上田アキさんのレビュー一覧

来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

壊れたモノを直す愛情

回収された廃品を直しながら人の心も癒す愛情にジンワリする1冊。

表紙で廃品回収が関わるお話だと分かってたのですが、
まさか攻め自身がその回収された廃品だったとは!!
過去が明らかになった時・捨てられる過程に驚き。

お仕事をしている風景やお客さんとのやり取りなど、ごくごくありふれたリアリティのある日常が綴られているのに、"子供を廃品回収に出す"という部分だけ現実味…

2

来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

カタルシスの物語

受けの寛大なる心と家族的な大きな愛情によって、攻めの魂が浄化されるお話。
エロいシーンが少なかったにも関わらず、2人の結びつきが強かったので、全く気になりませんでした。
攻め受けもそこまで感じませんでした。
受けが不良品として自分のもとに来るものは全て子どものよう、と話していたくだりはジーンと来ました。
自分も晴仁さんの持ち物になりたい!って感じですね。
独特の話し方も可愛らしく感じまし…

4

来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

読後感がとてもよい

こちらの作品はノーチェックだったのですが、レビューを拝見して手に取りました。すごくよかった!次回作が楽しみなお気に入り作家がまた増えました。表紙もですが、中の絵がとっても素敵なんですよ。ちなみに黒髪の彼・晴仁は大きな瞳のたれ目♡

傷ついていても自分からはその傷を見せられない…そんな相手をあたたかい毛布で包んであげるようなお話だと思いましたが、実はそれをずっと求めていたのはもう片方でもあって…

6

来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

何でも回収、何でも修理いたします

何でも回収し、修理する廃品回収業を営む晴仁(受け)に、ある夏の日に桜次郎(攻め)は拾われた。明るく面倒見のいい晴仁と一緒に廃品回収をしながら、自分がここにいてもいいのか、いつまでいられるのかを考え過ごしている桜次郎だったが、ある日かつての自分と同じような少年の回収を依頼され…。


雰囲気がとても独特で、現代ものなのにどことなくSFっぽい印象を受ける作品でした。
雰囲気はいいのですが、説明…

7

来たる晴れかけの明日よ コミック

上田アキ 

「廃品回収」がもたらす温かなドラマ

青空をバックにシュッとしたイケメン二人(廃品回収業者!)が佇む表紙が素敵な一冊。
人と人の繋がりの素晴らしさ、温かさが様々な「廃品」のエピソードを通じて描かれたハートフルな作品です。

廃品回収「ハレノヒ」を営む晴仁(受け・28歳、表紙右)と、彼の下で働く桜次郎(攻め・22歳)。
二人の出会いは数年前、ゴミ捨て場に捨てられていた桜次郎(当時10代)を晴仁が拾ったことに始まります。

わ…

14

エンドスタートライン コミック

上田アキ 

気になる後味

カバー下の漫画まで含めて読み通して満足の溜息を
吐いた後、ふと老婆心ながら思ってしまいました。
デビューの一冊にしては一寸ハードルを上げ過ぎたんじゃ
ないでしょうか?
いや、ここから更に跳んでみたいんです!と言う
意気込み込みならむしろ背中を押しますが。

多分この作者さんがその気になればカバー表の
二人の話だけで全てを押し通す事も出来たでしょう。
でも敢えてそれをしなかったのは…

3

エンドスタートライン コミック

上田アキ 

構成が上手い

廃校になった高校をめぐるオムニバス3編。
この3編に登場する3っつのカップル?のお話は、時間の軸が過去だったり未来だったりと、それぞれ重なったり、重ならなかったり、この構成は凄く上手くて、おもしろかった。
ちょっとアナログっぽい感じの絵も結構好み。
この表題作のシリーズだけだったら神に近い萌2って感じだったんだけど、間に挟まったお総菜屋さんの話が、、、。
胃袋をつかんで餌付けでゲットは、恋…

2

「エンドスタートライン」アニメイト特典ペーパー グッズ

バックヤードで恋人を想う

「フロム・グリーンキッチン」の漫画が載っているペーパーです。
本に折らずに挟めるサイズのペラ紙に印刷されてました。

スーパーのバックヤードでのこと。

同僚のおばさんから名切は、
仲いいよねぇ、お客さんの高野さんと!
そんな風に声を掛けられます。

そのおばさんの娘さんが、
いつもこのスーパーに寄っていて、
名切と高野さんをよく見かけるようで、
高野さんがしゃべってる時に…

2

エンドスタートライン コミック

上田アキ 

アナログ感が素敵な上質短編集

4CPのお話が入っていますが、エッチシーンは1CPのみ。
他は攻め受けがどちらなのかもはっきりしません。
でも、雰囲気とまとめ方が素晴らしくて、十分魅力的な本でした。

最初の3作品は、廃校になったある高校にまつわるお話です。

■表題作「エンドスタートライン」
高校3年の夏に学校が廃校になり、別の高校に移った早川(表紙右)。
陸上部の彼は、愛着があったその廃校に夜ひとりで忍び込ん…

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