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絵津鼓
ノド
ネタバレ
一番すきな作品。お互いに生きづらさを抱える二人が徐々に惹かれあっていく。その距離感がやさしく、じんわりと心に染みます。うつ病や家庭環境などセンシティブな内容がベースのしてあるので、暗めな描写もしばしばあるが日常生活として自然に溶け込んでる感じがリアリティがあって好きでした。机に置かれたメモ帳とか、喫茶店のコーヒーといった日常の切り取りが映画を観てるような作風なのもこの作品の見どころ。恋人ともいえな…
ももよ
上巻を読んだ後、掴みどころのないフワフワした感じがして、うまくレビューが書けないなぁと思っていました。 下巻も、これはハッピーエンドになるのか?このままフワフワな感じなのかと読み進め、ホント最後の最後に、っぶぁ〜!!と心を鷲掴みされました!! やっぱり絵津鼓先生のお話、大好きです。 絵を変えたとのことですが、前の絵も今の絵も、全て好き。 作中、手を握って身体をくっつけて眠る場面が何度か…
ちろこ
暢が男らしく成長してる! 前作からの変化を見ると、あらまー頼もしくなっちゃって。しかも男っぷりが上がってるし。大地良かったね〜〜(^ ^)♪…なーんて思ってたら。 どどどどどどどうしました、大地ー?!((((;゚Д゚))))))) ってな感じでした。 大地の不安が痛くて胸にトゲトゲ刺さる。 前作と逆んなっちゃってるのね、大地の方が今回は色々考えちゃってて。余裕がまるでない。 暢…
友人という関係性と、複雑に入り組んだ心理描写。 たったこれだけの要素で作り込まれた物語ですが、その素材を存分に生かしたストーリー展開はドドドド濃厚で、すごく引き込まれました。 派手なストーリーではないんです。むしろ地味めな印象すらある現代もの作品ではありますが、心理描写の攻め方がエグく、その存在感が際立っていることに読めば誰しもが気付くはずです。 好きの感情が溢れているのにうまく消化でき…
こずまる
6話の最後で私まで涙出ちゃった。長年の片思い切ないよ...。澄春、いじらしいんだもん...大悟もいいやつなんだよね…鈍いけどさシェアハウスのメンバーもいい子ばかり。ここに住んだら楽しそうだなぁ。いい余韻で終わったけどまだ続きが欲しいぐらい
妹尾くんがいつもどこかに消えてしまいそうで読んでいる私がハラハラしてた。切なかったけどちゃんと答え合わせできてよかったなぁ。 杉本くんの「俺達は日々が有限であることを知っているのにわかっていない」のモノローグがズシっときた…
一穂ミチ 絵津鼓
やんここ
出会いは小学生と大学生で背徳感ありありかと思いきや、すごく爽やかなお話。 小学生の佑は、子供らしい面と大人びたところもあり、すごく良い子。 頭がいいんだろうなあ。 裕福な家だけど、ぬくぬく幸せではなく、いろんなことを感じて、それは子供にはしんどいところでもあるのに、悲観はしていなくて。 佑の母親には、かなりイラッとするけど。 それでも2人が離れずゆっくり愛を確かめ合っていくのは読んでいて…
ふばば
「メロンの味」番外編(同人誌)の電子版。 薄暗い空気感のあった「メロンの味」。 こちらは、薄闇のような本編の終わりからの、海外で明るい雰囲気になった描き下ろしとの間の「とある夜のおしゃべり」を描いた小品だそうです。 男性から連絡先を教えて、と言われて断れなかった中城くん。 それを聞いて「ナンパだ!」と騒ぐ木内。(彼氏でもないのに、みたいに思われてる) さて、木内は仕事を始めた…
pokatyan
この漫画の世界に引っ張られて一緒に気分が落ち込んでしまい発売時に購入したのに、まだ2回しか読めていないです。 作品としては神!です。たぶん自分はblに現実とは違うフィクション的な要素を求めているので、読んでいてすごく苦しくなりました。 元気のない木内を中条君が安易に励ましたり、簡単に付き合ったりしない所が自然で違和感なく納得出来ました。 清潔感のあるキレイな主役の顔、公園や自転車などもと…
もちベーグル
ノミネートからの読み直し作品です! 大好き絵津鼓先生作品で、今作は大人の不器用でもどかしい恋愛が描かれていますが、そこに魔法道具のようなものが介入すること余計に拗れたり、クスッと笑えたり、誰かの決意にものすごく切なくなったりと本当にうまく現実とファンタジーを融合させていて、切ない大人の恋愛がテーマだけどいい感じのラブコメになっていて最高に面白くてぎゅんとしてきゅんとする1冊です!! 天…