可南さらささんのレビュー一覧

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

恋を知った攻め様の変わりようっていったら┐(‘~`;)┌

攻めザマァぶりをせせら笑いたい時に読む1冊(^o^)丿

受け様は、大学のゼミの助手で健気で一途な雪哉。
攻め様は、女グセの悪い大学生の鳴瀬。

ある朝、鳴瀬は目が覚めると隣には雪哉が寝ていて。
酔った挙げ句、男にまで手を出したのかと、青くなる鳴瀬に、自分から告白したのだから気にしないで、と小さく微笑む雪哉。

一晩限りの関係のハズだったのに、気付けばずるずる関係が続いていた。

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セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

なんだかダメ

攻がずっと好きだったって、顔?セックスか?と不思議な感じが終わりまで続きます。
忘れられないくらいの好きってそんなもんじゃないんじゃないのってくらい攻の魅力が謎。
高校時代は歳上の美人と付き合っていたんだし、そんな人をどうして好きになる?そして何故セフレみたいな関係に?
受のネガティブさに苛々します。
前向きになったかと思いきや、すぐグズグズになる。

もだもだは好きだけど、高校生〜社…

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ひと匙の恋心 小説

可南さらさ  カワイチハル 

穂積に泣ける

もうなんて一途で健気で一生懸命で何も望まず無償の愛をくれて、穂積に泣いちゃうよ!

途中までは涼太が、穂積がここまで好きでいる相手として相応しいかなあ?と穂積に肩入れしすぎて考えてしまいましたが…。

でも穂積視点では納得しました。
涼太だけが唯一の人なんですね。そしてずっと想い続けて。再会してからも穂積は何も見返りを求めず、自分にできることを差し出して。
涼太が納得しないのも、誠実に…

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水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

読み終えることができなかった…

途中まで頑張って読みましたが、どうしても飽きてしまったので低評価でごめんなさい。
作者の『恋を知る日』とか好きですし、私のコンディション的問題も大きかったと思われます。


学生時代。いい関係になり大切な約束を交わした攻めと受けですが、諸々の事情があり受けが約束を破る形で姿を消します。
そして社会人になってからの偶然再会もの。

償いという形で攻めは受けを求めそれに答える不健全な生活…

1

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

切ない純愛に涙(;つД`)

大好きで、何度も何度も読み返しちゃうお話の1つです。

 受け様の有也は、高校時代、寮で攻め様である颯と同室になる。
石ころのように、と自分の殻にとじ込もって、他人と親しくならないように振る舞う有也に、気にする様子もなく、くったくなく接してくる颯。
優しく触れてきて、何気ない優しさとまっすぐな好きという気持ちと言葉をくれる颯に、有也は少しずつ惹かれていく。
夏休みに帰省中の颯を訪れて、有…

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ひと匙の恋心 小説

可南さらさ  カワイチハル 

ここまで可愛い攻めはなかなかいない

わりといい年をした男たちが恋愛でぐるぐるする、ファンタジー方向に振り切った日常BL。挿絵の雰囲気にぴったりの少女漫画系のお話だった。ここまで潔くリアリティを切り離してくれると、そういうものとして楽しめる。
別作品のスピンオフだが、知らなくても問題なく読めると思う。

子育てものの要素もあるが、主人公の竹内が終始恋愛脳なため、話の中心はずっと恋のもだもだという感じ。攻めの穂積は何も望まない初恋…

1

カップ一杯の愛で 小説

可南さらさ  カワイチハル 

唐突に恋する主人公にぽかーん( ゚д゚)

ホモ嫌いだと叫びキレ散らかす主人公が突然男に惚れてぽかーんとするお話。
特に何が起こるわけでもなく、平坦な日常が進む中でいつのまにか好きになっている。それなのに、こんなに好きになった人は生まれて初めて、なんてところまでいってしまい一人で盛り上がっている……ちょっとついていくのが大変だった。
そもそも導入が、落ちている男を拾ってわざわざタクシーで家まで持って帰るという、BL定番のありえないシチュ…

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旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

犬も食わぬ、なんとやら。

再読。
作品の本質に触れるネタバレをしておりますのでご注意を。


こちらの作品、色々やらかした攻めが自分の過ちに気付き、後悔する描写にこちらの心臓もギューっと切なくなる作品です。
私、可南先生の書かれる攻めザマァ的な展開に激しく萌えます。

本編とショート「新婚夫婦のその後の話」が入っております。
本編は基本的に鈴音(受け)視点で進み、時々、東悟(攻め)視点も入ります。ショートは…

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北上家の恋愛指南 長男編(表題作 恋なんてしたくない) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

お兄ちゃんの恋のゆくえ

北上家シリーズ3作目。
どの巻から読んでも大丈夫だと思います。
最終巻の今作は長男・雅春編。
印象としては、こちらの雅春編が1番読みやすかったかも。
他2作ではちらほらとしか登場せず、若干影の薄かったお兄ちゃんですが、実はお兄ちゃんが飛び抜けて無垢で可愛らしい人でした。

サラリーマン×サラリーマンの再会もの。
合間に回想シーンが入り、関係性的には高校時代の先輩後輩…と、特別大きなイ…

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北上家の恋愛事情 三男編(表題作 愛してると言ってくれ) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

きみじゃなきゃダメみたい

シリーズ2作目ですが、どの巻から読んでも大丈夫かと思います。
前作・次男の祥平編は残念ながら合わなかったのですが、こちらの三男カップルはとっても良かった。
超がつくほどのブラコンで、次兄の祥平以外に対してはどうでも良いくらいのツンツンさがあるクールな子…という印象があった忍。
今作はそんな忍と、その恋人である5歳年上の大学生・高槻カップルのお話でした。

もうね、忍くんを抱きしめてあげた…

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