夏目イサクさんのレビュー一覧

ハウスバッカー コミック

夏目イサク 

過去作もやっぱり面白い!

夏目先生の昔の作品と描き下ろしを収録した短編集です。少し絵柄が古いですが、充分楽しめると思います。普段から夏目先生の作品を読み返してる側から言うと、あんまり違和感ないんですけど、今の作品を見慣れてる方はちょっと気になるかもしれません。個人的には、今より線の少ない昔の絵柄も大好物ですけど(笑)

表題作『ハウスバッカー』
生活能力ほぼゼロで引きこもりな小説家・安住(受)のもとに、強面イケメンハ…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

蔦丸の懊悩にも共感

 2人の関係を知った周りの人間に反対されている中で、歌舞伎も相手のことも諦めずにどう生き抜いていくか。それを模索する巻でしたね。源介は誰に何を言われようと、惣五を手放さないというブレない強い意志がある。そこに、歌舞伎を続けながら周りに何も言わせないようにするにはどうすべきか考える惣五の行動力が加わって、この2人なら新しい道を切り開いてくれるだろうという希望を見せてくれます。

 今回は惣五の祖…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

旧・源惣コンビの秘密。

寿一郎の死まで、仲違いしたままだったと伝えられている、旧源惣コンビこと、源介の祖父・寿一郎(晃生)と、惣五郎の祖父・菊右衛門(雅臣)の二人の過去が本作でようやく明らかに。
二人もまた、恋に似た強い絆を持っていて。現・源介と惣様が肉体関係込みの恋愛関係なのに対し、
寿一郎と菊右衛門との絆は、それがプラトニックなだけに。永遠の純愛だったとも思うのです。
梨園で共に育った2人は、息をする様に歌舞伎…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

やっと土俵に

花恋7巻目。この巻は蔦丸とじい様方の恋話が良いなあと思っていたら、最後の最後に惣さまが持って行った巻でした。「え、やっと?!」という気持ちのした巻、雑誌掲載7回分(加筆あり)+描きおろし7P+あとがき(カバー下はイラスト、コミックなし)。

好きだったところは。

1.蔦丸!
  彼が女形で精進している経緯が分かって、めっちゃすっきりしました。
  長男に生まれたからって皆立役になれる…

2

花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

今後に影響する重要な7巻!

『花恋つらね(6)』の続編です。

梨園を舞台とした歌舞伎役者としての成長と唯一無二のラブロマンス。
大谷屋御曹司で立役の新井 源介(本名:野田 淳平)と玉乃屋御曹司で女形の松川 惣五郎(本名:東 周吾)のお話。

前作では、武市と蔦丸から呼び出され、今すぐ別れるように勧められた2人。
それぞれの立場と将来の不安から揺れ動く惣ちゃんを「大丈夫 どうにかなるって」と源介くんが強く抱きしめ…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

祖父達の過去編が…

花恋つらね7巻楽しみにしてました。

2人の恋愛、周りに引き裂かれてしまうの?と言った所で終わった前巻。

もっと悲痛な話になるかと思いきや、2人共前向きで何とかしようと色々考えているのが微笑ましかったです。
友人に助けて貰っての密会、イチャイチャしちゃってまあ!

2人の祖父達の過去が明らかになってきましたね。
大方の予想通りでしょうが、手を取ることが許されなかった2人。
その…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

名門の跡取りという重責と足枷

7巻はやはり源介と惣五郎のお爺ちゃんたちの若かりし頃の関係と疎遠となった理由が明らかになったことが最大の見せ場でしょうか。

なんとなーく、6巻まで読んでいてお互い好きだったのかなと考えていましたがやはりそうでしたね。しかし互いに歌舞伎名門一家の御曹司。跡取りを残し歴史を繋いでいくという重責を生まれながらに持ってしまった宿命。本当に切ない悲恋ですね。

願望も入ってしまってるけど、惣五郎の…

6

花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

応援したくなる2人

やっぱり夏目先生いいわ〜。
絵を見るだけで、ほっこりします。
キャラの表情が明るくて前向きで、戸惑ったり落ち込んだりするさまもユーモラスで表情豊かで、大好きです。

源介兄や武市に2人の仲を反対されても前向きに認められようとがんばる2人。気持ちはぶれなくて変にネガティブにならないところが見ていて清々しいです。

西田の前でも久々に会った惣五郎に抱きつく源介に萌え〜ww
惣五郎はかわい…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

やっと思いが一つになった

芸能人カップルの闇ばかりを見てると この高校生芸能カップルの「のほ~ん」「のほほほ~ん」な雰囲気

ほんと癒しです

文化祭での事が祖父や武市の耳に入り しかも兄・蔦丸に床入りを目撃されての周りの気苦労にてんやわんや そこで初めて思い知る背負うものの大きさ・隠し続けることへの不安ですれ違いかけたのを 源介の想いの強さで引き戻した前巻

うん 大学生になってもツルンでるんだな ヒロトも…

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花恋つらね 7 コミック

夏目イサク 

じいちゃんが最高過ぎて…

「花恋つらね」も早いもので7巻目。
恋人同士になった二人のその後、って結構定番化してるっていうか。
が、今作品は歌舞伎の名門の御曹司の恋、ということで、二人だけの想いだけでは突っ走れない、そんな葛藤が描かれていて、二人の行方が気になって仕方ないという素晴らしき神作品。

前巻で源介の兄・蔦丸と惣五郎の従兄の武市に二人の関係がばれてしまい、猛反対を喰らった源介と惣五郎。跡継ぎ問題が付きまとう…

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