円陣闇丸さんのレビュー一覧

神子と神獣の守り人 書き下ろしSSペーパー グッズ

本質は獣なのですが

本品は『神子と神獣の守り人』の
コミコミスタジオオリジナルの特典ペーパーです。

本編後、我緯視点で
芙蓉とのラブラブな日常を描いたお話になります。

数日前、
街道沿いの村で疫病が発生します。

事情知らずにその村を通る旅人から
街道沿いに疫病が広がりかねない事態に
までなっているらしく

事態を伝え聞いた芙蓉は
我緯とともにその村を訪れ
三日間不眠不休で村人を…

2

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

臆病な白蛇と黒い鷹

かわい先生の警察シリーズ。
凄く好きなのですが、この作品に至っては購入を躊躇ってました・・
理由は2つ。
①受けの篠口が他作品では余り好きじゃなかった
②痛々しいシーンがあるらしい
ーー結局我慢出来ずに買ってしまいましたが、読後は「早く買ってれば良かった~」と唸るくらい、本当に購入して良かったです。

まず、①についてですが。
失礼ながら、『甘い水』を読む限り、篠口って嫌みなインテ…

7

Chara Collection 2012 グッズ

番外編が愛おしい

商業作品の番外編がぎゅっと詰まっています。
いくつかご紹介しますと…

円陣闇丸「Voice or Noise」番外編「好きな人がいる幸せ」
振一郎が格好良かったです!きっと一生俺のモンだから、ってセリフに悶えました。私は本編未読だったのですが、すぐさま購入リストに入れるほどの勢いのある6ページでした。

草間さかえ「夜更けに花降る」番外編「小夜啼鳥の夜」
コミック「明け方に止む雨」…

0

神子と神獣の守り人 アニメイト限定ペーパー グッズ

桃は酸っぱいけど糖度は高いSS

情報登録はありましたが、あらすじが書かれていなかったのでご紹介を。
アニメイトで購入予定の方で、内容を知りたくない方はネタバレですので気をつけてください。


ともに暮らす小屋で目を覚ました我緯は、隣に芙蓉がいないことに気づく。
室内に姿がない。窓から庭や畑を覗いても、あわてて靴を履いて裏庭を見てもいない。
どんどん不安になって、つい大声を出してしまう我緯。

芙蓉は、ふたりで植え…

3

神子と神獣の守り人 小説

月東湊  円陣闇丸 

文句の付け所がない

橙国の神子として生を受けた芙蓉(受け)は、敵国に攻め込まれ橙国が滅んだあと、亡き王の首輪を隣国の王に届ける使命を果たすべくひとり逃がされることに。そこに敵国の獣騎士が現れ、警戒する芙蓉に、昔おまえに命を助けられた、その恩を返すため隣国まで護衛をしたいと言いだす。敵国の騎士であるその我緯(攻め)を信じることができず、最初は冷たく当たる芙蓉だったが…。


とても楽しんで読める、できの良いファン…

9

ひそやかな情熱 小説

遠野春日  円陣闇丸 

ツンデレ&じれったい恋好きにはオススメ!

2002年ムービックで出版されていた表題作に、書き下ろし短編を収録したものです。主人公である佳人(受け)の視点がメインですが、遥(攻め
からの場面もあります。

「ひそやかな情熱」
佳人は高校生の頃から10年ヤクザの愛人です。女を逃がした事から責められ、両足を折って追い出されるところを、遥が1億円で引き取ります。遥に身体を求められているのかと考えた佳人ですが、遥はそういう意味で興味のあるそ…

11

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

痛々しさから甘々まで

「リーマンの健気受」と言われて真っ先に思い出す作品です。BL小説を読み始めたばかりの頃、円陣闇丸さんの美しい表紙イラストに惹かれて読んだせいか、評価は「萌」ですが強く印象に残っています。「水に眠る恋」というタイトルが秀逸!

とても切ないお話で、特に高校生時代の思い出の描写が綺麗でドキドキしました。現在の久住は最初は傲慢で嫌な男ですが、その生い立ちや思春期に抱えていた苦悩が分かると、すごく傷つ…

4

暁天の彼方に降る光 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

下巻が待ちきれない

まさに昼ドラ、といったドロドロの『清澗寺家シリーズ』ですが、王道のすばらしさが満ち溢れたシリーズだなあといつも思いつつ拝見しています。その『清澗寺家シリーズ』の完結編ということで楽しみに待っていました。

遼一郎×国貴の国貴編。
個人的に『清澗寺家シリーズ』で一番好きなのは遼一郎×国貴のCPなのでこの二人に会えてテンションMAXになりました。

二人希望を胸にフランス・パリへと行きつくけ…

9

暁天の彼方に降る光 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

THE清澗寺家シリーズ

THE 清澗寺家シリーズ

前作から数年経ち、もう新作は出ないと思っていた清澗寺家シリーズですが、新作が出ると聞き喜んで購入しました。
BL大河と謳って遜色ない濃厚でどっしりとしたシリーズはこれまでのお話同様読み始めると止まらない内容となっています。

上巻と銘打ってあるままに、今回はお話が完全に下巻に続いています。
冬貴編の序章、国貴編、和貴編、ショートストーリーの道貴編で構成。

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暁天の彼方に降る光 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

たった1ページで不快感MAXに

なんだかとても悲しくなったのでここに書きます。

メインの国貴編と和貴編を読んだまでは良かったのです。
どちらのカプも通常営業で可愛いなー。
どちらも事件が起きたところで終わっていてとても気になるし、
下巻が楽しみだなー。
のんきにそう思ってました。

その後、時間ができたので冬貴編を読みました。
それが数日前なのですが、
あまりにショックでそれから心が死んでました。

冬…

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