火崎勇さんのレビュー一覧

灰色の雨に恋の降る 小説

火崎勇  皇ソラ 

灰色の日々でも本当はいつも護られていた…

うーん、なんか変わったお話でした。
よく言えばどんでん返し、とも言えるけど、かなり終盤まで暗〜い話で。

主人公の蒼井は、高校生の時に両親が悪徳金融の借金を背負って自殺。
周囲の人間たち皆が蜘蛛の子を散らすように離れ。
ひどいショックを受けたせいか、この頃から記憶も曖昧、生きる意欲のようなものも薄れ、なんとなくのその日暮らし的な影の薄い子になってしまった…
そんな蒼井の唯一の心の支えは…

1

ぬくもりインサイダー 小説

火崎勇  みずかねりょう 

攻めの隠された想いに萌えた

寒くなってきたので「ぬくもり」というタイトルがつくこちらを読んでみました。

受けの姫井は古着屋の店主で、服に触れると持ち主の思いを読み取れるという能力があるんです。
ある日、持ち込まれた服に袖を通した途端「姫井、お前が好きだ」という熱い声に襲われて、体中を愛撫する感覚に見舞われてしまいます。
この服の持ち主は誰だ?と思い返した姫井の脳裏によぎったのは、近所のアパレルメーカーの社員二人………

1

好きなら一緒 にっ 小説

火崎勇  みずかねりょう 

毛利に存在感を〜!

面白かったです。
……が、女が出てきちゃったかぁ。
しかも、かなり嫌な女。
まー、トコトン嫌な女だったから許せたような気もしますが……

今回、根岸にモーションをかけてきた大吾。
いい男でしたね。
すっかり気に入りました。
大きくなった裕太との続編もあるとの事で、読もうかどうか悩むところ。
裕太の恋愛を見たいかと聞かれると……うーん、複雑。

読み進めると、なるほどねー!とタ…

0

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

しっかりとした子育てもの

とても面白かったです。
受けの毛利が優しくて思慮深くて、本当にいい男でした。
男で一つで甥っ子を育てる根岸。
そんな根岸の大変さを理解し、見返りなしで手助けする毛利。
特に、毛利の甥っ子・裕太に対する態度が大好きでした。
子どもに優しい男の人って、それだけで好感度上がります!

最初は嫌なやつ!……と思った根岸も、余裕がなかっただけだと分かったし、ファザースキルが爆上がりしていく姿も…

0

悪党に似合いの男 小説

火崎勇  草間さかえ 

悪党はだれ?

火崎勇先生の作品なら大ハズレはなかろう…となんとなく選んだ本作。
え!すっごい面白いじゃん‼︎

…という感じで。
いやいや、ほんとに面白かった!
医師法に抵触し医者になれず、だが貧しいひとを救いたい。そんな気持ちで医師免許を持たないまま闇医者として働く市井。
そんな市井を本気かどうか惚れた、と口説いてくるヤクザの鬼塚。
この2人の物語なんだけど、途中から思いがけない展開へ変化するの…

3

哀しい獣 小説

火崎勇  佐々木久美子 

鬼神が子供を守って育てる話

自然災害を鬼や大蛇で表現した民話のBLジャンル現代版でした。
タイトルの「哀しい獣」は、銀のことなのかな?銀は、鬼神で、獣じゃないです。

昔、僧によって岩に封じられた鬼神の銀が、山津波で壊滅した村でたった一人生き残った10才の男の子;亮を、親の代わりに町に出てずっと育てる。

或る晩、寝ている亮の枕元で、銀が誰かと会話しているのを聞いてしまう亮。
「亮が他の誰かと一緒になるまで、傍に…

3

メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

恋愛には臆病でも仕事はしっかり

火崎勇先生×麻々原絵里依先生×キャラ文庫さんということで、個人的にスーパーにてノールックで卵のパックをカゴに入れちゃう感覚です。

麻々原先生のイラストですとフラフラと吸い寄せられるのはいつものことなのですが、これは先生のコミカライズが読んでみたい。先生のリーマンスーツは垂涎ものなので…それとネックストラップのIDカードね…♡

卯月の感性は恋愛においてとても女性的です。なので恋愛感情の部…

2

メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

SNSではなくMMSはいかがですか?

10年ほど前までは、プライベートでの連絡手段・コミュニケーションツールとして、携帯電話のメールを頻繁に使っていたように思います。
今で言うMMSというやつです。
現在はメールよりも、もっと手軽なメッセージアプリやSNSが主流ですよね。
それも、このレビューを書いている2020年の話ですから、もしこのレビューを何年か経って読み返す事があれば、もうその時にはまた違ったツールが流行しているのかもし…

2

アナタの見ている向こう側 小説

火崎勇  松尾マアタ 

俺様が恋にジタバタして…

コレね〜…「面白い」と「なんだかな…」を行ったり来たりする感覚でした。
「面白い」のは偶然知り合った全然性格の違う2人が最後に恋人になる、その過程を楽しみきれる作品であること。
「なんだかな…」は、ひとえに主人公・宮本の造形。
宮本みたいな人間好き!っていう方もいると思いますよ、もちろん。
でも私はねぇ…やだわ。私に言わせれば鼻持ちならない。
本作では、恋の始めをなんだかんだ小理屈つけて…

2

メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

間違いメールが結ぶ恋

今回は敏腕営業マンと営業部2年目社員のお話です。

受様がメル友とのやりとりで攻様への憧れが恋だと気づくまでと
受様が入社予定のアルバイトを育てようと奮闘する続編を収録。

受様の実家は祖父の建てた大きな一軒家ですが、8人家族と
大所帯で子供部屋は2人兄と共有だった為、自分だけの部屋に
強い憧れを持っていました。

そのため高校からアルバイトを始め、一生懸命勉強して学費の
安い…

3
PAGE TOP