みくにちゃん
櫻庭も浅水も上巻では見せなかった心からの笑顔をたくさん見せてくれて、満足でした。好きなものを好きと言えない苦しみ、生き辛さは多かれ少なかれあると思いますが、男の子は乗り物や青や黒を好きであるべき、女の子は花やお菓子やピンクを好きであるべきという考え方、もういい加減になくなって欲しいですね。自分の子供が性同一性障害になることを恐れるが故なんでしょうけれど、親がダメと言ったって、好きという気持ちを根…
とにかく絵が美しいですね。櫻庭も浅水もビジュアルが眩しくて、見惚れてしまいます。再会から、なし崩し的に体の関係まで持ってしまう2人ですが、お互い固定観念や相手への偏見があって、じゃあ恋人になろうと何の柵もなしには言えない状態で。そういう所が下巻でどういう風に溶かされていくのかが鍵になりそうですね。
ホモソーシャルという単語を初めて知ったのですが、女性蔑視やホモフォビアを孕んだ男性同士の結…