緒花さんのレビュー一覧

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

大人のラブコメ

仕事中心の生活をしすぎて恋愛がおろそかになっている20代の男性2人のラブストーリー。大手航空会社の男性CA24歳ノンケ×男性向けおしゃれ雑誌の編集兼ライター28歳ゲイのお話で、面白いのはもののはずみみたいに体の関係から始まった所。

そのセックスが最悪で受けは攻めに「ヘタクソ!」と罵声を浴びせて別れて数日後に仕事で再会。日本で少ない男性CAを受けの雑誌が取材するというもので、攻めが意地悪な女性…

3

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

へたくそ

表紙買い。へたくそって、もちろんアレですアレ。キラキラ王子なのにへたくそ。なんだか、どっかその辺にいそうな感じだなあと楽しかったので萌2より萌にしました。雑誌掲載分130Pほど+その続き130P超+あとがき。CAと編集者さんの恋話が楽しめると思います。

二か月ぶりに馴染みの店に顔を出した奏。恋人ができても仕事優先になりがちで、あまり続きません。恋をしたいんだけどなあと思っていたら、カップルに…

6

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

斬新な出だしに心鷲掴み。

あらすじに惹かれて手に取りました。

BLって大体攻めさんがめっちゃお上手で、受けさん初っ端から中イキしちゃう、みたいな流れって割と定番ですよね?それが受けさんに「へたくそ」って言われちゃうって…、どんな攻めさん?

とか思ってですね。
何しろタイトルにも「へたくそ王子」ってありますしね。
うんうん、どんなお話かなー?と。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




8

23:45 コミック

緒花 

ポエム系かな?と思ったら

なかなかに凝ったストーリーでした。

幽霊(物理)の理由など、ハッキリと描かれていないところがあるため、最後まで少々不可解な部分を感じたのが正直なところです。
モノローグの言葉選びが独特で、その辺り好みがわかれるかも知れません。文学的というよりはやはりポエムっぽい。そこがこの作品の個性でしょうけど。

しかしながら作者さまの繊細な絵柄がこの作品の世界観にとてもマッチしており、作品としての…

1

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

ずっと泣きながら読みました

やっと…やっと読んだ…
結構前から購入リストに入れておいたけど『悲しいのかな泣くのかな』と気持ちを固めてから読もうと思ってずっと読めずにいた作品
けど広告?で見た緒花先生の『ハッピーエンドだよ』の吹き出しに心押されてやっとの思いで読んだ!読んだけども…ハッピーエンドとわかっていても大体最初から最後まで胸ギューッてなって泣き通しでしたわ
また絵がキレイすぎてもうほんと表紙見るだけで今は泣ける

7

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

これでいいのだ

桜が咲く頃に戻ってくる、傷ついた渡り鳥と同じように
佐倉くんが魅力的な大人になってお客さんから連絡先をもらったりなんかするような頃に戻ってきた

至は北斗にじっくりと癒やして、育ててもらっちゃって好きになれて良かったけれど社会人と学生でも同じようにやってはいけなかったんじゃないかと思う
待っていても同じように帰れるとは限らないし

でも、至から一緒に行くか誘ったときについていっても良か…

5

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

健気ワンコ受けは案外男前

お初の作者さんの作品でした。絵がとてもキレイ。
大学生と専門学校生の同棲ストーリーか?と思いながら読み進めたのですが、1話の最後で不意打ちに切なくなり驚きました。タイトルに別れの言葉が入ってるし、察しろよっていうハナシなのですがね。

2話からは2人が出会った高校時代から、付き合うに至って、何故離れる事になるのかが描かれています。
受けの北斗からの好意が煩わしく、約束は守られるためにあるの…

1

昨日の恋敵は今日の恋人 小説

愁堂れな  緒花 

無自覚美青年


同棲(結婚)詐欺にあった者同士の犯人捜し。


天涯孤独な大学生の清瀬幸喜(受け)が親しくなった女友達・桃香と成り行きでルームシェアすることになり、渡された鍵で指定されたマンションへ行くと、そこには金髪碧眼の男・テオ(攻め)が・・・
このマンションはテオが桃香と結婚する予定で購入した億ションだというのです。
幸喜は敷金礼金として30万を桃香に渡しており、マンションを買ったテオに比べれ…

1

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

約束

とにかく明るいコミュ強の陽キャワンコ系男子北斗(受)と、“約束”を嫌悪し、早く”大人”になりたいと変化を望んでいた訳ありスレちゃった系無口男子至(攻)の、出会って別れて、そしてまた違う形になる、救済ラブストーリーです。

あらすじを先に読み、お別れが前提で付き合ってる二人のお話だというのは把握していたので、その上でタイトルの「ノット ロンググッドバイ」にどう繋がるのか、どうして二人は別れなけれ…

7

23:45 Re; コミック

緒花 

波動の切なさのあとにこころが満ちる

中盤過ぎまでずっと涙が止まらず。
切ないに次ぐ切ない。畳み掛けるように切ない。寄せては返す切なさ。

続編、あったんですね。存じ上げず。
大変遅ればせながら読みまして。泣きまして。

前回、未森が意識を取り戻して、再会した育が思いを告げたところで終わりました。
その後の未森目線多めの話でした。

自分の知らない記憶を語る育。
育が語るのは自分であって自分ではなくて、育が見ている…

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