文乃ゆきさんのレビュー一覧

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

BLというよりもはや人間ドラマ

ああもう…読んで胸がいっぱいでどう書いたらよいやら、でもわーっと語りたくなってしまう作品です。
あらすじにあるように、聴覚障害者と出会った男の子の瑞々しい物語なんですが、やっぱり身体障碍を扱っているだけあって、航平が心を閉ざしてしまうまでの過程は読んでいて本当にしんどかったです。
私個人的に障害(聴覚ではないけど)があるので、みんながみんな理解してくれるわけではないこと、中には侮蔑的な扱いをし…

7

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

続編が本当に嬉しい作品

何度でも読み直したくなる魅力のある作品ですね。
発売当時から大分時間の経った今でも、頻繁的に手に取り読み返しています。

突然難聴になり、耳が聞こえにくくなってしまった航平。
航平が一番傷付いていたのは、難聴になってしまったことよりも、難聴になってしまったことで引かれる周囲との線引きだった、と言うのが悲しいですね。
健常者ではなく、障害者として扱われるようになったこと。
聞き取れなかっ…

10

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

難しい

BLAWARDでランクインしていたので読んでみました。
読んだ後の感想はタイトル通り「難しい」です。
皆様のレビューの評価とは違いますが、勇気を持って書かせて頂きます。
御了承下さい。

難聴をテーマにストーリーが繰り広げられますが、
他の障害をテーマにしたBL漫画でも感じられたことなのですが、
何か障害をテーマに漫画を描くのはとても難しいことなんじゃないかと
この漫画で改めて感じ…

9

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

特別ドラマのような

一言でこの作品を表すとすると、よく24時間テレビとかでやる、特別ドラマみたいな感じの内容ですね。改めてみると気付かされる当たり前のこと、障害を持つ人の立場になって考えたらそりゃそうだよって思うことを、実際に物語として読んでそうかそういう気持ちになるよなって思える作品は、心が成長できる非常に良いアイテムになると思います。
登場人物の航平は元々は耳の障害はなく、突発性難聴で聴力が落ちてしまったという…

8

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

久しぶりに出会えた感動作品

レビューが良くて、気になっていた作品です。結果は、読んで大正解でした!
デビュー作とは思えないほど、お話がしっかりしていてグイグイ引き込まれます。難聴で孤立気味な大学生と、バカみたいに明るい大学生の、友達以上恋人未満になっていく過程がゆっくりと描かれています。

難聴だけどイケメンな航平には、見た目だけで女の子が寄ってきます。でも、航平の本当の大変さや、心の悩みを知ろうとしてくれる人はいなく…

10

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

何度も読み直したくなる

緑が綺麗な表紙に惹かれて購入。結果、大当たりでした。

人に期待するのはやめようと、周囲をシャットアウトする航平が、太一の言葉に救われ、太一だけは諦められない、と恋愛感情を抱いていく描写がとても良かったです。太一の声が聴こえなくなるのは嫌だ、と涙を流す航平に思わず読んでて私まで泣きそうになりました。人と関わらないようにしていた航平が、太一と出会ったことで、人との関係に少しずつ前向きになり、変わ…

7

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

お前の声だけは聴こえていたい

表紙の美しさに引かれ購入しました!文乃ゆき先生は新人さんということですが、しっかりと話の筋が通っていてセンスの良さに脱帽しました。

大まかなあらすじははしょります。
陽気で人と接することが大好きな太一と、難聴により人と最低限しか関わらなくなった航平を中心に物語は進んでゆきます。
正直なところ、難聴というテーマで描かれるBLを今まで拝見したことがなかったのでどうなんだろう、と不安に思ってい…

6

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

あったかい気持ちになって続きが読みたくなる。

初作家さんでしたが全体を通して絵が安定していて、ストーリー的にも心情を丁寧に描いて下さっていてとても読みやすかったです。
難聴ということで周りから特異な眼で見られて自分自身もどこか殻に閉じこもってしまったような印象の航平。
航平が太一と出会えて、太一のことを想って、段々と殻が破れていくような感じがとても微笑ましかったです。
相手のことを思うが故に衝突してしまうのは歯がゆいけれど、太一の真っ直…

4

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

たった1人に出逢える奇跡

高校への進学が決まった中学3年の冬。
高熱を出したことがきっかけで難聴を患い、こっち側からあっち側の人に変わった航平くん。

健常者と障害者の違い。周りの人の変化。それらを感じ、航平くんは自分への自信を失い、何かを期待することをあきらめるように日々を過ごすようになります。
そうやって人と距離を置いていた航平くんの前に、突然落ちてきた(言葉通り)のが航平くんにとっての奇跡の人、太一でした。

6

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

優しい作品

初読みの作家さんです。
BL要素は少なく、
恋愛の部分や萌えポイントなどは
無いのですが、とにかくいい作品でした!
恋愛より友情の方が強く感じたけど
最後は恋愛へ流れていって、
またそれがいやらしくやく自然だったので
良かったです!笑

障害がキーポイントのこの作品は、
今まで普通だったのが突如耳が聞こえなくなり
次第に心を閉ざして行く航平の過程とか
元気で明るい太一だけど…

8
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