火崎勇さんのレビュー一覧

ぬくもりインサイダー 小説

火崎勇  みずかねりょう 

一切犯罪は絡んできません(^^;)

サイコメトリーということで
刑事ものとか探偵ものとかと勘違い…。
なんてことはない恋愛ものでした。

祖母の後を継いで古着屋の店主となった姫井。
そこにアパレル会社の長谷川が返却された服とかを持ち込んでいる。
ぶっきらぼうで口が悪く苦手な部類に入るんだけど
なんだかんだと息は合ってるような感じ。


実は姫井、昔から人には言えない秘密をもってて
物に触れると持ち主だった人間の…

4

家政夫はお仕置きする 小説

火崎勇  小禄 

続くとは思わなかったけど

案外いい組み合わせなのかなと。
萌え漫画家の北角(受)と完璧なスーパー家政夫、松浦(攻)のまさかの二作目。
一作目はカップルになるまでとしたら今作はその後のふたりそしてライバル登場!?とサブタイトルが銘打てそうな感じでした。
家政夫としては完璧なのに恋人としては少し甘さが足りない松浦氏でしたが、ほんのごくわずかに見受けられるデレがむしろ出し惜しみされすぎてなんだか癖になってきました。
そし…

2

そのキスの裏のウラ 小説

火崎勇  羽根田実 

主人公に好感が持てれば

主人公の百瀬(受け)目線で進んでいくので、主人公の言動に好感がもてれば楽しめます。私は彼の思考が好みでした。自分を卑下しすぎず、考えても仕方が無いことをぐるぐる考えたりせず。待ってばかりの消極的でないけど、かといって暑苦しい前向きさもなく。鬱陶しくなくカラッとした気質が好感もてました。幸不運の甲乙が付きがたい生活を送っている、という表現も面白かったです。

内容は、酔って記憶を無くした夜に、一…

3

屋根裏の猫 小説

火崎勇  海老原由里 

健気・・・

苦手なタイプの話の流れでした・・・。
中立と萌で悩みましたが・・・。
2話めの話はとくに・・・。
受けの慶太のことを思ってのことだったっていうのは後からわかるのですが、最初はわからなくて、慶太同様、なんで?って感じで。
ちゃんと話していればわかることなのに。
当て馬の織田もイライラさせられるし。
彼は彼なりに攻めのことを思ってのことだと後からわかるんですが。
でも、わたしはこういう流…

2

ぬくもりインサイダー 小説

火崎勇  みずかねりょう 

何故か寒い季節に読みたいと思いました

みずかねりょうさんのイラストに惹かれ、火崎勇さんの本だったこともあり、あらすじ読んで気になったので購入。

服からその服を着ていた人の思念を感じ取れてしまう姫井。
そんな彼が一着の服から自分を激しく想う思念を感じてしまって。
誰の服か確かめようとする姫井ですが・・・。
いや、どう考えても市田じゃないよ、長谷川だろう、姫井ー!!と思いつつ読み進めました。
人によっては淡々と進むので物足り…

5

屋根裏の猫 小説

火崎勇  海老原由里 

猫なの??猫??

とんでも設定???と思っていましたが
そうではありませんでした!

受け様の仕事に対する気持ちや、攻め様に対する気持ちが
しっかり書かれていて感動モノでした (´;ω;`)

昔飼っていた猫のベルナーだと名乗る攻め様ですが
最初は本当に正体不明だし、猫のベルナーだと思っちゃいます!
犬は人に猫は家になつくように
ベルナーと名乗る攻め様は、週に数日だけ寝に帰ってくるだけなのです

4

好きなら一緒 にっ 小説

火崎勇  みずかねりょう 

ライバル登場

前作『好きなら一緒』の評価は、
子育てや仕事に関する面や、主人公たちの関わり方には共感したものの、恋愛面に納得いかない部分があって、中立評価でした。
『にっ』ということで、その続編とわかり余り食欲はわかなかったんです。が、カラー口絵にもなって裏表紙にもなっている子供の裕太の滅茶かわいいイラストに思わず・・・

車の販売会社の営業社員としてライバルでもあった毛利と根岸。
根岸が亡くなった姉…

7

お稲荷様のおねだり 小説

火崎勇  高崎ぼすこ 

プリン大好きお狐さま

ケモミミぽっいのは苦手な方ですが、これはわりと安心して読めました。
お稲荷様という神様だからでしょうか。
プリン好きな甘党のお稲荷様とか可愛すぎ(*´∀`)
いや、外見は可愛いではないのでしょうが。
それと誠一郎のじつはすごいところとこか、ただ守られてるだけじゃないというのも良かったです。
最近、男前な受けさまが好きです。

あとあと!!作中に出て来るカレーとプリンが食べたくて食べた…

2

ぬくもりインサイダー 小説

火崎勇  みずかねりょう 

最強のサイコメトラー受け

一人称形式の多い火崎作品。今回の一人称は「私」。
美人でおっとりした受けが主人公なので
全体的にとても上品でしめやかな雰囲気です。

受けの姫井(『私』)は、服に触れると
持ち主の心の声を聞くことができるサイコメトラー。

お祖母ちゃんの名前にちなんだ『ミツ』という
古着屋を営んでおり、服を通じ人々の『想い』に
感じ入ってホロリと涙してしまうような感激屋さん。

攻めの長谷川…

9

贅沢な恋のアヤマチ 小説

火崎勇  user 

後半からの追い上げにグットくる

受け様は癌の母親が最後に本当は父親は生きていていると知らされます
父親に実際に会い「こんなにりっぱに息子を育て上げた!」と
宣言して欲しいと告げた母親の言葉を胸に、父親に会いに行きます。

会いに行く目的だった父は亡くなっていて代わりに従兄弟と従兄弟の子供がいたのですが・・・

従兄弟である攻め様は一見傲慢な態度の持ち主ですが
実はすごい不器用なだけで、とても優しく養子にした姉の子供…

2
PAGE TOP