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9/20(合計:194件)
可南さらさ 木下けい子
香子
ネタバレ
最近、可南さんの切なくも甘い作品にハマってしまいました。 半年ぶりに帰省した江沢を駅で出迎えたのは、同級生だった生方。 生方は親友の江沢に友人以上の感情を抱いていたが、あることがきっかけで怒らせて以来、疎遠になっていた。そして、5年ぶりに会った江沢に好きだ、と告白した生方はこの恋が叶わないことだと分かったうえで、ケジメをつけようとしたのだった。 物語の前半は、『え?江沢ってわりと普通…
可南さらさ 六芦かえで
王道で切ない恋物語です。 高校時代、ルームメイトであり恋人同士だった二人がある日突然引き裂かれてしまい、片方は事故により記憶喪失となる。そして、四年後偶然の再会を果たしまた恋をするという…わりとベタなお話ではありますが、私は好きです。 とくに好きなシーンは “自分がいなくても幸せだった、なんて聞きたくなかった” と、有也がバス停で立ち竦むところ。 好きな相手の幸せを願いたい気持ち…
可南さらさ 円陣闇丸
『旦那様の通い婚』が面白かったので、可南さんの本をいくつか衝動買いしてしまいました。 あぁ、切なくてもどかしいですね。 9年前、確かに心を通わせていたはずの二人が引き裂かれたのは、他の誰でもない身内のせい…。 久住はただでさえ人を拒んできたのに、やっと好きになった相手に裏切られたと知ったときはどれだけ悲しくて、辛い想いをしたことだろう。 とても感動的でいい話なのですが、久住が遊び人…
可南さらさ 高星麻子
攻の東悟は、学生時代に友人と会社を立ち上げたうえ、頑固者で有名な鈴音の祖父源一郎からお墨付きをもらったほどの敏腕経営者。 かなりデキる男のはずなのですが、語彙がアレで大事な場面で鈍感だったりします。 以下、結構なネタバレですので、まだ読んでいなくてこれから読む予定の方はご注意を! 最初に二人が出会った時点で、赤い実はじけたということを理解し東悟の言葉の裏側を読み取れば、このス…
Krovopizza
あらすじ: 白河財閥の跡取り・鈴音(受け・17歳)は、パーティーで出会った年上の男性・桐島東悟(攻め・30歳)に一目惚れ。 祖父の死後、鈴音の後見人となった東悟と再会するが、彼は別人のように冷たい態度で…… 物語開始30ページ程度で、鈴音が後見人・東悟の「伴侶」となっている展開にまず驚き。 東悟が鈴音に養子縁組の話を持ちかけるシーンも、二人の初夜も、全てモノローグによる説明で処理されて…
はるぽん
白河財閥の跡取りの鈴音(受け)は、唯一の肉親である祖父を亡くし、祖父の意によって後見人となった東悟(攻め)の伴侶になった。大好きな東悟の嫁になれて幸せな日々を過ごしていた鈴音だったが、忙しい東悟はだんだん冷たく、鈴音に構わなくなり…。 とにかく攻めに対してムカつく話でした。BLだし、一見冷たい態度を取ってはいても、何らかの冷たい態度を取らざるを得ない理由があるとかだと思ったのに、かなりペ…
あーちゃん2016
じんわり幸せ満点なお話でした。 日常生活そのままで、でも、ある一文があるから、実感を伴った文章になって人の心に染み入るんだわー と今回強く思いました。 そんなにこの作家さんの本読んでないですが、こんなに上手な先生だったかなあ?とかなり失礼なことをいう私。 たぶん王道で、似たようなお話はいくらかあるはずなんですが、 このお話はさらっと読み過ごせないんですよね。 何回か繰り返し読む箇所が随所…
可南さらさ 金ひかる
こだま
何度も読み返してみたくなる作品です。 二カップルも読めて、さらに嬉しさ倍増。 大イベントはないものの、ジーンと切なくなったり、 にんまり微笑んでみたりとおだやかな気持ちになったり、 思い出すと、また読み返したくなっちゃった。
可南さらさ 陵クミコ
同等の立ち位置。 言葉が足りないなかにも、相手を思いやる心に、ついつい何度も読み返してました。
王道の作品の中で、たまに安心して読み返してみたくなるお話です。 切なさもあり、ほっこりもあり、好きだな。