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遠野春日 麻々原絵里依
Sakura0904
ネタバレ
資産家である澄人の性格がこの作品最大の魅力かなと思いました。落ち着いていて、淡々と話す、喜怒哀楽の感情表現が控えめな青年。両親がそういう人達だったんでしょうか。めちゃくちゃ世間離れしているというわけでもなく、かといって一般人からは程遠い。どこまで世俗的なのかは本人のみぞ知る、というミステリアスな彼。擦れてないからこそ、恋愛でも駆け引きなしで素直に積極的に迫ってくる。そういうところに庭師の攻めが惹…
遠野春日 円陣闇丸
茶々丸53
砂楼の花嫁第4弾。ザヴィアに関する事では酷い仕打ちを受けているのに、それでも助ける秋成が優しすぎまて心配になりました。危険を犯してもザヴィアに行く事を願う秋成をイズディハールが許し後押ししたのは、秋成の憂いを除く為だったんだな〜とイズディハールの愛の深さに感動。憂いものぞかれ、2人の絆がより深まって良かったです。合間で嫉妬するイズディハールが可愛かった。そしてハミードとサニヤ、サニヤはハミードを愛…
kurinn
雑誌では武藤とサーイの2つのお話しか読んでいなかったので、久禮の存在を初めて知りました。 もうめちゃくちゃカッコいいですね。武藤より好きになりました。 そして武藤と久禮の関係がとても素敵でした。 まだ2人の関係には名前はありませんが、お互いに情がある事は見て取れました。 雑誌連載分も良いですが、なんと言っても書き下ろしが最高に面白かったです。2人の多くを語らずとも息のあった敵との闘…
あーちゃん2016
雑誌で少しずつ書かれていたスナイパー武藤さん。書き下ろしを加えて一冊にまとまりました\(^o^)/ 雑誌の時からすっごく好きなキャラだったので、めっちゃくちゃ嬉しいです。さらっと乾いた風のようにどこまでも捕らわれない感じの方で、お話もむちゃんこ好き。そしてこの表紙。ほわあぁぁぁぁぁと溜息しか出ない素晴らしい表紙、個人的には今年の№1表紙間違いなしです。情熱シリーズ「艶乱」でちょろっと出たのでスピン…
遠野春日 嵩梨ナオト
碧雲
電子版には挿絵が無いそうなので、紙本を購入。 財閥の御曹司の佑希哉は、ノンケ。 レストランでアルバイトをしていた女装の史宣(しのぶ)に佑希哉は一目ぼれ。 女装した史宣は優雅で純真無垢な美貌の、男にとって“理想の女“ 私立探偵の雅孝はバイ、佑希哉の幼馴染で親友。遠縁でもある。 史宣の身上調査をして、実は女装の結婚詐欺の過去を知る。 化粧を落とした素顔の史宣は、独特の色香がある…
電子版が公開されたので、読みました。 感想。 秋成が男性として、祖父母の安否確認の為、国に戻るの巻。 秋成は、軍から冤罪を着せられて犯罪者として国外追放扱いのまま。 祖父母と生き別れになり、秋成は他国で結婚。 1巻で起きた件の着地点を4巻で作られていた。 でも祖父母に秋成の体の秘密は未だ明かしていない。 あとがきを読むと、著者は、両性具有とBLの扱いに未だ悩んでいるようです。…
はるのさくら
シリーズ4作目のこちら。 今回は、秋成の出身であるザヴィアでクーデターが起こり、祖父母を心配して帰郷するお話。 秋成がザヴィアを離れイズディハールに愛されるようになって、もう2年以上たつのですね。 両親を亡くした秋成が引き取られた母方の祖父母のローウェル家。 そこで冷遇されて、結局祖父母は家督を又従兄弟に当たるワシルに継がせた、という経緯があったのだけど。 最初にそのワシルと…
遠野春日 笠井あゆみ
面白かったけれど、 テンポよい展開ではないので、焦れものが嫌いな人には向かないと思う。 焦れ焦れジワジワ。 どうして、あの破天荒な里村靖祐の下に、怜悧で有能な青柳美紀が就いているのか、その訳が書かれている巻でした。 母親ソックリな里村の容貌。里村の親は強盗に殺されてしまった。 引きこもりの帰国子女で、親が離婚して子を顧みない人だった青柳。 二人は幼少期近くに住んで居た。 人の…
遠野先生作品の中でも大好きなシリーズです。 遠野先生の抑制された文章とキャラに対する深い愛情が光る作品だと思っています。 もし秋成が両性具有だという事で読むのを躊躇っている方がいるならば、遠野先生の文章は秋成を女性だと感じさせない表現を使っているので安心して読んで欲しいです。とてもベテラン作家様らしい多彩な表現をお持ちでした。 私がこのシリーズが好きな理由のひとつは、イズディハー…
シリーズも3作目。 2人での外遊の際、最後に訪れた国にて、イズディハールと珍しく別行動になった秋成。 仮装のお祭り真っ最中で、秋成も怪盗紳士に仮装してお祭りを楽しんでいる途中、カフェで相席したファントムに扮した青年に一目惚れされてしまう。 その青年は、実はとある小国の第二王子のアヒム。 怪盗紳士が忘れられず、シャティーラの身分のある人であろうと探しにやってきちゃう。 秋成が女…