火崎勇さんのレビュー一覧

寒い夜だから ただ一人の男5番外編ペーパー グッズ

尾崎視点が新鮮

本編終了後、尾崎のホテルがオープンして2人がそこで働き始めた後のとある日のお話です。
如月がシフト制で働いているため、同居していても一緒に食事する機会が少ない2人。
たまには一緒に食べたいと思って自分が腕を振るうことを決めた尾崎。
一人で近くのスーパーに買い物に行ったり、普段しない料理をし始めるのですが…。

このシリーズの本編ではほぼ全編に渡って如月視点でストーリーが進んでいたと思うの…

0

ただ一人の男(5) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

如月の成長

尾崎x如月カップルの5冊目の作品です。
4巻を読んだ時点で完結ということだったので、この5巻が出ているのをずっと気づかずにいました(笑)。
なのでちょっとボーナス貰ったみたいな感じです。

前巻で如月の心の病の元凶に向かい合って一応は完結していたのですが、その後のお話として今回は如月の心の成長が垣間見れました。
これまで人としての感情が欠落していた期間が長かったので、まるで幼稚園児が一つ…

0

ランドリーランドリー コミコミスタジオ特典SSカード グッズ

恋人としては初手な行為のはずですが

本品は『ランドリーランドリー』の
コミコミスタジオ特製イラストカードです。

特製カードは
表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。

SSは本編後、
2人のデート風景の一コマになります。

古川は初恋の相手である上杉と
恋人同士になりますが

年齢的な上下関係と
初恋の緊張からまだ恋人に
甘えるという事が出来ずにいます。

そ…

1

ランドリーランドリー 初回限定特別ショートストーリーペーパー グッズ

自慢の仕方が問題です

本品は『ランドリーランドリー』の
初回特典ペーパーです。

本編後、古川が上杉に
恋人の写真を見せるお話です。

古川は中学生の時に
バレー部で活躍する上杉に
恋をしますが
見ているだけで終わります。

しかし、
大人になった再会した彼に
昔は出来なかった付き合いを持ち掛けて
紆余曲折の末に彼の恋人になります。

お互いに不規則な生活の中で
一緒に過ごす時間は

0

ランドリーランドリー 小説

火崎勇  有馬かつみ 

忘れられない恋の成就

今回はゲーム制作会社のディレクターと
初恋を忘れられない小説家のお話です。

受様が再会した初恋の人との恋を実らせるまで。

受様は小説家ですが
生活のために仕事を選べるほどではなく
色々な仕事を引受けています。

長雨が続く中、
先月洗濯機をご臨終させた受様は
一度原稿に入るとのめり込む性格がたたって
一週間以上も洗濯物を溜め込んでいます。

雨が止むことを期待して待…

2

ランドリーランドリー 初回限定特別ショートストーリーペーパー グッズ

意地悪上杉

本編の後日談です。以下盛大にネタバレ。

中学時代の先輩だった上杉とラブラブになった古川(ペンネーム吉富である小説家)。
古川の自宅で一緒の時間を過ごすようになっていて、「一杯やろうぜ」と訪問してきた上杉が、「これ見てみろ」と差し出したスマホの画面には、長い黒髪の少女がいて、曰く「俺の恋人だ」と・・・

は?と思った古川w
意地悪いっすよね、上杉。本編でもその意地悪な感じが少々あったのですが。
恋…

0

ランドリーランドリー 小説

火崎勇  有馬かつみ 

甘酸っぱい

2009年に出された本の文庫化で、前のを読んでいないので比較できていません、すいません。本編のみ230P超+先生のあとがき。なんか可愛くて自分の中学時代を懐かしく思ったので萌です。控えめな受けさんが最後まで控えめなんだけど、さりげない尽くし系でした。途中で急遽押し倒しっぽいところがあるのですが、本人嫌がって無いので、あんまり気にしなくても大丈夫かなと思いました。

1週間前に洗濯機がご臨終してしま…

7

最後に好きと言ってやる 小説

火崎勇  街子マドカ 

おかしいな……萌えがない……

全体的にとても丁寧な書き方をされるなぁという印象でした
攻めの鳴海はワガママだけどプライドを持って仕事をしてると感じられたので単なる俺様キャラじゃなくて好感が持てました

対する受けの小林クン
名前がキラキラで、最初『また突拍子も無い名前つけたな』と冷めて読んでましたがまぁ何というか良い子で可愛い!

しかし……大切な萌えが私的には皆無……
攻めが自分の気持ちを自覚して受けをもう一度…

1

もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

幼稚な俺様攻めにほだされる一途な受け

身勝手な男が振られて初めて大切な者を失ったことに気がついた。
後悔しても無くしたものは戻らないと自覚したところから5年、無くした者を取り戻そうと躍起になるお話。

攻めの峰岸が傲慢で人の感情を弄ぶような性格悪いところがいやらしく読み始めてすぐ痛い目にあってボロボロになってしまえと思ってしまいました。
それに対して受けの大杉は優しくて思いやりのあるいい子、なんでこんな性格悪い奴に惚れるかなー…

4

拾い犬 小説

火崎勇  森原八鹿 

ほの暗さの中で浮かび上がる麗人のシルエット

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。

違法すれすれの金融業者、金輪の視点のお話なので、志摩が何を考えているかは謎のまま物語が進みます。
それ故、志摩のミステリアスかつ儚げな美しさが際だつという「お上手!」と手を叩いて賞賛したくなる様な一冊です。

借金を払えなくなった借り主から担保に入れていたビルをせしめた金輪は、そこで働いていたバーテンの志摩を拾います。行く所がないという志摩に金…

3
PAGE TOP