手嶋サカリさんのレビュー一覧

S捜査官は跪かない―Dom/Subユニバース― 小説

手嶋サカリ  みずかねりょう 

麻取と刑事サイコー!

大好きなスリリング設定です。最近少ない貴重な刑事受け。しかもみずかね先生のエロチック表紙キター!表紙の帯を外すと受けの素敵な腹筋が。たくさん表紙を描かれているけど意外とこんな肌色多めのは少ないのです。

D/S設定というのも初めて読みました。SというのはSubと言ってオメガバースのオメガにそっくりで発情ありのメスみたいな感じ(言い方)。29歳にしてその属性に目覚めてしまう受けはなんとも気の毒。…

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S捜査官は跪かない―Dom/Subユニバース― 小説

手嶋サカリ  みずかねりょう 

Dom/Sub

みずかね先生ホイホイで購入。Dom/Sub初で、まだ何だか馴染めなかったので中立より萌にしました。何作か読んで慣れるのを期待したい。本編260P超+あとがき。Domの方にも発情があるってちょっと新鮮。

発足と同時に特殊性向犯罪対策本部に配属された静。この組織は、D/S性向を刺激する違法ドラッグ等を取りしまるもので、厚生労働省の麻取から派遣されてきた審議官の面倒を見る羽目になり・・・と続きます…

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S捜査官は跪かない―Dom/Subユニバース― 小説

手嶋サカリ  みずかねりょう 

待っていましたよ‼︎

新作、めちゃくちゃ楽しみにしていました!色々な設定を楽しませてくださっている先生ですが、新作Dom/Subとは…‼︎これはもう、期待しかない‼︎しかも警察ものです‼︎


主人公の羽田静は、警察庁のエリート。将来が約束されているのは警察出身の父の後ろ盾があってのこと。親の期待に応えるため、幼少期からその思いに支配され続けてきた羽田。誰にも弱音を吐けない精神的な孤立の中で、職務に身を投じてきた…

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S捜査官は跪かない―Dom/Subユニバース― 小説

手嶋サカリ  みずかねりょう 

D/S設定を楽しみながら犯人探しも楽しみ、萌えの供給もできる

初読み作家さん。
読みやすく面白かったーー!
手にしたのは刑事ものという事とDom/Sub作品だったから。

ご存知の方も多いかと思いますが、D/Sというのは「支配欲求を持つ者」と「被支配欲求を持つ者」。極端に大雑把な言い方をすると、命令する側とされる側。
SM作品との違いとしては、SMが性趣向の側面を持つのに対し、D/Sは本能であるというのが大きいのではないだろうか。
つまりは、抗え…

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S捜査官は跪かない―Dom/Subユニバース― 小説

手嶋サカリ  みずかねりょう 

Dom/Subユニバースものということで。

初読みの作家さまでしたが、今人気上昇中らしい「Dom/Subユニバース」ものということと、みずかねさんの描かれた美麗表紙に釣られて購入。

Dom/Subユニバースものはまだ2冊目で(1冊目は山田ノノノさんの「跪いて愛を問う」)、今一つ世界観を理解しきれていないような気もしましたが、ストーリー自体非常に面白く一気読みしました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公…

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灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

ぐいぐいと読ませる作品

作家買いです。

人間と半獣という種族が存在する、限りなく現代に近い架空の世界。
東京の外れにある、半獣達が多く住む半周諸島が舞台です。
雇われバーテンダーをしながら暮らす、ヒトと半獣のハーフで狼の"半獣"である一灰(イチカ)と、20年前に島に捨てられていた赤子で、偶然見つけた一灰によって保護され島で共に育った"人間"である楓。
一灰は、人間の父親…

3

灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

拾った幼子が成長した後

先生買い。ファンタジー設定なんだけど、対立する関係をどうするかといった所に手嶋先生らしいなあという印象なお話、本編260P超+あとがき。攻め受けにきゅんしたか?と問われると否なので中立よりの萌です。年下攻めにはあんまり萌えないんだよな。

ヒトの父には逃げられ、半獣の母を亡くし、施設で大きくなった狼の半獣である一灰(いちか)。亜熱帯に属する半周諸島で、雇われバーテンダーをして生計を立てています…

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灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

年下猛獣攻め?

現代日本の架空の島を舞台にした、年の差ケモファンタジー。

人間と狼の間に生まれた一灰は、バーの雇われ店長。中学生の頃、捨て子だった男児を保護し、楓と名付けて弟のように可愛がってきました。

一灰が生活している島の住民はほぼ半獣で、唯一島民として黙認されている人間は本土の大学に通っている楓のみ。

時の政府が島にカジノを誘致し、やんわり隷属させようとする目論見に、島民達は不満を募らせま…

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灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

狼だもの、家族の物語でもある

好きな作家さんです。
この方の書かれる『触れなば落ちんという風情でありながら実は芯のある受けさん』も良いのですが、一番好きなのはその風景描写なんです。
今作の冒頭でも西日に照らされた一灰の部屋が書かれています。
南国の強烈な夕日に照らされて、畳の毛羽立ちまで赤く見える部屋。
このたった6行しかない部屋の描写で、静かに荒んでいて寂しい一灰の世界にスルッと入り込みました。
これだよ、これ!

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灰と獣 小説

手嶋サカリ  北沢きょう 

クール見えて情のあつい、美人受けは良いですな

実は前作で、その独特の世界観に魅了された作家さんになります。

で、今回も、その世界観が存分に味わえるのです。
ダーク寄りなアンダーグラウンドの世界で繰り広げられる、半獣と人間の対立。
そして、20年前の事故の真実ー。

えーと、推理サスペンスものとしてとても面白くて、グイグイ読ませてくれるんですよね。
また、その事故の裏に隠れていた、意外な真実に心を打たれると言うか・・・。
まぁ…

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