つばき深玲さんのレビュー一覧

軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

No Title

わ〜、こんな展開になるなんて(良い意味で)〜な作品でした。

二人が出会って自分という人間を見つめ合って恋をして。今まで誰にも自分を見てもらえず役目だけを負わされてきた受け、民のためにも大陸統一を目指し軍神を体に宿した攻め。

攻めが最初は野蛮なんですよ!どうしよう?こんな攻め応援できないよ!どうなっちゃうの?と思っていたら…。

受けを口説いてはちょっかい出してスケベなことするけど、…

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「軍神皇帝の寵花」電子版特別SS「ある日の月花宮」 グッズ

団らん

受けは飼い猫と水浴びを。
もしかしたら水池に入ったら不自由な足が治るかもと。

ザルに猫を乗せて水池を歩く受け。
そんなところへ攻めが起きてきて、自分も水池に浸かることに。

猫は攻めに懐いてて抱き上げ足に水をかけてもらい。まるで家族団らんのようで。

父親が攻め、母親が受け、子供が猫。
ほのぼの平和な一幕でした。

二人が睦まじくしてたら本当に漣の泉のほとりに二人の赤ちゃん…

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軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

惹かれ合うところが良い

倫国の皇帝に嫁いだ伶藍が倫国に戦を仕掛けた汪凱と出会うところから始まります。

無垢な伶藍を汪凱が無理矢理抱くので、苦手な方はご注意下さい。

男なのに女として倫国の皇帝に嫁いだ伶藍が汪凱に男だとバレたときはハラハラしましたが、お互いの素の部分に触れて惹かれていくところはとても良かったです。

しかし、伶藍が本当に神様の生まれ変わりなのかは謎のまま、汪凱が宿していた軍神や裏切り者が突然…

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青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

No Title

あとがきで知りましたがつばき先生のデビュー作だったのですね!
ストーリー展開がしっかりしており、エロもそこそこあって、サマミヤアカザ先生の挿絵も美しくて(薬指にキスしてる絵が特に!!)。
有馬が残念なボンクラなんだけど、痛いシーンは無いし、ストーリーが入り組んでいるわけではないので、エロだけじゃない、でも難しすぎないBL読みたい時におすすめ。
ふたりの距離が縮まるインド旅行と、大人の男と年下…

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黒獅子の寵愛 小説

つばき深玲  Ciel 

見どころたくさん

過去の事故により記憶を飛ばしてしまう踊り子と身分がぐーーんと上の外相の恋。
小さなトラブルはありつつも早くもうまくいったぞ♡と思った半ばすぎ、もちろんそのまま終わるわけなくて。
呆れるほどのクズ兄貴にイライラさせられつつも、
毛むくじゃら大臣の手に落ちる前にハイダル登場した時は、そうそう、こうでなくっちゃ!と。
シースルーの衣装、氷プレイ、ビーズをあしらった下穿きに無毛。
つばき先生の文…

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軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

No Title

初読み、つばき深玲先生。
とっても良かった♡
文体、ストーリー展開、エロの方向性、精神の持ってかれ具合(がっつり引っ張られるのも良いけど、ファンタジーはこれくらいが◎)どれも好みだった♡
Chel先生の挿絵も大変美しい✨️
Bのラブのつもりで読み始めたのに表紙の受けがかわいすぎて、まさか女子なのか!!?と不安になって先の挿絵を確認してしまうくらいw
中華っぽいのは好きだけど世界観にハマる…

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軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

始まりが…

読み返し。

最初、伶藍が健気で不憫で切ない気持ちになりながら読みました。
倫国の皇帝に関してはザマァな気持ちになりましたが
その後の伶藍は、最初汪凱に好き勝手されてしまって
汪凱もろくな人間じゃないな…と思うのですが
そこから段々と愛が芽生えていく二人。

終わり良ければ総て良しってやつで
溺愛モノが好きなので、段々と伶藍に執着していく汪凱は良かったけど、
でもやっぱり最初に…

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青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

アレキサンドライト、青龍の雫

受賞したデビュー作。
「青龍の雫」の銘を持つロシア産のアレキサンドライト、
宝石に関わるサスペンス風ロマンス。 

政治家の娘と政略結婚を取り付けたい御曹司の有馬。
傲慢な有馬は、美貌の秘書の友也を無理やり愛人にしている。 

青龍の雫が偽物とすり替えられる。
友也に「本物のティアラを取り戻したら関係を清算する」と有馬に告げる、
友也は妹を守るために、宝飾店オーナーの須賀に近づ…

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黒獅子の寵愛 小説

つばき深玲  Ciel 

兄に食いものにされているサーニアを救う物語

「砂漠の黒獅子×記憶移ろう踊り子の、熱砂に溶けるエロティック・ラブ」という説明文。
物書きのお手本のように、起承転結が構成されていて読みやすかった。
後書の後に、「青竜の虜」後日談が入ってました。

サーニアが好きな紫薇(しび)とは、和名がサルスベリ/ヒャクジツコウ(百日紅)。
伝説由来の花言葉は、「潔白」「あなたを信じる」。

サーニアは爆発事故に遭ったせいで、大きな音を聴くと、発…

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淫雨に溺れて 小説

つばき深玲  笠井あゆみ 

旧題「雨恋い」

デビュー前に新人賞を受賞した「雨恋い」に、加筆修正、タイトルを変えた再編もの。
編集さんが付けたタイトルが、淫雨。意味は「 降り続く雨。長雨。霖雨。」
笠井あゆみ画伯の表紙が淫靡で凄いけど、中身はそうでもない。
湊が雨を降らせる雲を見つめて呟く「あとから痛み出す心の傷。」の場面は、印象深かった。

若手書道家で人気の伊織と善。
善は、自分の技量だけでのし上がってきた派手な美形の一匹狼。…

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