杉原朱紀さんのレビュー一覧

宵闇お宿の鬼の主のお嫁様 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

面白かったけど、全体的にTLっぽい

人間界と妖界の狭間に潜む、宿屋「ゆわい」を舞台に、様々な妖怪達と交流する〝癒しの妖ファンタジーBL〟です

癒しを求めて購入しましたが、個性的な脇キャラ達がワイワイ登場して、本格和風ファンタジーとしても楽しめる一冊でした。
が、肝心の恋愛部分が終始溺愛の平坦な印象で、残念ながら好みじゃなかったです……

両親を早くに亡くし、駆け落ちで生まれた為、親戚中から疎まれて育ち、更には人ならざる〝…

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宵闇お宿の鬼の主のお嫁様 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

清らか

鈴倉先生挿絵だったので購入。読んではみたものの、攻め受けともシンクロできず、盛り上がらなかったので中立にしました。清らか健気受けがお好きな方でしたら良いのかも。本編290P弱+後日談20P+あとがき。

幼い頃に両親を事故で亡くし、自らも足に少し障害がある凪。なんとか高校を卒業し、世話になった伯父の家を出て一人で生活しようとしていたのですが、様子のおかしくなった従兄弟から襲われ・・と続きます。…

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宵闇お宿の鬼の主のお嫁様 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

本当の意味での"家族"とは

表紙の雰囲気といい、タイトルの感じといい、想像した通りのふんわり優しいお話でした(*´꒳`*)

不憫な生い立ちで育った健気な性格の主人公・凪が、鬼の花嫁となり幸せな結末を迎えるハートウォーミングストーリー。
設定や登場人物、ストーリー展開は細やかで凝っていまして、サラッと読めるかと思いきや見応え抜群。体感的にもボリュームたっぷりに感じました。


舞台は、『ゆわい』と呼ばれる"あやか…

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臆病な恋を愛で満たして 小説

杉原朱紀  陵クミコ 

評価に悩む作品

一応、萌2です。


悠は年の離れた壮志と、亡き祖父母との縁で同居中&密かに片想い中。
作家兼脚本家の壮志の身の回りの世話をしつつ、大学に通っています。
母親から「恋は終わるもの」との認識を無意識に植えつけられ、恋愛に関しては全然前向きに捉えていません。
だから、壮志に気持ちは伝えない。
身体を触れ合わせる関係であったとしても。

と、これだけだと切ないなーと思うのですが、壮志視…

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傲慢な誓約 小説

杉原朱紀  駒城ミチヲ 

物語が広範囲!

物語の展開が思いの外、広範囲で驚きました。冬貴の出自が、物語の展開を動かして面白かったです♪

13年前の事件、母親からの告げられた真実、篠崎家のお家事情…背負うには多すぎるぐらい冬貴は大変な目に遭っているのに、自分で抱え込んだり責任感じて壁を作っているのを壊したのが久隆だったんだなぁ〜と思いました。

とある『指輪』で物語も更に動き、徐々に久隆に心を許し始めて惹かれていっていた時に疑心暗…

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抱きしめてくれないの? 小説

杉原朱紀  陵クミコ 

初心者カップルのデート指南のような…

2016年刊。
受けキャラがホストってあらすじと、陵さんの挿絵につられて『読みたい本』にチェックしてあった一冊。

無愛想なパティシエ・葛原(くずはら)に人当たりの良い話術を指導してやって欲しいとの頼まれ事を快諾したアパレルショップ店員の颯季(さつき)。
日頃から女性客を惹き付けている颯季だが、指導者として見込まれただけあって言葉にしての教え方が大いに参考になる。
ファッションに無頓着な…

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「年下オオカミ君に愛情ごはん」電子限定おまけ グッズ

柊也に能力は



晴れて恋人になり一緒に住むようになった2人。
ふと目が覚めると先ほどまでみていた夢が隣に寝ていた隼斗視点の夢だったような気がするのです。
初めは聞いていた話を勝手に想像してみたのかと思ったけど、そんなことが何度も起こるので、怖くなってこの世界の獣人の世話を担っている清宮に相談します。
おそらく、柊也の能力と番としてのつながりの深さが隼斗の夢を覗き見してしまうのだろうと言われ、隼斗に知…

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年下オオカミ君に愛情ごはん 小説

杉原朱紀  猫乃森シマ 

胃袋をつかまれた人多数

父の跡を継いで定食屋を営む柊也(受け)は便利屋サービスで派遣されてきた斎槻隼斗(攻め)の血の匂いに反応して倒れてしまいます。
実は隼斗は異世界からきた獣人で柊也が運命の番であるため隼斗の血に反応して柊也が覚醒してしまったのです。
両親のどちらかが獣人だろうと言われますが、今は亡き両親に聞くこともできないこともあり、当面隼斗が能力のコントロールを指導することになります。
見目も良く人の良い柊也…

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初恋の相手は天使でした 小説

杉原朱紀  高星麻子 

ハイスペ残念イケメンとはこのこと


兄の友人でヘタレ画家×男子高校生

幼少期に出会いって別れ、数年後に再会した二人。
受けが生まれた頃から好き、という重量級のクソデカ愛情を抱えている攻め。
受けを大事にしているあまりに手を出せず、欲望や思いをすべて絵にぶつけた結果、画家へ。

受けに会うとニコニコ優しい笑顔ですが、心の中では「天使だ…」と呟くのが萌えました。
それなのに受け以外のどうでもいい人には無表情で冷たい。…

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神官騎士は黒翼の忌み子を寵愛する 小説

杉原朱紀  金ひかる 

3冊目にしてようやく

杉原朱紀先生の作品は「敏腕社長は箱庭うさぎを溺愛したい」「臆病な恋を愛で満たして」と読んで、合わないのでもうこれからは先生の作品は避けようとレビューに書いてたんです。

でもそれを忘れて購入してしまってたんですが、三度目の正直だったみたいで凄く面白かったんです。全てがツボに刺さりまくりでした。

ノアが前世の記憶を持っててもその知識で大胆に活躍するとかは無く、かえって孤独だった記憶と現世の…

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