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英田サキ 円陣闇丸
碧雲
あとがきによると、随分前からリンクスロマンスから要望を受けて居たファンタジーもの二作で、ファラウェイが先、 ①「ファラウェイ」 発売日 2013/07/31 ②「神さまには誓わない」 発売日 2014/02/28 「ファラウェイ」に登場した脇役のアモンの友人 アシュトレト 「神様には誓わない」は、ポールの体に飽きた悪魔のアシュトレトが、神父の体に入って知り合った、一途で真面目なケーキ職人と…
悪魔が憑依した青年から恋される青年の話。 あとがきによると、初めてのファンタジーで、ファンタジーを意識したけどそうならなかったみたいです。 あとがきの作者説明 --- リンクスから初めての本で、ジャンルはファンタジー 攻めが人外であるだけで、設定は現代、 珠樹はほんわか 亜門はへたれの朴念仁 サリサリの黒いもふもふ萌 アモンの友人 アシュトレト→「神様には誓わない」でケーキ職…
吉原理恵子 円陣闇丸
ポッチ
ネタバレ
『二重螺旋』の13巻目。 1巻が刊行されたのが2001年。これほど長い期間愛され、新刊が出続ける作品もなかなかないよなあ…、と感心します。 今シリーズが始まったころはドが付くシリアス作品でしたが、ここ最近の『二重螺旋』はほのぼのベース。と言っても「吉原作品の中では」という注釈はつくかな?ガチ兄弟ものですし、悪役がはっきり存在しているので苦手な方は注意が必要かもしれません。 けれど、ま…
円陣闇丸 吉原理恵子
ぷれぱーる
家族を捨てた父親、壊れた母親、その母親とセックスする優しかった兄……と、崩壊する家族、インモラルな兄弟の姿を描いたシリーズ2冊目。 前回、兄・雅紀に無理やり抱かれてしまった次男・尚人。 優しかった兄の顔は、獲物を追い詰める捕食者の顔に変わり……と、いう衝撃のラストからの続きです。 やっぱり、巻数をかけてコミカライズした作品はいいですね。 小説ならではの詳細な心理描写がコミックスでもうま…
吉原先生原作の『二重螺旋』を、円陣さんがコミカライズしたコミック版『二重螺旋』の2巻目。 吉原先生のシリアスでダークな世界観はそのままに、円陣さんの描く美麗イラストが絶妙なバランスを醸し出していて素晴らしくお耽美な作品なのですが、絵柄が綺麗、原作が素晴らしい、ということはもちろんとして、とにかく円陣さんのコミカライズの仕方がお上手です。 吉原さんは非常に独特な文体を書かれる作家さまで、…
株式のMAやBCMに絡む相場のシテ操作のさわりが書かれていて面白かった。 あとがきが面白くて、 株取引を調べたけれどややこしいので、愛し合う場面を引き延ばして頁調整したそうです。 鴻上は、「傲慢でも、惚れた相手を傷つけたくない男の純情」で、冬樹は「憎いと言いながら、気になる鴻上に振り回される。」 二人の障害を作る工作をして、ずっと冬樹を騙していた卑怯者の正体が分かる。 誤解が解け…
かわい有美子 円陣闇丸
ましゅ
お名前をよく見る作家さんですが、今回がお初でした。 シリーズものだったんですね、サブキャラの名前がやけにきちんと出てくるわけです。 描写が細かく、読んでいて深みを感じました。 そのためお目当ての拉致、監禁ネタにも期待大だったのですが……思ったよりもあっけなくて正直消化不良です(笑) そもそも最初から犯人が特定されていたためそこのドキドキはなく… お部屋作りもしっかり準備し頭のキレる犯…
ひちわゆか 円陣闇丸
momo5
再読です。最初に読んだ時に評価ミスりました…神です〜(/ _ ; ) もう最高に良かったです。 まず、こちらの作品、最初に刊行されたのが2003年。私の読んだ新装版の刊行が2007年です。旧版を未読の為、本篇の加筆修正の有無は不明なのですが、作者様が後書きで何も仰られていないので本篇はそのままなのかも?。 新装版では描き下ろしが付きます。この描き下ろし、本篇あってのものなのですが、本当に…
カレル
この作品の元凶は父親で、父親を除く全員が被害者だと思う。 その中でも最もえぐいと思ったのは雅紀の話。 最初にこの話を読んだときは、尚人が一番つらい立場にいると思ったが、改めて読んでみると雅紀が一番最初に性的被害に遭ったことが分かり、描写はされてないがかなり堪えたのではないかと思う。 彼は長男として、父親の代わりとして家族を支えなければいけなかったので、誰にも何も言えなかったんだろうな…
小林典雅 円陣闇丸
フランク
2019年春の小説Dearプラス・小林典雅さんと月村奎さんとの対談で 「典雅節ってのが一人歩きしてしまい、ハッチャけたコメディ以外のほのぼのとした話を書くと「典雅節が弱い」と言われてちょっと窮屈に感じていたところ、花丸BLACKからオファーがきて、殻を破りたい気持ちもあってお引き受けした」とおっしゃってた作品。 現代ものではレイプとか意に沿わない関係はどうしても嫌だとおっしゃる典雅さんが、時代…