波真田かもめさんのレビュー一覧

スモークブルーの雨のち晴れ 1 コミック

波真田かもめ 

じわじわ良さが感じられるんです。

先生もカバー帯でも仰ってるんですが、人生が感じられる作品なんです。
攻め君は長髪なんですが、色気があってステキです。男性の長髪は清潔感が大事と思うのですが、それもあるし、家事もできるし、少しぶっきらぼうですが、いい男です。
出てくる受け君との関係性は、私は好きです。
お互い助け合って生きてるんです。あー、いいなぁって何回も読み返していますが思います。
ポケドラやYouTubeで音声ドラマも…

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たまゆらの日日 コミック

波真田かもめ 

大学生甥っ子×39歳(→40歳)義理の伯父

波真田かもめ先生の作品、『スモークブルーの雨のち晴れ』が好きで紙も電子も揃えています。

こちらも先生の作品だと知り読んでみました。

しっとり、穏やかな日常を描きつつストーリーが進んでいきます。
甥っ子からの突然の告白に困惑し、「ないない」としながらも段々と惹かれていってしまう過程も丁寧に描かれていて、年下ワンコ攻めも文句なく可愛い。

『スモークブルー』には翻訳のあれこれが出てき…

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アンラッキーと恋の嵐 コミック

波真田かもめ 

日常の中にあるしあわせ

アンラッキーなアラサーリーマンと、お弁当屋さんで働く21歳が、少しずつ距離を縮めていくお話。

ものすごくハイスペック!とか、すごい事件が起きる!という類の本ではなく、日常に散りばめられた悲しみや優しさ、しあわせを拾い集めていくような作品。

自分のマインドが変われば良くも悪くも世界の見え方が変わるというのを二人のキャラクターを通してじんわり感じることができます。

読了後あったかい気…

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スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

人生がつまってる。最高。

40台のわたしにささりまくる、本当に気持ちを動かされる物語です。寂しい、やるせない、情けないなんていう、なんとも表現しにくい感情がお話の中から伝わってきて、もうたまらない気持ちになります。だからこそ、誰かに寄り添ってもらえる安心感や言葉にはしない感謝の気持ちとか、小さな気持ちの動きが「うん、わかる。あたしもこういう経験したことある。」と深い共感につながります。良いことばかりじゃないけど、だからこそ…

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スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

BOY'S LIFE、もちろんLOVEも

 人生、ずうっとフルパワーで走ってきた二人が、それぞれの事情で違う方向に転換、ペースダウン。これまでの経験を活かしたり、ずっと気になっていたことが新しくやってみたいことに繋がったり。
 ゆったりしてるんだけど、これまでとは違う人生が進み、それに連れて二人の関係も。上昇志向だけが人生じゃないよねっていう今の時代にすごく合ってると感じました。大人な二人のちょっとした仕草がエロくてまたいいんです。

3

スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

まだ続く

吾妻との期間限定の同居生活で何とかあの素敵な家を残して欲しかったのですが、最後の日は想像より呆気なくて…吾妻が久慈の気持ちを代弁したような台詞にグッと来ました。

でも考えてみれば古い家は維持費だけでも大変だし、ゲイである彼には遺すとしても姪になんですよね。久慈の考えも理解できるけど兄には別の場所で暮らして欲しかったし、良いとこ取りで何だか好きになれなかったです。

お互いに久慈邸から離れ…

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スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

やはり名作だと思う

3巻を購入してさて読もうとしたところで2巻が未読だった事に気が付き慌てて読みました。

2巻では久慈の兄の登場で彼等の父親に対する感情の違いがハッキリとしていて、何とも言えない切なさがありました。誰も悪い訳でないところがやるせなかったです。

そして1番気になったのがあの素敵な家の行方でした。久慈がそのまま住めば良いのにと納得出来ませんでした。これは吾妻と暮らすことによって覆らないのかしら…

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スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

美しい家。

居候、というかもはや同棲。というかもはや新婚さんじゃん!っていうぐらいナチュラルにさりげなくイチャコラしながら暮らしてる二人。
でも、終わりの日は着実に近づいている。
同居生活も、想いの詰まった美しい家も。

いやもう……久慈家にまつわる部分を中心に再構成して実写映画化したら、一般作として普通にヒットするんじゃなかろうか。
1巻での父と息子の話に続き、2巻から3巻で描かれた兄と弟の話も素…

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スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

沁みます

相変わらずゆるやかな日常の中に徐々に変化が訪れる3巻でした。
愛だの恋だの大義名分がなくても十分特別な関係の久慈と吾妻。永遠に続いてほしい!と私も個人的に思っていた久慈邸での生活、吾妻のモラトリアムにも終わりが見えてくるのでした。

今回、久慈邸をめぐる人間模様がとてもよかったです。お手伝いの三上さん、アシモフを読んでた同級生、久慈兄、それぞれが持ち寄る、その家に対する想いがそのままドラマだ…

3

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

この二人、ほんとに好き。

1巻で語られた久慈父の話に次いで、2巻で登場した久慈兄も良かった。
はじめは THE不穏!って感じだったのが……視点を変えたら見える景色が全く違うという教科書にできそうなエピソード。
兄は兄で、父と弟のことで傷とわだかまりを抱えていた。
でも、聡明な実兄さんは愛情に飢えた少年時代を昇華させて、新しい家族のために前に進んでる。妻の葉月さん、ほんのちょっとの登場だけど、実さんと支え合えてる良きパ…

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