火崎勇さんのレビュー一覧

アナタの見ている向こう側 小説

火崎勇  松尾マアタ 

関東×宮本、ラストまでの長い道のり

マアタさんの素敵イラストに惹かれて購入。

何でも成功してきたイケメン宮本には、いきつけのレストランで気になるシェフ、関東がいる。料理の腕は一流、寡黙ながら男っぽい関東が、いつも物陰から宮本のかわいがっている後輩、福原を見つめているのに気がついてしまう。”こいつはゲイで、福原のことが好きなのか?”
後輩を守ろうと関東に近づいた宮本だったが、別の意味で関東が気になる存在になり。。

という…

3

羨望と恋 小説

火崎勇  葛西リカコ 

トゲトゲの家

電子書籍で購入です。
挿絵がついてないと思ってたら、ついてて嬉しかったです。
やはり、挿絵があるのはいいですね。
火崎さんの隣人もの大好きです。
今回の隣人さんは今まで読んできたなかで、と言っても2冊くらいですが、わりと普通の人でした。元ヤクザでもないし、どっかの王族の関係でもないですし(笑)
それにしても、国生のあの性格は読む人によっては苦手かもしれないですね。
わたしは、意外にもイ…

1

贅沢な恋のアヤマチ 小説

火崎勇  user 

一緒にいる喜び

なんという不器用な攻めさま・東和。
受けの秋もなかなか靡かないし、これどうなるの?と思ってたら、なんだかだんだんふたりが惹かれ合っていくのが微笑ましくて。
とくに鉄仮面のようだった東和が少しずつ彼方や秋と仲良くなっていく様子はなんかほっこりしました。
ようやく仲が進展してきたかなと思ってたら、秋がちょっと借りるだけだから(亡くなった母の墓前か仏前に供えようと)と亡くなった父が飾っていた母の写…

2

贅沢な恋のアヤマチ 小説

火崎勇  user 

亡くした家族と新しい家族の誕生

火崎さんの文章は読みやすくてひっかかりのないところが好きです。

今回は、財閥総帥×母を亡くしたばかりの青年。

病気で余命いくばくもないと知った母親がシングルマザーとして育てた息子に自分がいなくなったあと、父親に会いに行って一人で立派なに育てたところを見せて見返してやってほしいと言い残します。

複雑な思いではあったけれど、女で一人で育てた母親の遺言の実行しようと資産家の父の家に向か…

1

お稲荷様のおねだり 小説

火崎勇  高崎ぼすこ 

油揚げ?いいえ、プリンです。

黒耳…しっぽ…後ろから抱っこ!
表紙にまずノックアウトです。

亡き祖父の思い出がたくさんつまった場所、古い喫茶店。
潰したくないと誠一郎はその喫茶店を受け継ぐことを決意。
予想以上の経営難、どうしたものか…と悩んでいるところに、プリンを無銭飲食しようとした男が現れた!
ところが男はプリンは俺に捧げられる供物だ、今日から俺を奉れと不遜に言い放つ。
なんとその男の正体は、稲荷の狐。

2

ステイ・ノート~のこり香~ 小説

火崎勇  佐々木久美子 

それほど残り香でない?

作者様があとがきにもありましたが、それほど「残り香」をテーマに感じませんでした。タバコは随所に出てくるのですけれどね。

序盤に、病院で目に包帯巻かれた村瀬(受け)がキスされる場面がでるのですが、そこで何が香るわけでもなく。まぁタバコ=恋人だとすると、最初から余りに限定されすぎてしまうかもしれませんが、

「ステイ・ノート」と「キャッチ・ノート」の二本立てです。記憶喪失から相思相愛に戻る「…

2

ターン・オーバー・ターン 小説

火崎勇  麻生海 

あとがきは読後にお読み下さい^^

あとがきの序盤にネタバレがありますので、最後に読まれることをオススメします。あとがきで題名の由来を読んで、なるほどーと納得でした。

表題の「ターン・オーバー・ターン」は花川(受け)視点であり、50ページ弱の「ターン・アラウンド・タイム」は千原(攻め)視点です。

明るく分かりやすい展開です。途中で、千原が何を危惧して誰に嫉妬しているのかが分かるのですが、花川と行き違ったまま会話していくの…

4

見つめ合って恋を語れ 小説

火崎勇  砂河深紅 

友人から恋人へ

『背中で恋を語るな』のスピンオフ
背中~の攻め 九曜の兄の同級生だった宮崎が主人公です。
ゲイあることで痛みや辛い過去を持っている派手目な美形です。
30歳を目前に遊び相手ではなく、できれば心が添わせることのできる恋人が欲しいと思っている心優くてちょっと恋に臆病な人です。

そんな宮崎が立川と出会ったのは行きつけのゲイバーでマスターの甥。
立川は男になんてありえないとか、気持ちいいの?…

3

背中で恋を語るな 小説

火崎勇  砂河深紅 

愛されたがりの寂しんぼが出会う楽園の仲間たち

一生懸命なのにいろんなことがうまくいかない小谷。
仲間だと思っていた同僚たちに信じてもらえず辞めるしかなかった前の職場での辛い出来事がトラウマとなって、対人関係に臆病になったいた。
けれど、次の職場で事件に巻き込まれそうになったとき信じて助けてくれた同僚や癒してくれた仲間の存在に救われるというストーリーでした。

同僚の中で、シェフの九曜だけはいつも感じ悪く近寄りがたい空気で話しかけると舌…

6

家政夫はお仕置きする 小説

火崎勇  小禄 

ライバル現る!?

前巻で恋人になった後のお話です。

北角が漫画家仲間の恵に家政夫の良さをちょっと自慢したため
その恵も見習って雇うことに。
その家政夫が過去に松浦とあるようで…。

恵の家に行きその家政夫を紹介(自慢)されるのですが
それを松浦に伝えると「二度と2人きりで会うな」と。
ですが酔ってしまったので家まで送ってもらうと
そこで松浦とその家政夫とのご対面!!!
勿論そのあとはドS家政夫…

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