total review:278162today:55
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/10(合計:94件)
中庭みかな 倉橋トモ
窓月
ネタバレ
読み終えたくなくて、ゆっくりゆっくり読みました。これが作家様の二作目だったんですね〜…。先に『黄金のひとふれ』を読んでしまったけれど、あー、なぜデビュー作で挫折してしまったんだよ自分!ちゃっちゃと次にこれを読んでたら一気に落ちたんだけどなーってめちゃくちゃ後悔してます。うん、こういうのはタイミングだと思おう。 律視点で描かれる本編は、なぜ久弥がなにも言わずに突然自分の目の前から消えたのか、そ…
中庭みかな テクノサマタ
ももよたん
下巻も途中まで辛い展開が続いて、まだ続くのかこの苦しみは…という気持ちでした。 早く高野に助けを乞えばいいのに、と何度も思いました。 高野だって創に何らかの気持ち、少なくとも安らぎを感じているのは確かだったので、状況を話せば必ず助けてもらえるのに…ともどかしくて堪りませんでした。 瀬越には酷いことをされたり言われたりしましたが、創の気持ちに共感していたからか、瀬越の隠れた気持ちに気付いて…
試し読みの直感と、評価の良さに購入を決めたのですが、読んで良かったです。 まだ上巻読了直後ですが、非常にはまり込んで読み終えました。 初めて読む作家さんの作品ですが、心理描写がお上手で受けの創の気持ちにシンクロしやすかったです。 かなり不憫な生活環境で、それでも他人に頼れず一人で生きていこうとする姿に胸が痛みます。 なんで自分ばかりこんな目に…って弱音も吐きますが、好きな人に会えた日は…
麗音
最後まで読んで、ああよかったぁと言いたくなる物語でした。 上巻に続く完結編です。 けなげに頑張る少年 創くんを癒しにしていた瀬越先生が、創の恋の成就にひと肌脱ぐ少々お節介だけどやさしいお兄さんという位置にいたならいい人で終わったのに、自分がどん底に陥った時に側にいた優しくて甘やかしてくれる天使の創くんに縋り傷つけてしまった行為は許しがたいことです。 それでも、創は逃げずに受け止め立ち…
少し生き辛い思いをしている者同士が出会って惹かれあって居場所を見つけていく物語でした。 17歳の創は母親を亡くし父親から疎まれ放置されながらも 誰も恨むことなく一人で頑張って生きていこうとすると健気な子です。 けれど大人の弱さや身勝手や心無い扱いのせいで傷つけらることばかり。 それなのに相手の不機嫌や怒りが自分の至らなさのせいと自分を責めてしまうところが胸が痛いです。 そんな不憫…
ハマった人はどれも全部好きになってしまいそうな中庭みかな作品。数作しか拝読していないけれど、一つひとつの作品に築かれる、作者独自のブレない世界観が魅力です。 他人から評価されるのは顔立ちだけで、何をやらせても時間が掛かってしまう不器用な千晶。飲食店の新規バイトでも失敗ばかりで、店長からも仲間からも疎まれていた。ある日、千晶はバイト中に誤って手を怪我してしまう。お店のオーナー・神野が手当て…
corocoro
本編を読み終えてすぐ、存在を知り読みました。 そうきたか… というのが正直な感想でした。 本編上下巻を読み、創の思考についてわかっている分、何となく予感はしてましたが… 以下ネタバレあります 順風満帆の創と高野。ですが創の心の中ではどうしても瀬越との事が引っ掛かったままでした。 瀬越への情というよりも、瀬越を楽にしてあげたい、という思いが一番強いのだと思います。…
あーちゃん2016
本編後日談で、ちょっとクスっと笑う甘めなお話です。好きなタイプのお話でしたので萌2にしました。瀬越はちょっと可哀想かも。 以下 よりネタバレ 高野の帰宅が遅くなると聞いた日。テレビで夜のお店のお姉さまが「客層として多いのは医者と政治家」と言っているのを聞き・・・と続くお話です。 そこからの創のアクションはといえば、まず瀬越にヒアリング。(瀬越はいい迷惑だけど、まあ罪滅ぼしだと思っ…
良かったです。目新しさというものはあまり無いかもしれないけど、じわじわ浸ることが出来て沁みましたので、神にしました。じわっとくるタイプのお話が好きな方でしたら、めちゃおススメしたいです。上下巻の下巻本編270P弱+番外編4編。 瀬越と寝てしまった創。彼の心の負担にならないようにとお金をもらい、高野の家へ戻るけれども、だんだん疲れてきて、ナルミの申し出に乗ってしまい・・と続きます。 攻め…
てんてん
本品は『沈まぬ夜の小舟(下)』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、創が高野を癒そうとするお話です。 高野の久瀧が遅くなったある夜、 創は夕食を食べながらテレビを見ていました。 それは世の中の不景気だという特集で 夜の仕事の女性がインタビューされ 医師や政治家はストレスのたまっていて 癒しを求めているという話をしていました。 創は"癒し"…