲報」ですよ。 時々、粗筋も何も見ず小説をドバッと買う時があります。本作も「メディカルサスペンス」とチラ見して購入してあったもの。 ただ…吟味してたら多分買わなかったかも。なぜなら「記憶喪失」ものなんだもの。 私、記憶喪失ものってイマイチなんですよね。 とにかくコレが絡むと物語に逃げを感じるし、ドラマチック過剰だし。 本作も途中で気付いてあらら…だったけど、何かご縁があった…
華藤えれな 葛西リカコ
碧雲
小説らしい小説だった。 危なっかしい沈没寸前の小舟に乗っているような展開で、面白い。 --- レンベルク伯爵家の弁護士イザークは、行方不明の伯爵の孫を見つけることが出来たら、代々継承する伯爵家の仕事を辞めて、自由になる約束を交わしていた。 パリの男娼館で働いていた「伯爵の孫」と自称する東洋系の美貌の男娼、清春と出会い、屋敷に連れ帰る。 実はルカはナリスマシ。ロシアンマフィアが財産を狙って…
華藤えれな 八千代ハル
感想。 貝殻型の本物のマドレーヌを、紅茶に浸して食べたくなります。 優杏の作るマドレーヌの描写が、美味しそうでたまらなくなります。 物語は、いつもの華藤えれな先生の「健気な受」物語の定番型にはまった展開なので、どんだけ苛められてもハッピーエンドを信じて安心して読める作品です。 読み終わってみると、全くあとがきに記載の通りの展開でした。 --- シャレード文庫のオメガバース祭り参加作…
この小説は、深層心理に興味を持つ人が読んだら、多分物凄くオモシロイ内容だと思います。特に、ユングの夢分析にほぼ沿っています。自分探しのヒントになると思います。 なので、この小説を深層心理分析に興味がない人が読むと、エロ少な目だし、訳不明の陳腐な内容に感じると思うので、お薦めしません。読まない方が良いです。 不評レビューが上がると、努力して再編集した著者の労が報われない、気の毒すぎます。 …
BL版白い巨塔? あとがきに書かれていましたが、著者が専門家の情報を得ながら書きあげた作品だけあって、いい加減ではなく真面目に細かく書かれていてとても面白かった。 でも、テーマを欲張りすぎたのか、少し物足りない。悪徳院長をもっと追い込んでやって欲しい。 特に、主人公の水斗が記憶喪失になって、記憶を取り戻すまでのプロセスが、専門家の情報を元にしてしっかり書かれているなーと、興味深々でのめ…