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4/4(合計:37件)
つばき深玲 兼守美行
はるぽん
ネタバレ
江戸が終わって間もなくの時代。鬼と幼なじみとして育ったため、鬼に対して悪感情を持っていなかった受け。その受けが住む村に鬼が出ます。その鬼を退治するため、帝都から鬼斬りと呼ばれる討伐隊が派遣されてきた、というのが物語の始まりです。 神職として神社で仕事をしている受けは、山で悪鬼と呼ばれる悪い鬼に出会い、鬼の「印」をつけられてしまいます。その「印」をつけられた人間は、匂いで雄を引き寄せ、男に抱かれ続…
つばき深玲 Ciel
拓海
手に取った1冊です。 あらすじから内容はだいたい想像できたのですが、受け(サーニヤ)の兄が酷い男で、読みながらムカムカしました。 自分の過去を忘れてしまうってどういう気分だろう…と恐怖を感じると同時に、サーニヤが可哀想で。 救われたのは、サーニヤを愛したヘイダルが、いつでもサーニヤを守ってくれたことです。溺愛ぶりも萌えたし。自分のことを忘れられても、サーニヤを助けようとした姿にはキュ…
つばき深玲 サマミヤアカザ
先日読んだ新刊が面白かったので、つばきさんの他の作品も読みたくなって手に取りました。幻の宝石・アレキサンドライトを巡って、嘘から始まるラブストーリーです。 最初から登場する、親の権力を振りかざして受けに酷いことをする男・和臣が苦手すぎるタイプで読み進めるのが辛かったのですが、この人が攻めじゃないと分かって本当に安堵しました。 受けになる名波は、和臣の父親に両親亡き後、妹共々世話になった恩が…
初読み作家さんでしたが、『鬼』に惹かれて手に取りました。世界観に引き込まれて、ハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。純愛モノの和風ファンタジーです。予想しなかった展開に、萌えてキュンキュンしました。 時代は、江戸から明正に元号が変わって数年経った頃。悪鬼が人間を襲うようになり、『鬼討伐隊』が組織されているような世の中です。 そんな時代に、神社の神職として働いているのが千景です。…
縞馬
初読みの作家さんです。 特にアラブ物が好きというわけでは無いのですが、あらすじを読んで面白い設定だなと思って買ってあったのですが、アラブ物の気分では無くて少々放置してありましたが、ようやく読めました(笑) あらすじは出版社さんが書いて説明してある通りで(笑) 後は王道のアラブ物。 身分差も何のその 君だけを愛してる… でも僕は貴方に釣り合わない…でも… 色々事件もあったが、結果二…
ポッチ
初読みの作家さまでしたがCielさんの美しい表紙に惹かれ購入してみました。 お金にモノを言わせてお金持ち(権力者)が受けを買う、っていうイメージがあってアラブモノってあまり好きではないのですが、これも定番のアラブモノでした。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。 とある国の首長の息子であり、次期首長になる予定のヘイダル。隣国に資金提供をするためにその国に視察に来た彼で…
ほし梅
デビュー作であることを知らずに読んだのですが、読みやすくグッとくる表現もあり、すごく好みな文章&お話でした。 嘘の告白から接近する名波と須賀の本心を隠したやり取りや、徐々に惹かれていく様は切なくもありときめきもありました。 ずっと隠し事をしていたこともあり、最後のHの甘さはすごーく幸せな気分になります。 全体を通してシリアスで、愛のない愛人関係もあったりと、ある意味今まで自分が読んできたルビ…