遠野春日さんのレビュー一覧

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

スタイリッシュな画面。

遠野春日さんの小説のマンガ版ですね。
私は小説読んでなくてCDから入ったんですが、そのせいか全部音声付で楽しめました♪

茅島氏というのがスゴク独特の人物なのですが、麻々原さんの絵には合ってた気がします。
抑揚のない感情の見えない感じというか…。
それでいて些細なことで嬉しく思ったりもする人なのですが。
CDを聞いてた時に自分が思ってたのと違う表情のところとかもあったりして、ああそうな…

3

骨董通りの恋人 小説

遠野春日  夏乃あゆみ 

ファンタジーだなぁ

大学生同士の恋ですが、シチュエーションがなかなか奇抜です。
かたや、高卒後海外を渡り歩き、帰国してから大学に入った桂一。
かたや、骨董屋「大正浪漫堂」で昔の女学生のコスプレをしながら店番のアルバイトをしているちなつ。
桂一がたまたま入ったお店の看板娘に一目惚れしてしまったことからお話が始まります。

意外とさばけている桂一は、ちなつが男だとわかっても全く動じないでアタックしてきます。

2

骨董通りの恋人 小説

遠野春日  夏乃あゆみ 

遠野さんの作品にしては

イラストも可愛らしいけれど、それと相まってお話も可愛かったです。
大学生が一所懸命恋愛してるっ!って感じで。
ほのぼのとしてて、遠野さんもこんなお話を書かれるんだなぁ。
どちらかというと、リーマンだとかオトナな男たちのお話が多いように思っていましたので、ちょっと意外でした。

桂一が大学近くの骨董店へふらりと立ち寄り、店番をしていた大正時代の女学生の格好をしたちなつに一目惚れします。

0

恋と愛の境界線 小説

遠野春日  高久尚子 

地味にコツコツです。

「恋と愛の境界線」何とも興味を引く題名でした。
題名からもっと恋愛よりのドラマ性の高い展開を期待してしまったのですが、地味な、良い意味で堅実なお話でした。

藤堂は母から虐待され、父にも愛されずという、愛情に対するトラウマなどから人と接することが苦手な人。
相棒を組まされた新人刑事の須田は、人当たりもよくさわやかな感じの男です。
お互いは実は初めて相手を見た時から、気になっていたんですね…

0

探偵は月夜に恋をする 小説

遠野春日  杜山まこ 

娯楽BL

遠野春日が贈るスリリングな探偵物語。と謳ってるほど
スリリングではなかったw

2001年作ということで・・・ベタさというか
昔のトレンディドラマみたいな匂いがしましたけども
遠野春日さんぽくお約束な感じで甘いお話でした。
ご都合主義の娯楽BLは、ストレス解消になりますv

探偵が調査対象者の隣にいたホストにひと目惚れしてしまうんですよ。
調査対象者じゃないのにホストの尾行したり…

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じれったい口唇 小説

遠野春日  蓮川愛 

工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工の連続

大学時代に無理矢理デートに誘われ、無理矢理抱かれて
暴君そのものの攻めに翻弄されながらも
強烈に惹かれ愛し合っていたのに
ある日「じゃあな」といつもどうりの一言で別れた翌日
イタリアに留学してしまった攻め!
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工

突然、理由も告げられず捨てられてしまった受けは
両親の離婚もともない姓を変え地方都市に移り住むことに・・・
会社のプレゼンで久しぶりに訪…

2

瞳は口ほどにものをいう 小説

遠野春日  山田ユギ 

クールビューティーな受けと、受けにベタぼれな年下ワンコ攻め

「挿絵で楽しむ山田ユギフェア」で初登場の遠野春日さんの作品です。

やっぱり読み慣れた作家さんは、安心して読めるな、と思いましたね。
遠野さんって割と王道なシナリオのものが多いのですが
萌えどころをちゃんとおさえてるし、言葉遣いも的確で好きなんですよ~。

冗談など言えないようなクソ真面目な上司・貴章の不器用さと
それゆえ、貴章の気持ちがイマイチ掴めずに不安を抱えつつも
どんどん貴…

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LOVEラブ 小説

遠野春日  小椋ムク 

想われる優越感は罪だと思う

高校生。年下攻というより、年上受。だってね、相手を好きなのは受のほうだから。健気なくらい、何をされても怒らない。対して攻はひとでなし。男同士なんてあり得なくて、想われることを迷惑がって、だけど優越感に浸りたくて振り回す。反省するけど、顔を見ると意地悪したくなる。離れることが相手にしてやれるたったひとつのこと、でも気になって。
前半は手も触れない恋愛でした。このひとでなしの前半があるからこそ、素直…

4

ロマンスの予感 小説

遠野春日  高久尚子 

ちょっとぬるい…。

安曇真人は、おじが社長を務める会社で専務として働いています。
コネ入社やコネ昇格というわけではなく、あくまで実力についてきた結果であり、 加えて、亡き母親に似た美貌で…プラスに評価されるのは当然ですが、それを疎む人間もいる。
ある日真人のデスクに突き立てられていたナイフで、それが顕著に示されることとなります。
社長への脅迫状めいた物も届き、社長はいよいよ警備会社からボディーガードを雇う…

2

茅島氏の優雅な生活 1 小説

遠野春日  日高ショーコ 

茅島氏の魅力に唸ります。

お金持ちの坊ちゃんと庭師。
ありきたりだけど確実に萌のある設定…これは狡い。
嵐の中告白しにくる茅島氏と庭師のやりとりが好きで何度も読み返しています。
茅島氏の可愛さに魅了されるせいで、庭師の意地悪の度が過ぎるあたりに嫌悪感を感じるからか、追いかけ続ける茅島氏が余計に健気に見える。
パキラを許した茅島氏。もっと優しく愛してあげてください。

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