円陣闇丸さんのレビュー一覧

「百年の恋 」コミコミ特典イラストカード グッズ

黄色のバラが意味深w

表紙イラスト(裏表紙イラストでもあるのですが)をカードにしたものです。円陣闇丸先生の男前ヒューと大きな瞳が可愛らしい凛の周囲を、ぼんやりとしたバラが彩っています。

タイトルや先生方の名前の文字がないと、大きな黄色のバラがどーんと目立ちます。バラの花はヒューの胸にも飾ってありますが、黄色のバラといえば「嫉妬」という有名な花言葉があります。それが不機嫌そうなヒューの表情と相まって、なにやら意味深…

0

甘い棘の在処 小説

萩野シロ  円陣闇丸 

「感情」は覚えている

表題作と短めの続編の2作品収録されています。

記憶喪失ものって、「失うまでの記憶はどんなものなのか」「いつどうやって記憶を取り戻すか」がポイントとなり、ミステリ要素が高くなる傾向があるので、推理小説好きの私にとっては大好きなジャンルです。

事故まではどんな自分だった?
本当に単なる事故だったの?
二人の関係は?上位だったのはどっち?

そして、その期待を裏切らない素晴らしい作品…

2

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

裏の権力者の職権乱用萌え

ここで大好きだと絶叫したいのは山々なんですが・・・
スイマセンっやっぱり大好きです!!
警察官の物語という硬質な色を持ちながら、その中のキャラクター達の愛らしい事・・っ
普段クールな分、垣間見せる二人の間の会話や日常の中に、意外な程の親愛や慈愛の表現を発見する度、どうしようもなく愛しくて、顔が弛んでしまいました。

このシリーズ、全巻完読済みですが・・続きが出るの本当に待ってましたよ〜〜…

15

Voice or Noise 6 コミック

円陣闇丸 

声として「君たち」と向き合うか、雑音として無視するか

Voice or Noise の6巻でやっと!の完結編です。
「好き」と気付いてから長いのに、本当に最後の1線は越えていなかったんですよね、この2人。

今さらなんですが、完結にあたって、難しい箇所をふわふわっと読み流していたフシがあったので、一から読み返しました。
この世の物でないものと会話が出来たり、見えないものが見えたり、隣にいる動物だってもしかしたら違う世界から来たのかもしれない…

6

Voice or Noise 6 コミック

円陣闇丸 

ファイナル

エロ事は密やかに、読者の知らぬところで地道に進行していたみたいです。
あまりの衝撃にしばらく呆然としてしまいましたが、それはそれ。
謎が謎を呼び広がった物語。
アフトと以前の飼い主が織り成す感傷劇もようやく対面する事ができ、また新たな後悔が生まれてしまいます。
けれど残された者として受け止めるべき心残りだと思いました。
成澤と会話のできるアフトだからこそ、うやむやにせず別れを惜しむ決別の…

1

二重螺旋 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

ドロドロのJUNE

独特な文体がストーリーと絡まって彩る、吉原ワールドが存分に出ている一冊です。執着もの、兄弟ものは他にも何冊か読んでいますが、それらとは何味も違います。
以降巻を重ねるにつれ、内容の重複、間延び、風呂敷、etc…読むに堪えなくなりますが、この1巻と2巻は本当におすすめです。
離婚により壊れていく母、引きずられるように壊れる長男、禁忌を見てしまう長女と次男、三男は引きこもり…救いのなさがたまりませ…

10

Voice or Noise 5 コミック

円陣闇丸 

あともう一息

時間の経過が重大さを薄めてしまい、緊迫した続きのはずなのに気持ちがなかなか追いつきません。
けれど次の6巻で最終巻と前書きにあっては、色々と投げっぱなしのままだったあれこれが回収されていくのかもと自ずと気が引き締まっていきます。
不思議チックよりもオカルトじみた方へ進み始め、以前アフトが訪れた並行世界で、振一郎も意味深な単語を投げかけられ物語は佳境へ向かっていきます。
一旦は成澤の負傷に、解…

2

Voice or Noise 4 コミック

円陣闇丸 

振り回されっぱなし

ジャンボなウサギのハナちゃんに振り回され何事が始ってしまうのか。
毎回方向性を見失ってしまいますが、アフトのようなゆるく不思議チックな存在がいるだけであらぬ展開もつい固唾を呑んで見守ってしまいます。

3巻でその兆しを見せたイサドアの豹変ぶり。
ちょっぴりわくわくしちゃいましたが、振一郎に構われたい気持ちが大きすぎて大分可笑しなことに。
けれど成澤の大人な態度に嫉妬とかヤキモチとかのラブ…

1

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

すごく好みのかCP&展開だが、、

とても好みの話だった。
篠口と黒澤の関係性もすごく好き。
ずっと気になっていた作家さん初読みです。
海外のラブサスペンスものの様なスリリングな雰囲気。とはいえ完結しないのはいただけない。。巻数表示を付けてしまうと敬遠されがちなのだろうか。。
個人的には「その版の経験は、篠口にとって最低なものとなった」というプレイの描写は詳細な内容を記述していた方が面白い。今回のやり方だと非常~~~~~にも…

6

ファラウェイ 小説

英田サキ  円陣闇丸 

思いっきりファンタジー、あまあま系でした

思いっきりファンタジーでした。
あんまりファンタジー系は読んだ事ないので、
読み始めはちょっと引き気味だったんですが、
半分位読み進めてたら慣れてきて(?)、
楽しく読めました。
そんなにファンタジーに違和感はなかったです。

とにかく台詞が説明的というか、ストレート?なので、
読んでてこっちが恥ずかしいわ!とツッコミ入れたい位、
思いっきりあまあまの台詞で、
今迄読んだ中でダ…

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