篠崎マイさんのレビュー一覧

燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

拗らせた恋心のゆくえ…一回り以上年の差にも萌える

なんとも雰囲気のあるタイトルと表紙に惹かれ、購入。
読後の今、タイトルの秀逸さに震えてます。

数年ぶりに再会した初恋相手で憧れの従兄が、半纏を着た無精髭のだらしない”おっさん”になっていてーー

というところから始まる、再会×初恋のやり直しストーリー。
健気一途受け好きな方に、特にハマる作品なんじゃないかと思います。
一回り以上違う歳の差(14歳差!)も良いスパイスになっていて、き…

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燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

重たい愛に萌える

新大学生の真咲と、彼が幼い頃から淡い恋心を抱いている従兄の晴臣。
大学進学と共に一緒に暮らすことになったふたりの日々を描いたお話でした。

真咲がドキドキで晴臣の家に着くと、出迎えてくれたのは昔憧れたかっこいい晴臣ではなく。
ボサボサでくたびれたおっさんだった…という、真咲の晴臣に対する憧れが一瞬で消え去るところから始まりますが。
一緒に生活していくうちに色々な面を知っていく中で、大人で…

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燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

タバコの煙、鳶色の瞳・・・・・・色褪せない過去の情景

【こどもの無邪気な憧れってな・・・おっさんにはなかなかに残酷なんだわ(晴臣)】

エロス度★★★★★

おやおや、憧れと恋心を抱いていた従兄が再会したら〝だらしないおじさん〟になっていたとは、ショックですね。

年の差や同居、両片想いの切なさといった要素が垂涎。
晴臣の中で年下の従弟・真咲への想いを自覚してから燻り続ける恋心。
好きな人がだらしなくなっていてもブレない真咲の一途さ。…

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燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

こんなにも相手を好きなのはどちらの方??

憧れの従兄の家に、大学進学を機に同居することとなった真咲。

しかし3、4年ぶりにあった従兄は、憧れのかっこいいお兄さんの面影はなく、だらしないおっさになっていて、、、
というお話。


年の差もひと回り以上違う二人。
一方的に好き! 好き! とストレートな好意を寄せる真咲の片恋かと思っていたら、まさかの後半の展開にはとても胸を熱くさせられました。


というか、攻めの過去が明…

1

燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

ピュア重

年の差も激重感情も大好物な私、今にも天に召されそうな感覚です。

受けの真咲は、幼い頃から募らせたピュアな恋心がとても可愛いです。
それに対比して、年上として余裕そうに振る舞いつつ、真咲の幸せを願うが故、自身の恋心に嫌悪感を抱く攻めの晴臣。
優しい晴臣に焦がれる真咲、よそ行きの自分に対しての恋心だと拒否する晴臣。
追う真咲、逃げる晴臣。
……自分の感情を押し殺して逃げる年上って最高だよ…

3

燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

想い人の愛はそれ以上でした

くぅう……っっ!!これは切ない……
歳の差の、しかも従兄弟同士の2人が織りなす拗らせ恋。両想いなのにうまく進路がまとまらない従兄弟カップルの恋愛の行方に胸が苦しくなる物語です。

真咲視点のストーリーで前半は動くんですけど、いとこのお兄ちゃんの晴臣のことが大好きだぞーっていうのがガンガン伝わる片想い描写がメインです。それが後半は、晴臣視点に切り替わるとですね、一気に切なムーブ爆進していきます…

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燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

続きをください!

読むと絶対そう思うはず。

幼い頃から憧れていたカッコよくて優しいいとこの晴臣。彼を追って東京の大学に進学した真咲。
久しぶりに会った晴臣はヨレヨレの中年男になっていた。

憧れがいつしか恋心に。密かに募らせていた晴臣への思い。
晴臣がなぜ上京したのか。
現在、官能小説家として作品を世に送り出している晴臣のデビュー作とは。
真咲の恋心はどうなるのか。
作品のタイトルの意味は。

2

燻る煙のなれのはて コミック

篠崎マイ 

身に残った燻る気持ち

(評価は神寄りです。変更するやも)
めっちゃ良かった~~~~!!!

従兄弟関係にあって年の差があり、
30を過ぎた攻め×大学入学したばかりの10代受け

って設定を見るとどうしても頭を過ぎるのが、
 はいはい、年上攻めが煮え切らないあるあるだ!
 受けに押されても大人のズルさで逃げるやつね~
という先入観を持ってしまって。(ありません…?)

ーーーと思ったらですよ!!!

2

神さまは陽だまりに眠る コミック

篠崎マイ 

信仰心

初作家様でした。

赤子の時に祠前に捨てられた人間
×
人々の祈りから生まれた土地神様

結構真面目に神様の話でした。
切なかった…。
人々の祈りから生まれ長きに渡り救って見守ってくださった土地神様に対して、今やお供えも祭りもせず覚えている者すら極僅か。人々の信仰が無ければいずれ存在ごと消失してしまう──

生み出すも生かすも殺すも人間の勝手。
つくづく嫌な生物ですね。

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いかがわしくも愛おしい 小説

海野幸  篠崎マイ 

No Title

すごく好きな話だった!あまりにも知らなさすぎる譲が可愛らしいんだけど、そのうち新開さんを好きになっちゃって気持ちがバレないようにするのが可愛いやら切ないやらでギュンギュンとしたわ!!バレバレかと思いきや…?な展開で新開さんもかなり我慢させられてたね笑 2人の気持ちが噛み合わなくてヤキモキしちゃうんだけどその過程もよい!気持ちが伝わった瞬間の多幸感がすごかった

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