total review:279158today:0
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
67/68(合計:675件)
遠野春日 麻々原絵里依
ともじ
麻々原絵里依さんのイラストの栄える美しい表紙に惹かれ、ふらふらと手に取ってしまったのが、この作品です。花音さんでも、こんなシックな装丁があるんだ!(失礼)と思ってしまったくらいです。中身の一話ごとの表紙の文字フォントも美しい・・・お話の雰囲気によく合っていると思いました。 しかしコレ、いつの時代の話なんだろう。現代?だよね?でも、夜会とか晩餐会とか執事とか・・・まぁ、浮世離れした感はよく出ている…
久江羽
原作もの、それも原作が相当いいものの場合、漫画化されるとガッカリしてしまうものが多いのですが、大丈夫だった、OKだった、満足しました。 そもそも、小説のイラスト(リーフ版)は史堂櫂氏なので、どうして麻々原氏に白羽の矢が立ったのかと思ったのですが、いきさつはともかく、雰囲気を壊すことなく新しい作品として表現されており、問題がありませんでした。 両親の事故死により若くして資産家・茅島家当主とな…
つかさ
激しい描写はないが、淡々と綴られる二人の流れが特徴的でした。 とても静かで穏やかなんだけど、ふつふつと湧いてくる思いが嫉妬だっり、刹那だったり。 どこまでもスタイリッシュで、例え上手く行かないことでも激情に走る事がない。 一生困る事のない資産を持っていても、好きな男の心だけは手に入らない…と悩むお坊ちゃんと、家の繁栄の為、いつか結婚してしまう彼と別れる日が来た時、辛くならないように心をセーブ…
まふまふ
美麗でスッキリとした麻々原氏の作画と、浮世離れした主人公・茅島氏のキャラが大変マッチしていると思います。 原作は未読なのですが、原作者遠野氏の他作品はいくつか読んでいたおかげか、ある程度の世界観やキャラ性などは把握しやすかったです。 シーンの抜き取り方がザックリしていてコラージュのような印象も受けますが、ストーリーが把握しきれないほど説明不足というわけでもなく、出来の良いプロモーションビデ…
みちよ
ある日突然雇い主の旦那様が、庭師の元に告白しにくる。 戸惑っていたものの結局庭師の方も主人にすっかりハマってしまう。。 ということが非常に淡々と描かれているのですが 間の取り方やら、表情の描写がとてもステキです。 だんだんと庭師が主人にハマっていく様子にとても胸が締め付けられました。 性的表現も過剰ではなく良くも悪くもあっさりと綺麗に描かれています。 切ないけれど切なすぎず、甘いけ…
遠野春日 あさとえいり
祐希
よくよく考えればちょっと…って感じたんですが、けっこう何気に萌えましたw 藤崎を手荒く犯すが、理央の前だけはドSな性格になる 葛西敦史。 葛西の弟を弄びそれ以外の下級生にも誘惑している 藤崎理央。 弟のことがあり敦史は理央にあからさまな敵意をむけるんです。 最初は敵意を向けられる覚えがない理央は、敦史に普通に接するんですが、さすがにムカついて無視をし始めるんです。 そして理央がまた捨てられ…
遠野春日 甲田イリヤ
satoki
コンビニでアルバイトしている奎一には密かに気になっていた常連客がいる。 ほぼ毎日やってくる綺麗な男、高遠。けれど特別声をかけるわけでもなく日々は過ぎていた。 イブの夜、いつもと違う酔った様子で現れた彼を放っておくことのできない奎一。 誰かの代わりでもいいと、一夜限りの関係を持つ二人だったが…… 表題作。 びっくりするぐらいなんの葛藤もなくくっついてものすごくびっくりした。 そもそも…
華族制度が廃止された現代日本が舞台ではせいぜい「元」を付けるのが関の山なので、日本の貴族ものとなると必然的に近代が舞台の作品が多くなります。逆に言うと、近代設定ものを好んでいると貴族ものに当る確立が非常に高い気がします。 で、花嫁ものを読もうとすると、面白いように近代設定だったりするので、「花嫁」「華族」「近代」はもう1セットで一つの様式美という認識が私の中にインプットされつつあります。華族とい…
遠野春日 円陣闇丸
情熱シリーズ、第2部の始まりです。 今回は佳人(よしと)の両親の自殺の真相に迫るお話。 不安になるたびエッチしているので減点しちゃいました。ちょっと盛りすぎですよ。 それ以外のサスペンスドラマ風な展開は面白かったです。 佳人が実家を出てから今日まで、両親が自殺したということは知っていても、状況やいきさつはおろか埋葬された墓地も知らずに過ごしてきたわけですが、墓地の場所が明らかになったこ…
遠野春日 小椋ムク
ノーマルな自分が男を好きになるかもしれないことを認めたくない甲斐と、勇気を出してラブレターを出したものの万事控えめすぎる真幸の不器用な恋愛のお話。高校生同志~真幸の卒業後までの2部構成になっています。 真幸の性癖に理解を示し、恋の応援をするとともに守ろうとするいとこ冬木や、真幸の初恋?の人・永井先輩のいい人っぷり、過去の男・エリートサラリーマン溝上の嫌な奴っぷりがお話を支えています。 甲斐…