夏乃あゆみさんのレビュー一覧

騎士団長のお抱え料理人 小説

稲月しん  夏乃あゆみ 

料理で元気に



戦争で活躍した英雄の騎士団長と騎士団所属の料理人


国旗沿いの村の定食屋出身のアイル(受け)は第3騎士団の食堂で働いて2年。
先の戦争で戦地のすぐそばだったアイルの村を守ってくれた第3騎士団に感謝しながら料理を作っています。
その中でも1番の功労者シャルゼス・グライアー(攻め)が第3騎士団団長として就任すると聞き、感謝を込めて自分の料理を食べてもらいたいと思います。
が、団長…

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『宵星の恋、きらきらと』ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

2人で夏祭り(*ˊᵕˋ*)

本編終了後のお話。
那須川視点でした。

今日は漣が待ちに待っていた夏祭り。
春のうちから「夏祭り行こうね」と言い「台風がきませんように」と、漣は楽しみにしていたよう。

2人が袖を遠するのは、真新しい浴衣。
那須川が、漣の元カレに張り合う気持ちで老舗で新調したっていうのが、またいいわ( *´艸`)

キャッキャウフフしながら、屋台を巡って夏祭りを楽しむ2人。
手を繋いで同じ景…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

きらきらと優しくて、とても好きなお話(*ˊᵕˋ*)

雑誌掲載時から、これは好きな攻様だわ♡と思って、文庫になるのを楽しみに待ってました(≧▽≦)


攻様は内科医の那須川。
引っ越した家に夜な夜な幽霊が現れて、幽霊の集会場所になるのを、驚きつつも楽しんでいた、
歴史のある町らしく、訪れるのは花魁や禿の幽霊。
その中に、ある日1人浴衣の青年が加わり。
こちらが受様である、幽霊の漣。

最初に普通に会話が出来るので本当に幽霊なのか?と…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

優しく温かいお話

彩東あやね先生の本を読むのは、「悪党のロマンス」「恋の幸せ、降らせます」についで三作目です。
私は試し読みがあれば購入前にすることが多いのですが、こちらは試し読みからものすごく惹かれて発売を楽しみにしていました。
年上攻め&歳の差がお好きな方にめちゃくちゃオススメです!「年の差ハートフル・ロマンス」の帯に偽りなしで、とっても癒やされました(^^)


妻に不倫されて離婚し、男一人で古民家…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

まだ3冊しか読んだことがないが

彩東あやね先生の作品は「愛を召しあがれ」「花降る町の新婚さん」と、この作品でまだ3冊目なんですがどれも高評価をつけるくらいに面白いです。今回の作品も想像を超えてとても良かったです。

幽霊との恋だとあらすじを読んだ時に、このお話の着地点はどこにあるのだろうと想像しました。そして誰もがこの幽霊は本当に死んでるの?って期待すると思います。そして、それは期待どおりなんですがそこからがこの作品の真骨頂…

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夏祭り再び

本品は『宵星の恋、きらきらと』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、夏祭りのお話です。

土曜日の夕方、
那須川が訪問診療を終えて帰宅すると漣の姿がありません。

とはいえ
今夜は稲荷神社の夏祭りであり
春のうちから夏祭りを楽しみにしていた漣なので
すぐに帰ってくるだろうと思っていると

那須川がシャワーを浴び始めたところで
騒々しい物音が聞こえてきて
那須川は笑って…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

幽霊でも貴方と恋をしたい

今回は実家を継いだ内科医と幽霊の青年のお話です。

攻様の新居が幽霊の溜り場となり
幽霊の1人だった受様と恋仲になるまでの本編と
恋人になってからの続編短編とあとがき内にSSを収録。

攻様は2人兄弟ですが、
兄が総合病院勤務を望んだことで
父の内科医院を継ぐ道を歩くことになります。

攻様はマイペースで周囲を引っ張っていくタイプでなく
女性にもてないために勧められて見合い結…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

宵星の恋、きらきらと

心優しく穏やかなバツイチの内科医と自ら命をたって幽霊になった青年の不思議な恋のお話。
幽霊なのに明るく美しい青年の心の奥にあった悲しみや苦しさに 寄り添って 内科医さんが 彼にくれたセリフが 心に沁みました…
内科医さんの言葉に死を選んでしまったことの後悔、そして、気づいてしまった想い。
生きている人と幽霊。
住む世界の違う2人の恋の行方に胸が苦しくて 2人の幸せを願いました。
そこは …

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

築50年のユートピア

日常の中にとろりと溶け込んだ、きらきらとした恋の描き方がすごく素敵な作品でした。
なにがどうだとうまく言葉にならないのだけれど、読んでいると心地の良い場所でぷかぷか浮いているような感覚になる。
そんな気持ちになれる、とてもやさしいお話です。

平屋の家に引っ越してきたばかりの四十路の医者と、その家に現れた幽霊の青年。
設定だけを見ればちょっぴりファンタジーな香りを感じますが、決して突拍子…

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宵星の恋、きらきらと 小説

彩東あやね  夏乃あゆみ 

やさしい人に恋をした幽霊

「宵星の恋、きらきらと」というなんとも素敵な響きのタイトルと
表紙の美麗絵に惹かれて手に取ったこちら。

先生もあとがきに書かれていましたが、本当にタイトルが美しい…!
宵の時間帯だけどキラキラ発光しているみたいな表紙も相まって、
幻想的な雰囲気。

物語後半、受け視点で描かれる部分がたまらなく切なく心に響き、
グッと面白さが加速したような気がしました。

そして作中に出てくる…

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