逆月酒乱さんのレビュー一覧

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

あいつが許せなかった

「アーサー・ラザフォードシリーズ」は未読でしたが、問題無く読めました。

予想外に面白くて嬉しかったです。一気に読みました。

千紘がエドワードをアテンドしてボストン本社に行った辺りまではとても楽しく進んでたんですよね。
ところが従兄弟の哲也に連絡を取り始めた辺りから一気に不穏になってハラハラしました。

あんな最低な奴なのに昔から言いなりになってお金を渡し続けていた事にも驚きました…

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アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 小説

名倉和希  逆月酒乱 

アーサーがアーサーである限り。

 本作がアーサー・ラザフォードシリーズ完結だなんて、アーサーの溺愛ぶり、残念攻め様ぶりも見納めなんですね。


 前作でバカンス前だった2人、やっと仲良くフィンランドでのバカンス突入です。
四六時中イチャイチャを満喫していた中、アーサーが事故で記憶喪失に。
1年間程の記憶が抜けているアーサーにとって、トキは見知らぬ東洋人。
恋人だと言われても、全くもって好みではない容貌のトキに、信じら…

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アーサー・ラザフォード氏の純真なる誓い 小説

名倉和希  逆月酒乱 

雨降って地固まる的な初喧嘩。

 シリーズ3作目のこちら。
アーサーとトキが初めてのケンカをし、お互いに自分を顧みて、仲直りをするお話。


 現在付き合い始めて10ヶ月ほど。
アーサーのトキへの盲愛ぶりは、まだまだ絶賛継続中。
バカンス前にアーサーのご両親への挨拶も予定に入り、ドキドキ中のトキです。

 そんな中、アーサーの従兄弟のリチャードがトキを訪ねてくる。
リチャードは、アーサーがゲイであることも認めた…

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アーサー・ラザフォード氏の甘やかな新婚生活 小説

名倉和希  逆月酒乱 

溺愛があふれてる(≧▽≦)

 シリーズ2作品目。
前作で恋人同時になった2人なので、攻め様であるアーサーの溺愛は、まさにスタートをきった感じです。

 日本を離れてアメリカについてきてくれたトキへのアーサーの過保護ぶり、溺愛ぶり。
読んでいてにまにまです。

 トキは、思いきって自分から飛び込んでいって友人を作ったり、仕事をしたいと模索したりと、アメリカで自分の居場所を作ろうと頑張ってます。
でも、トキには自分…

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アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 小説

名倉和希  逆月酒乱 

私の溺愛といえばこちらのシリーズ。

 先日のちるちるさんで実施されていたの溺愛のアンケート。
私の中の溺愛といえば、これだなぁ、と真っ先に思い浮かんだシリーズです。
ただ今再読中です。


 受け様は、ゲイであり英語教師をしていた時広。
同僚からストーカーされたあげく拉致監禁の被害を受け、その傷が癒えないまま、攻め様であるアーサーの日本語教師として出会う。

 攻め様のアーサーもゲイであり、ティーンエイジャーの頃から…

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副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

素敵なジェントルは恋に溺れる

アーサーシリーズスピンオフ作。
最終巻でとっても紳士的だったお兄ちゃん・エドワードのお話との事で、彼の愛の形は一体どんなものなのだろう?と楽しみにしていました。
結果、さすがお兄ちゃんと言いますか、全体的にアーサーよりも少し大人な感じです。
ただ、愛する人の前ではでろでろにとろけきってしまっている、ちょっぴり残念さを感じるほどの溺愛っぷりと、初恋に落ちたティーンのような余裕のなさはやはりラザ…

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副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

しっかり長男

アーサーのお兄ちゃんエドワードのお話。アーサーシリーズを読んでいなくても読めますが、読んでいた方がより楽しめると思います。アーサーほど変人入っておらず、「おお常識人ぽい。さすが長男」と静かに感動しました。穏やかなしっとり恋心という印象で萌です。本編250Pほど+後日談11P+あとがき。

日本進出のために中堅製薬会社を買収したエドワード。経営方針など打ち合わせのために来日した際、日本側のアテン…

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アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 小説

名倉和希  逆月酒乱 

愛にまみれて完走

溺愛シリーズ、もといアーサーとトキシリーズの完結巻。
追い掛け始めて数日でしたが、最後まで楽しく読める素敵なお話でした。
あとがきで名倉先生も言及されていますが、シリーズで4冊刊行は初めてとの事で。
先生のシリーズものがもっと読んでみたくなる作品でしたね。

出逢いから初恋、愛の巣での新婚生活、初めてのすれ違いと来て、最後はバカンスで終わる。
…かと思いきや、最後は個人的にBLの鉄板ネ…

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アーサー・ラザフォード氏の純真なる誓い 小説

名倉和希  逆月酒乱 

言葉の大切さを学ぶ

溺愛シリーズ3作目。
個人的には今のところ3作目の今作がバランスが良くて1番面白かったかも。
名倉先生の文章は読みやすくて好きだなあ。
単体でも読めないことはないと思いますが、ぜひ1作目からどんどんアーサーがおかしくなっていっていく過程を楽しんでいただきたいな。

前作の短編話から数ヶ月後のお話。
今作のメインはずばり、バカンス前の初めての痴話喧嘩でしょうか。
甘さや溺愛ももちろんあ…

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アーサー・ラザフォード氏の甘やかな新婚生活 小説

名倉和希  逆月酒乱 

可愛いカップル×2

前作が大変面白かったので、続けてこちらを。
まるまる1冊表題作かと思いきや、アーサー&時広のNYベタ甘新婚編と、前作で時広の良き友人だった大智のお話の短編2本立てでした。

まずは表題作について。
すーーーごく甘かったです!甘々!
前作の序盤と比べるとアーサーが別人。
丸くなったとかそういうレベルじゃない気がする。
アーサーが日本での勤務を終えるのを機に、共にNYへ飛び、住居…

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