可南さらささんのレビュー一覧

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

記憶喪失モノ

前作は未読ですが、あまりリンクしていないということだったので、、、、

学園、学生ものはあまり好んで読まないんですが、おすすめされたということもあったので読み始めたのですが、若い二人の葛藤というか切なさ。そして結ばれたはずなのに、想い人は来らず…
再会した時には、記憶がなかったとわかり、過去の関係もすっかり抜け落ちているし、婚約者までいるという。
切なさが目一杯で、最終的にはもう一度好きに…

0

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

切なさと想いの深さと

高校時代に人知れず触れ合った久住と尚哉。
それは久住の母親と、家庭環境から終わりを告げる。そして9年後、二人は再会するわけですが、久住を裏切り目の前から消えた尚哉はあの時を忘れられず。

もう、二人の気持ちと表に出る言葉や態度がすれ違い、周りの環境(主に尚哉の母や妹)もあって、また離れそうになります。
しかし、尚哉がずっと大切にしていた、裏切りの結果である切符を久住は見つけてしまいます。そ…

1

ひと匙の恋心 小説

可南さらさ  カワイチハル 

ほっこり&ジーン…

健気受けという言葉は良く聞くけど、健気攻めという言葉はあまり聞いたことがありません。

穂積(攻め)が、もう一途で一途で…。20年ほど涼太を想い続ける健気オブ健気。健気攻めです。
兄の友人だった涼太に恋をして、告白するもこっぴどく振られ、再会して距離が近づいたところで牽制をかけた涼太にまたしても振られ、それでも涼太を諦めることなく好きで居続ける……何という一途さ。好きなだけでそれ以上を涼太に…

1

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

攻めザマァを楽しむ1冊。

こちらも攻めザマァを楽しめる1冊(☆▽☆)

受け様は、大財閥主の祖父をもつ鈴音。
攻め様は、鈴音の後見人となった東悟。

初めて出会った時、優しく相手をしてくれた東悟に淡い恋心を抱いていた鈴音。
祖父亡き後伴侶として家族なろう、と言ってくれた東悟がとても嬉しかったのに。

いつしか鈴音に対してぶっきらぼうな態度しか見せなくなった東悟ですよ(# ゚Д゚)

ホント、なにその冷淡…

1

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

恋を知った攻め様の変わりようっていったら┐(‘~`;)┌

攻めザマァぶりをせせら笑いたい時に読む1冊(^o^)丿

受け様は、大学のゼミの助手で健気で一途な雪哉。
攻め様は、女グセの悪い大学生の鳴瀬。

ある朝、鳴瀬は目が覚めると隣には雪哉が寝ていて。
酔った挙げ句、男にまで手を出したのかと、青くなる鳴瀬に、自分から告白したのだから気にしないで、と小さく微笑む雪哉。

一晩限りの関係のハズだったのに、気付けばずるずる関係が続いていた。

1

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

なんだかダメ

攻がずっと好きだったって、顔?セックスか?と不思議な感じが終わりまで続きます。
忘れられないくらいの好きってそんなもんじゃないんじゃないのってくらい攻の魅力が謎。
高校時代は歳上の美人と付き合っていたんだし、そんな人をどうして好きになる?そして何故セフレみたいな関係に?
受のネガティブさに苛々します。
前向きになったかと思いきや、すぐグズグズになる。

もだもだは好きだけど、高校生〜社…

1

ひと匙の恋心 小説

可南さらさ  カワイチハル 

穂積に泣ける

もうなんて一途で健気で一生懸命で何も望まず無償の愛をくれて、穂積に泣いちゃうよ!

途中までは涼太が、穂積がここまで好きでいる相手として相応しいかなあ?と穂積に肩入れしすぎて考えてしまいましたが…。

でも穂積視点では納得しました。
涼太だけが唯一の人なんですね。そしてずっと想い続けて。再会してからも穂積は何も見返りを求めず、自分にできることを差し出して。
涼太が納得しないのも、誠実に…

1

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

読み終えることができなかった…

途中まで頑張って読みましたが、どうしても飽きてしまったので低評価でごめんなさい。
作者の『恋を知る日』とか好きですし、私のコンディション的問題も大きかったと思われます。


学生時代。いい関係になり大切な約束を交わした攻めと受けですが、諸々の事情があり受けが約束を破る形で姿を消します。
そして社会人になってからの偶然再会もの。

償いという形で攻めは受けを求めそれに答える不健全な生活…

1

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

切ない純愛に涙(;つД`)

大好きで、何度も何度も読み返しちゃうお話の1つです。

 受け様の有也は、高校時代、寮で攻め様である颯と同室になる。
石ころのように、と自分の殻にとじ込もって、他人と親しくならないように振る舞う有也に、気にする様子もなく、くったくなく接してくる颯。
優しく触れてきて、何気ない優しさとまっすぐな好きという気持ちと言葉をくれる颯に、有也は少しずつ惹かれていく。
夏休みに帰省中の颯を訪れて、有…

2

ひと匙の恋心 小説

可南さらさ  カワイチハル 

ここまで可愛い攻めはなかなかいない

わりといい年をした男たちが恋愛でぐるぐるする、ファンタジー方向に振り切った日常BL。挿絵の雰囲気にぴったりの少女漫画系のお話だった。ここまで潔くリアリティを切り離してくれると、そういうものとして楽しめる。
別作品のスピンオフだが、知らなくても問題なく読めると思う。

子育てものの要素もあるが、主人公の竹内が終始恋愛脳なため、話の中心はずっと恋のもだもだという感じ。攻めの穂積は何も望まない初恋…

1
PAGE TOP