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おげれつたなか
弓
ネタバレ
おげれつ先生の作品ものすごく久しぶりに読みました。1巻読んでからかなり時期が空いてしまったのでもう一度読み直して・・・ そして泣きました。お互い人生に絶望する中で、それでも相手の存在だけで生きていける。心から愛し合っているのが伝わってきます・・・千紘の笑顔を見る度にだんだん惚れていくハオレンの表情の美しさ・・・そしてお互いに嫉妬深いのも可愛すぎる!切なさの中で支え合う様子が本当に尊いです。3巻早…
ふとっちょ
なんて幸せそうな表紙なのでしょうか! 一巻であれだけ心をえぐることがあったのに、、、笑 この作品はね、1.2巻同時に買う事をオススメするわ。笑 1巻が、え?あ!大丈夫?って終わり方するから続きを買うまでの時間、結構メンタルどんよりすると思う。笑笑 で、今回は!表紙でわかる通り!ムフフとなることが目白押し。というか心のアップダウンが激しめ。笑 浩然の過去が明らかになり、、ヤ…
お互いの傷を舐め合うように一緒にいることがこんなにも切ないのかよ。。 無いものを埋め合うとかそういう甘い関係じゃなくてお互いの傷が深すぎて触れないように生活してるのね、時に見せる優しさがさらに切ない!だって離れていくでしょ?と言わんばかりなのに、本当は行かないでほしい。引き止めてほしいって顔に描いてある! そんな2人がさ、本当にジワジワ歩み寄り始めるのよ!そこがピークに萌!不器用なんだ…
おぶもいもい
これ以上ないほどの幸せな着地点だなと思うと同時に、秀那と林田はやっとスタートラインに立てたのだなと実感したシリーズ最終巻でした。 ここまで長い道のりでしたが、どこか「秀那と林田のお話」だと感じなかったのは弓の存在が大きすぎだからなのでしょうね。 前に進むのも立ち止まるのも苦しい場面がたくさんあるなかで、秀那との未来を見つめながらも弓を忘れることができなかった林田。 それが自分への戒めで、…
楽しいことが大好きで、弓の隣でいつも笑っていたかんちゃん。 勉強はできなかったけれど根は真面目、母親思いで妹思いなかんちゃん…。 そんな彼の心が殺されていくまでが描かれた、ものすごく苦しい前日譚。 DVはどんな理由があっても良くないことだとわかっています。 それでも。高校を卒業してから苦しくて痛い思いを耐え抜こうとする姿を知ってしまうと、かんちゃんは何も悪くないよと言い切ってしまいたく…
苦しすぎて読み返すのが簡単ではないシリーズ。 ですが一度読み出したら止まらないほどの魅力があるので、苦しさに耐えつつ作品の世界観にどっぷり浸りきって読みました。 お付き合いをはじめた秀那と林田の日々は順調で、お互いに相手を当たり前のように欲することができるようになっていて。 身体の関係から始まったふたりだけども今は快楽が目的ではなく、相手を心から求めて繋がっているのがよくわかります。 …
おバカでピュアな夏生が可愛い表題作と、前作スピンオフの「ほどける怪物」が収録。 どちらも良いお話ですが、"かんちゃん"こと林田のその後が描かれたスピンオフが好きです。 前作ではDV男として登場していた林田。 理不尽に殴られてツラかったのは弓なのに、実は誰よりも傷付いていたんだなぁ…というのがわかってきます。 DVの理由や林田自身の葛藤と苦悩が見えてきて、ただの&qu…
殴られている弓はもちろん、殴っているかんちゃんも痛くて。 好きなのに一緒に居たらダメになる、そんな悲しいカップルに心がかき乱されます。 かんちゃんのその後を描いた作品のインパクトがとても強いからなのか、彼のことばかり見てしまいがちで負の方向に引っ張られてしまう印象があったのですが。 今作は真山と弓がメインのお話なので、ふたりの関係性をしっかり見る!というつもりで今回読み返してみました。 …
自分たちの気持ちと向き合って、それぞれ本当に大切なモノはなにか?という部分の答えをだした最終巻。 ずっと一緒にいたいけれどそのための第一歩を踏み出すことは恐怖でしかなくて、そのせいで何度となくすれ違ってきたふたり。 でも彼らの周りはものすごくあたたかい人たちばかりなので、動き出す決心が鈍っていくのも仕方なかったのかもしれません。 なので、程よく冷たくて程よく敵な存在の仁科がいたからこそ、…
1巻で良きところに落ち着いた太一と直人ですが、毎日笑って楽しく過ごすことがゴールではないことを突きつけられた2巻でした。 一緒にいると幸せで、これから先もそれが続くことを願う気持ちはふたりとも同じだけれど。 どうしても越えなければならない壁があることもそれぞれに理解しているので、色々なことが絡まってすれ違ってしまうふたりを見ているのが本当に苦しかったです。 軽々しく自分たちの関係を明…