たつもとみおさんのレビュー一覧

回帰したシリルの見る夢は 小説

riiko  たつもとみお 

ドロ沼からしか得られないカタルシスが最高

web連載時から大好きな作品で、書籍化を心待ちにしていました。
書籍化にあたり激しい凌辱シーンはカットされていました。

『回帰したシリルの見る夢は』は、
壮絶な最期を迎えた主人公シリルが過去に回帰し、断片的な記憶を頼りに今生は何とか無事に生き延びようと、悪戦苦闘する物語です。

主人公シリルの一人称で語られるので、
シリルの思い出した記憶の欠片を元に、
読者の我々もシリルフィルタ…

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明治従属タングステン 上 コミック

たつもとみお 

思い出の作品

BL沼にハマる入り口になった作品です。

子供の頃に姉の影響で少年漫画のアンソロを読んだことがありましたが、それ以来えっちなBLには触れておらず、がっつり最中の描写もある「BL」というジャンルの漫画を読んだことがなく…恐る恐る入り口を開いたのを覚えています。

この作品は、たまたまおすすめに出てきて、「表紙がなんだかいいな」と、そんな小さな好奇心が読むきっかけになりました。

ストーリ…

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回帰したシリルの見る夢は 小説

riiko  たつもとみお 

人によっては好き嫌いがありそうな超拗らせBL?

公爵令息の受け(オメガ)は、王太子である攻め(アルファ)の婚約者だ。
しかし、1度目の人生では王太子に恋人ができてしまい、自身にも臣下を宛てがわれ番となってしまう。嫉妬に狂った受けは、結果、王太子の手で断罪されてしまい、、、

トラウマしかない1度目の人生。

2度目の人生では断罪されないように、と王太子のことを好きにならない。王太子と恋人との仲を応援する! などと頑なに決意したことが、…

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回帰したシリルの見る夢は 小説

riiko  たつもとみお 

忍耐強くお読み下さい

まずひと言。

こーじーらーせーすーぎーだーよーぉーぉー!

いやいやいやいや。どんだけ思い込み激しいのと、人の話を聞かないんだって話で。周囲の人が主人公・シリルの思い込みと宇宙レベルの盛大な勘違い・誤解に振り回されてることに同情してしまいました。

シリルの勘違いで恋心が報われないフランディル。
シリルの勘違いで愛を伝えても信じてもらえないフランディル。
シリルの勘違いで嫌われて…

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「ネコ×ネコ」電子限定特典「智史×敬太の初エッチ」 グッズ

2人の初めて

コミックシーモアさんで無料配信されていた時に読みました。
こちらのサイトではこの特典とコミックシーモアさん限定特典も付いています。

電子限定特典は2ページ漫画で、2人がまだ高校生の頃だった時のエピソードです。
タイトル通りの状況なのですが、敬太君がまだ中学生くらいにしか見えなくて可愛いです。
ノンケの智史君に対し、出来るだけ自分が男の子に見えないようにと気を遣うのが健気。
それに対し…

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恋じゃないなら愛かもね 小説

海野幸  たつもとみお 

後半が好き

利用者×相談員の結婚相談所もの。
高スペックのはずなのに、なかなか2度目のデートまでいかない問題児や攻めを受け持つことになった受けのお話。
決して悪くはないのだけれど、失礼ながらこれといった目新しさと盛り上がりには欠けていたかなと思います。
攻めからの受けへの気持ちも分かりづらいような…と、表題作は中立寄り。
ただ、後半の書き下ろし部分が良かったんです。前半で感じたフラストレーションをパッ…

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王の愛した無垢な花 小説

chi-co  たつもとみお 

試し方!なんだその理由は!

動物の気持ちがわかる無垢で純粋なリオが、国鳥の世話係に指名され村から王城へ。
なんだかされるがままなリオでした。

なんといっても主役級な存在感のシルフィーが良かったです。3つくらいの単語で会話できる賢くて可愛くて美しい赤い鳥。

オズワルド…。なんつー試し方しとるんじゃ!?許すか許さないか?それがなんで強姦なの?君の過去の葛藤とリオと関係なくない?優しいリオにつけこんで。しかも2回目も…

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恋じゃないなら愛かもね 小説

海野幸  たつもとみお 

No Title

 結婚相談所で働いてる受け(ゲイ)と、利用者の攻め(ヘテロ)。
 最初は他の利用者と同じ対応をしてたけど、模擬デートやお宅訪問など他の利用者にはしないことをして、親身になりすぎた結果、無自覚に恋しちゃってた。
 なかなか婚活に本気を出さない攻めだったけど、マッチングした数人の中から唯一「こいつがいい」と指名した相手が、攻めの初恋の女。
 本来なら喜ばしいことなのに受けは喜べず……。

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恋じゃないなら愛かもね 小説

海野幸  たつもとみお 

”あなたは一生もの”

いや〜〜、もう本当に海野幸先生の作品にはハズレがないです。。

たつもとみお先生の美麗な表紙と挿絵も素敵で、ずうっと見ていられる気がする。
(たつもと先生の『ネコ×ネコ』大好きです)

実は本編を読んでいる時は、黒川(攻)はもっと肩幅がガッと広くて少し髪も長めでイカつい感じをイメージしていたのですが。
合間合間のたつもと先生のイラストを見ているうちに、もうこれが黒川だ…と納得。

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明治従属タングステン 下 コミック

たつもとみお 

亮二の過去と中原の最期

亮二にとってエドがなくてはならない存在になり、その辺りの心情を丁寧に描いていて上巻より良かったと思いました。
ただやっぱりエドの年齢設定には違和感があったなー。年下攻めと言っても、実際は高校生くらいの年齢の子どもなんだよなーと思うと複雑な気持ちに。
また下巻では亮二の過去と中原との関係性も明らかになりましたが、現在連載中の過去編でここが詳しく描かれてますね。辛い(泣)
過去編を少し読んでしま…

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