遠野春日さんのレビュー一覧

眠らぬ夜のギムレット 小説

遠野春日  沖麻実也 

前半は面白かったけど、後半がなァ…

前半は、テンプレ展開な王道リーマンラブでしたが、なかなか面白かったです。
仕事の契約をするかわりに、体をよこせと言われ、それに従う受け。
体を重ねるうちに恋心が芽生えてしまう。
ちょっと展開が読め過ぎじゃないかなァとは思いましたが、ハングリーで仕事への野心に燃えつつも、恋に悩む受けの姿が良かったです。

続編はかなり萎えました。
受けが、「私と仕事、どっちが大事なの?」みたいな悩みに囚われてぐるぐ…

1

罠 -temptation- 小説

遠野春日  小路龍流 

ツンデレの基本形

虜-prisoner-
攻・蓼沼征典(25) 無職
受・桐嶋晶也(19) 大学生
俺様×健気。

晶也はカモられ居酒屋で飲みつぶされ置き去りにされていました。
見かねた征典が介抱したことが2人の出会い。
征典は桐嶋物産に入社し将来を期待されていましたが、無能な上司の嫌がらせに耐え切れず殴り、クビになっていました。

立替えた代金を返しに来る頃には、晶也の素性を調べていた征典。

0

高慢な野獣は花を愛す 小説

遠野春日  みずかねりょう 

「好き」とは言わない

攻・野津早志(32) 合法すれすれの実業家 ヤクザの組長の伯父がいる。
受・関朋敦(27) 花屋兼カフェの経営者

亡くなった両親の後を継いで花屋とカフェを切り盛りしている朋敦。
ある日、威圧的な雰囲気を持つ2人組みの客がやってくる。
野津不動産…以前から執拗に店の土地を売れと文書を送りつけていた…と名乗った野津は、朋敦を脅し、強姦する。
その時の声を録音されてしまい、それを盾に身体の…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

スタイリッシュな画面。

遠野春日さんの小説のマンガ版ですね。
私は小説読んでなくてCDから入ったんですが、そのせいか全部音声付で楽しめました♪

茅島氏というのがスゴク独特の人物なのですが、麻々原さんの絵には合ってた気がします。
抑揚のない感情の見えない感じというか…。
それでいて些細なことで嬉しく思ったりもする人なのですが。
CDを聞いてた時に自分が思ってたのと違う表情のところとかもあったりして、ああそうな…

3

骨董通りの恋人 小説

遠野春日  夏乃あゆみ 

ファンタジーだなぁ

大学生同士の恋ですが、シチュエーションがなかなか奇抜です。
かたや、高卒後海外を渡り歩き、帰国してから大学に入った桂一。
かたや、骨董屋「大正浪漫堂」で昔の女学生のコスプレをしながら店番のアルバイトをしているちなつ。
桂一がたまたま入ったお店の看板娘に一目惚れしてしまったことからお話が始まります。

意外とさばけている桂一は、ちなつが男だとわかっても全く動じないでアタックしてきます。

2

骨董通りの恋人 小説

遠野春日  夏乃あゆみ 

遠野さんの作品にしては

イラストも可愛らしいけれど、それと相まってお話も可愛かったです。
大学生が一所懸命恋愛してるっ!って感じで。
ほのぼのとしてて、遠野さんもこんなお話を書かれるんだなぁ。
どちらかというと、リーマンだとかオトナな男たちのお話が多いように思っていましたので、ちょっと意外でした。

桂一が大学近くの骨董店へふらりと立ち寄り、店番をしていた大正時代の女学生の格好をしたちなつに一目惚れします。

0

恋と愛の境界線 小説

遠野春日  高久尚子 

地味にコツコツです。

「恋と愛の境界線」何とも興味を引く題名でした。
題名からもっと恋愛よりのドラマ性の高い展開を期待してしまったのですが、地味な、良い意味で堅実なお話でした。

藤堂は母から虐待され、父にも愛されずという、愛情に対するトラウマなどから人と接することが苦手な人。
相棒を組まされた新人刑事の須田は、人当たりもよくさわやかな感じの男です。
お互いは実は初めて相手を見た時から、気になっていたんですね…

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探偵は月夜に恋をする 小説

遠野春日  杜山まこ 

娯楽BL

遠野春日が贈るスリリングな探偵物語。と謳ってるほど
スリリングではなかったw

2001年作ということで・・・ベタさというか
昔のトレンディドラマみたいな匂いがしましたけども
遠野春日さんぽくお約束な感じで甘いお話でした。
ご都合主義の娯楽BLは、ストレス解消になりますv

探偵が調査対象者の隣にいたホストにひと目惚れしてしまうんですよ。
調査対象者じゃないのにホストの尾行したり…

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じれったい口唇 小説

遠野春日  蓮川愛 

工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工の連続

大学時代に無理矢理デートに誘われ、無理矢理抱かれて
暴君そのものの攻めに翻弄されながらも
強烈に惹かれ愛し合っていたのに
ある日「じゃあな」といつもどうりの一言で別れた翌日
イタリアに留学してしまった攻め!
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工

突然、理由も告げられず捨てられてしまった受けは
両親の離婚もともない姓を変え地方都市に移り住むことに・・・
会社のプレゼンで久しぶりに訪…

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瞳は口ほどにものをいう 小説

遠野春日  山田ユギ 

クールビューティーな受けと、受けにベタぼれな年下ワンコ攻め

「挿絵で楽しむ山田ユギフェア」で初登場の遠野春日さんの作品です。

やっぱり読み慣れた作家さんは、安心して読めるな、と思いましたね。
遠野さんって割と王道なシナリオのものが多いのですが
萌えどころをちゃんとおさえてるし、言葉遣いも的確で好きなんですよ~。

冗談など言えないようなクソ真面目な上司・貴章の不器用さと
それゆえ、貴章の気持ちがイマイチ掴めずに不安を抱えつつも
どんどん貴…

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