秋吉しまさんのレビュー一覧

東宮御所の稀なる妃 ~比翼のつがい、連理の運命~ 小説

夕映月子  秋吉しま 

文字で味わう雅

舞台は和を感じさせる架空の国。
そして、オメガバース作品でもあります。

時代的に結構前ということもあり、登場される方々は皆さん直衣等の和服をお召しになっています。
和服って良いですよね・・・
お顔の美しい方がお召しになるとその美しさが何倍も増すような気がします。

さて、前置きはこの辺にしておいて、感想を。

もうページをめくるたびに美しいという言葉しか出ませんでした。
時代…

5

崇愛のもふもふ~狼皇子はウサギ王子を愛でたい!~ 小説

朝香りく  秋吉しま 

ふわふわのもふもふうさぬいのかわいらしさ


狼皇子のうさぎ王子への崇拝にも似た愛


雷が落ちると竜に変化する竜血樹のある世界。
各国の王族のみが竜を倒すことができる、にもかかわらずうさぎ族の国フロッティ王国では竜を倒す手段がなく、あるのは防御と幻惑、治癒の魔道のみ。
そのため、世継ぎ以外の王族は近隣の強国に竜を倒してもらう対価として魔道を提供するため移住することになっています。
18歳になったフロッティ王国第2王子フレイ(…

0

ナイトミルクアソート コミック

秋吉しま 

文字通りアソート

「ヘッズ」「ヘブン」のその後が読める短編アソートです。

ラブシーン多めでとろとろ。どちらのCPも風俗が舞台の割には本編でそこまで本番してないので(ある意味風俗だから本番してないのは正解か?)、ご褒美的な一冊でした。

「ヘッズ」のレビューにも書きましたが、昌×歩CPの魅力に「アソート」でやっと気づけたのは収穫。女王様タイプの受けは、年下ヘタレ気味攻めだとしても、どこかで女王様が振り回され…

0

ナイトミルクヘブン コミック

秋吉しま 

「ヘッズ」のスピンオフ

「ナイトミルクヘッズ」→「ナイトミルクヘブン」→「ナイトミルクアソート」

「ヘッズ」から主役交代のスピンオフです。「ヘッズ」読んでる時、川瀬さんに全然注目してなかったので、ぶっちゃけ居たっけ…?ぐらいの…ごめん。「ヘッズ」があまり好みでなくろくに読み返せてないせいもありますが、大和×川瀬CPの方が断然好きです。大和のビジュアルが好み…ホスト時代の大和さんがどんな風か気になる。

周りには…

0

ナイトミルクヘッズ コミック

秋吉しま 

シリーズ1作目

「ナイトミルクヘッズ」→「ナイトミルクヘブン」→「ナイトミルクアソート」

「ヘブン」は「ヘッズ」のスピンオフなので、必ずしも順番に読まなくても問題ありません。「アソート」は2つの作品のその後を描いた短編が複数収録されているので、後で読むことをおすすめします。

シリーズ3冊とも読んでの感想ですが、「ヘッズ」のみ読んだ時点では昌×歩CPのうまみはあまりわからずじまいで、「アソート」のラブっ…

1

ヤクザから貞操をしつこく狙われています 小説

稲月しん  秋吉しま 

ヤクザさん

稲月先生のデビュー作なんですね、おめでとうございました。うっかり続きの方を先に読んでしまって面白かったので、遡りました。やっぱり面白かったので萌2にしました。本編220Pほど+後日談28pほど+あとがき。

気がついたらビジネスホテルの一室、すっぽんぽんの比呂(ひろ)。飲むと記憶がなくなり、誰彼構わず口説くという悪癖があり、おまけに顔のパーツ全てが配置よく整っているらしく、堕ちないことは無い。…

0

好きも積もれば恋となる 小説

川琴ゆい華  秋吉しま 

嘘から…

川琴先生の作品&リーマン同士の恋に惹かれて購入。
仕事のできる後輩攻め…いやぁおいしい。

恋人の振りでの同棲生活を始め、清史郎が作った「同棲TO DOリスト」を消化するにつれて、どんどん恋心が芽生える継海が可愛かったです。
また、実は料理なんてできないのに、好きな継海を落とすため、がんばる清史郎が健気で一途で、可愛いなと思いました。

本の帯に書いてあった「策士攻め」をみて、エッチも…

0

東宮御所の稀なる妃 ~比翼のつがい、連理の運命~ 小説

夕映月子  秋吉しま 

この空気感を楽しみました

読んで夕映さんのイメージが大きく変わりました。
以前から綺麗な文章を書く作家さんだとは思っておりましたが……
ある意味『もったいぶった』今作の語り口で、私は一気に平安朝(『なんちゃって』ですが)の世界にドップリと落とされちゃいました。
お上手!
お上手でございます、雰囲気のつくり方!

オメガバースですが、お話の構造は『後ろ盾のない不遇な姫が、その清らかな美貌と楽や歌詠みの才気によって…

3

あなたのものにしてください 小説

夕映月子  秋吉しま 

じれったいほどに丁寧にゆっくりと

心から愛し合う恋人たちに肉体的な繋がりは必要なのか?

あまり昨今のBL小説作品では見かけないテーマに惹かれました。
高校生でもなく、大学生でもない。
けれど、じれったいくらいにあまりにもピュアなお話。
社会人の大人同士が、直接的には触れ合わずに、言葉と仕草で少しずつお互いへの小さな「好き」の気持ちを積み重ねて、2人で大きくふくらませていく様子が両視点で丁寧に綴られています。

もう…

0

ヤクザの愛の巣に鎖で繋がれています 小説

稲月しん  秋吉しま 

稲月先生の過去作品探索中。「ヤクザから貞操を・・・」の続きで1作目未読でしたが楽しく読めました。楽しくって好きですが、独特の書きぶりが少し気になったので萌2より萌にしました。本編180Pほど+その続き60Pほど+あとがき。

大学3年生、顔だけは無駄に整っているためヤクザの柏木に惚れられ、同棲に雪崩込み2か月となった比呂。柏木がいない間は部屋に護衛、大学にいる間は友人の亮が護衛という超過保護ぶ…

0
PAGE TOP