芽玖いろはさんのレビュー一覧

青くて苦い コミック

芽玖いろは 

せつないけどいい話

芽玖いろはさんの作品は、個人的にはまるものはまらないものがあるのですが、これはよかったです。

ホスト同士の、ミヤとタマ。ミヤはオーナーのお気に入り。オーナーが現役から引退するに当たって太客を引継ぎ、No.2の座にいる。けれど、出世欲はなく、ただ後輩のタマのことが好き。

タマは明るいヘルプ。最初はよく魅力が分からないけど、中盤あたりから、ミヤがタマを好きになったエピソードが。ここで、タマ…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

最高な設定、最高な絵柄、だからこそもう一声ほしい。

芽玖さんは作家買いする作家さまなのですが、なぜか買い逃していて、やっと購入。

表紙が美しすぎる!
もともと芽玖さんは退廃的な美しさを秘めた絵柄を描かれる作家さまですが、その本領発揮ともいえる美しいイラスト。そこに、このタイトル。

病んでそうだ…。
と思いつつ手に取りました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

母親に捨てられ、母の再婚相手である養父と暮らしてい…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

重いような、サラッとしているような…?


あらすじを読んで、「あぁ、シリアス系かぁ…なんか重そうだなぁ…」という印象でしたが、読み終わった感想は意外とサラッとしている重さって感じ。でした。
年上攻×年下受が好きなので、この二人はとても満足です。


でもこのお話は正直、あまり深く考えないで読んだほうがいいのかな?といった感じ。
気になることがたくさん残っています(¨;)
(ただ私が理解力ないだけ?)



以下、思…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

唯一「ひとりの人間」として接してくれた人

連載当初から気になっていました。喪服を着た花嫁…?それは悲しいの?おめでたいの?どっちなの?なんとも興味を惹かれる作品名です。表紙の雪刀(受)の黒手袋と流し目が超セクシーです。たとえ本屋で初めて見たとしても絶対に表紙買いしていました。

養父の仕事中のすっと伸びた背中が好きで、月島春日喜を尊敬していたから小説家を志すようになった雪刀。今や肉体関係有りの歪な親子になってしまった2人ですが、雪刀が…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

重たいはずなのに良い意味でライトな作品

作者さん買いです
芽玖先生の描かれる男性が好きです
美しくて、繊細で、どこか影があって儚げで、でも逞しくもある
絵から伝わる印象と表情仕草言葉使いから感じられる人柄との調和がすごく好きです

今回の作品もとても好きです
どちらにも影がある感じ
タクシードライバーって言われてみれば訳ありな感じもするなーと勝手に思いながら読み進めました

雪刀が健気で可愛いかった
時折見せる、表情…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

喪服ってやっぱりそそる

これはとらのあなさんでみてジャケ買いしましたっ!喪服の花嫁というタイトルと決闘でも仕掛けるのかというスーツ姿で手袋をお口で取りはずそうとしているカバー絵に萌えがノンストップで大興奮で購入しました。

主人公の受けちゃんが自分を取り戻す物語でした。タイトルと義父に支配された大学生という設定が、松本清張原作の土曜ワイドドラマのように思えて、背徳感にワクワクしました。わたしは本当は闇の腐女子なのかも…

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青くて苦い コミック

芽玖いろは 

「赤くて甘い」スピンオフ

「赤くて甘い」のスピンオフです。スピンオフですが前日譚なので、単独で読んでも問題ありません。でも結局はイチャイチャしてる2人を求めて「赤くて甘い」も読み返したくなる。

表紙より中身の絵柄の方が好きです。表紙で手が出てない方はぜひ試し読みを!

自分は「赤くて甘い」にハマれなかったので、長らく放置だったのですが、「青くて苦い」の方がかなり好きでした!
ホストものもいつもならそこまで好みじ…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

一人の人間としてみてくれる大人にキューン♡

尊敬していた小説家の義父に依存され苦しむも
今までの恩を感じ逃げだすこともせずただ耐え続ける雪刀。
タクシードライバーの後藤に惹かれ唯一頼れる大人となり懐くも、
大きく干渉することも無く程よい距離で見守る後藤。

色々な感情に押しつぶされそうになった時、
「文字を打つのが遅いから見るだけ」と事前に話していた後藤に
他愛もないメッセージを送りただ”既読”マークがつくことに
心を落ち着…

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赤くて甘い コミック

芽玖いろは 

画力が導くエンドレス持続型胸きゅん

絵が好みだったので発売当時に即買いしました。
そのときは「有朋くん、かっこいいな。買ってよかった。眼福」で終わっていたのですが、有朋の居候先の同性カプ(タマ×ミヤ)のスピンオフ(「青くて苦い」)が出版されていたのに遅ればせながら気付いて再読してみました。

再読して思ったこと。
「萌に近い萌2」→「神に近い萌2」になりました。

スピンオフと言っても特にストーリー的な絡みはなく、こちら…

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喪服の花嫁 コミック

芽玖いろは 

誰にでも 秘密はある

誰にでも秘密があって、偽って生きていて、真実は本人達にしか分からないんだなって感じました。
義父からの執着や異常な性癖を押し付けられながら、真実の愛に飢えていた雪乃。自身の嗜好を隠し、過去に囚われながら生きる後藤さん。人間味溢れるキャラクターに夢中になって読みました。非常に面白かったです!!

何処か影がある後藤さんが、どんな過去を抱えていたかを知った時に、驚いたと同時に、
幸せとは何かを…

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