遠野春日さんのレビュー一覧

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

茅島氏の魅力が大きいのかな?

原作もコミックも何年も積んでてやっと読みました。

庭師(名前ないんだっけ?)と当主の恋。

駆け足気味に感じましたが、庭師と一緒の時のうっすら嬉しそうにする茅島氏がとっても可愛くて良かったです。

無気力無表情無関心な茅島氏がなぜ庭師を好きになったのか?
傲慢なのはどっちか?
茅島氏の素直さ気取らなさひたむきさがこの作品の大きな魅力なのではないかな。

ちゃんと気持ちを偽らず…

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真珠にキス 小説

遠野春日  乃一ミクロ 

救済系ともいえる

読み終わって結果的には私好みのお話だったんですが、あらすじとか当初の展開から段々変わってしまう印象。
あらすじから言うと、澄ました大学の准教授が傷痕などに執着する倒錯した性癖を暴かれて…
…みたいな話として始まるんだけど。
読んでみると、美しきビッチが振り向かない男に恋焦がれて、というストーリーの方が主になってくる。
ビッチは、ヤクザ幹部の朝霞。
元々普通の学生だったのに陥れられて刑務所…

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茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

執事の気持ちになってしまう

 茅島の可愛さが極まっていました。こんなに純真な人だったんだなぁ、と改めてその世間擦れしてないが故の言動に驚き。庭師の実家帰省にいてもたってもいられなくなって、1人で空港にまで着いてきてしまう突拍子のなさ。恐らく今までの人生でこんな風に行動したことなんてなかったでしょう。庭師には怒られてしまったけれど、それだけ熱烈に庭師を愛しているんだぁとよく分かるシーンでした。

 かと思えば、今度は庭師を…

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茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

ちゃんと熱さも秘めている

 このイギリス旅行編では澄人の健気さがこれでもかと溢れていましたね。前巻ではミステリアスな雰囲気、次にどう出るか分からない性格が強調されていたように思いますが、こちらではすっかり恋愛に彷徨う人間味が出てきました。うじうじ悩むというほどでもなく、相変わらず周りに見せる態度は物静かで何を考えているのか察することが難しいのですが、拗ねたり嫉妬したり不安がったりしているニュアンスは僅かながら態度に出ていて…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

孤独で無趣味で恋愛には実直な資産家

 資産家である澄人の性格がこの作品最大の魅力かなと思いました。落ち着いていて、淡々と話す、喜怒哀楽の感情表現が控えめな青年。両親がそういう人達だったんでしょうか。めちゃくちゃ世間離れしているというわけでもなく、かといって一般人からは程遠い。どこまで世俗的なのかは本人のみぞ知る、というミステリアスな彼。擦れてないからこそ、恋愛でも駆け引きなしで素直に積極的に迫ってくる。そういうところに庭師の攻めが惹…

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愛と絆と革命の花嫁 砂楼の花嫁4 小説

遠野春日  円陣闇丸 

しみじみと良い作品✧*。

砂楼の花嫁第4弾。ザヴィアに関する事では酷い仕打ちを受けているのに、それでも助ける秋成が優しすぎまて心配になりました。危険を犯してもザヴィアに行く事を願う秋成をイズディハールが許し後押ししたのは、秋成の憂いを除く為だったんだな〜とイズディハールの愛の深さに感動。憂いものぞかれ、2人の絆がより深まって良かったです。合間で嫉妬するイズディハールが可愛かった。そしてハミードとサニヤ、サニヤはハミードを愛…

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狙撃手武藤啓吾の華麗な流儀 小説

遠野春日  円陣闇丸 

是非、続編を!

雑誌では武藤とサーイの2つのお話しか読んでいなかったので、久禮の存在を初めて知りました。

もうめちゃくちゃカッコいいですね。武藤より好きになりました。
そして武藤と久禮の関係がとても素敵でした。
まだ2人の関係には名前はありませんが、お互いに情がある事は見て取れました。

雑誌連載分も良いですが、なんと言っても書き下ろしが最高に面白かったです。2人の多くを語らずとも息のあった敵との闘…

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狙撃手武藤啓吾の華麗な流儀 小説

遠野春日  円陣闇丸 

freedom

雑誌で少しずつ書かれていたスナイパー武藤さん。書き下ろしを加えて一冊にまとまりました\(^o^)/ 雑誌の時からすっごく好きなキャラだったので、めっちゃくちゃ嬉しいです。さらっと乾いた風のようにどこまでも捕らわれない感じの方で、お話もむちゃんこ好き。そしてこの表紙。ほわあぁぁぁぁぁと溜息しか出ない素晴らしい表紙、個人的には今年の№1表紙間違いなしです。情熱シリーズ「艶乱」でちょろっと出たのでスピン…

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鼎愛-TEIAI- 小説

遠野春日  嵩梨ナオト 

理解不能の心境変化

電子版には挿絵が無いそうなので、紙本を購入。

財閥の御曹司の佑希哉は、ノンケ。
レストランでアルバイトをしていた女装の史宣(しのぶ)に佑希哉は一目ぼれ。
女装した史宣は優雅で純真無垢な美貌の、男にとって“理想の女“

私立探偵の雅孝はバイ、佑希哉の幼馴染で親友。遠縁でもある。
史宣の身上調査をして、実は女装の結婚詐欺の過去を知る。

化粧を落とした素顔の史宣は、独特の色香がある…

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愛と絆と革命の花嫁 砂楼の花嫁4 小説

遠野春日  円陣闇丸 

中東版ベルバラ?

電子版が公開されたので、読みました。
感想。
秋成が男性として、祖父母の安否確認の為、国に戻るの巻。

秋成は、軍から冤罪を着せられて犯罪者として国外追放扱いのまま。
祖父母と生き別れになり、秋成は他国で結婚。
1巻で起きた件の着地点を4巻で作られていた。
でも祖父母に秋成の体の秘密は未だ明かしていない。

あとがきを読むと、著者は、両性具有とBLの扱いに未だ悩んでいるようです。…

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