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Unit Vanilla 円陣闇丸
しょうが
ネタバレ
前作まではそうでなかったですが、今作は2カプとも対立関係にある立場に転生してしまった二人の物語でした。 立場的な障害はもちろんのこと、生きるか死ぬかという乱世を駆け抜ける二人の恋にハラハラさせられました。 ティティが二人に邂逅し、少しずつ距離を詰めていき恋を助けようともがく様も切ないです。 いわゆる「二人は末長く幸せに暮しましたとさ」な結末ではない悲恋である、というシリーズの特徴です…
4人の人気作家先生のユニット、どのような作業だったのか関心が有りましたが、リレー形式なんですね。 それぞれの先生の作品を大量に読破しておらず、未熟者の私にはどの先生がそのエピソードを担当されたのか予測もつきません。 逆に先生方の文章の特徴に気づけるようになりたい、という意欲を掻き立てられました。 物語導入の現代編プロローグ、ことの発端のエジプト編、中国編が収められています。 魂は輪廻転…
小林典雅 円陣闇丸
はるのさくら
小林典雅先生といえは、コメディちっくなお話のイメージだったので、こんなお話も書かれるんだなぁって、しみじみ。 とはいえ、後半はそこはかとなくふふって笑いを誘う雰囲気も残されていて。 いろんな引き出しがあるんですね〜。 受け様は、藩主に寵童として召し上がられた鮎之介。 幼馴染の冬野とは、別れを告げた時にお互いに想い合っていた事を知り、髪を一房御守りにと送りあう。 お城では、身体…
かわい有美子 円陣闇丸
ate
平河寮シリーズのうち「甘い水」のみ読んで、こちらを読みました。 本作だけでも分かると聞いていたので、本作だけ読むつもりでしたが 「甘い水」から読んでおいて良かったです。 読んでいたからこそ、篠口さんと黒澤さんの大人の割り切った関係の複雑さや篠口さんの黒澤さんだけに見せる砕けた対応に可愛さ感じまくり、拉致された時の切迫感にヒリヒリハラハラできたと思います。 だって、「甘い水」では…
英田サキ 円陣闇丸
碧雲
挿絵が綺麗、小説の内容とマッチしていて、素敵です。 美貌の貴族・ルキアノスは恋など無駄と、生涯恋をしないと誓っていた。 奴隷上がりの人気剣闘士・ドミナトスと出会い、恋をする。 最初は、金を渡してドミナトス抱かれていた。 事件に巻き込まれたドミナトスを助けようと、ルキアノスは女装をしたり、山越えをしたり、必死になっていく。 終盤のハッピーエンドまで、色々山があって、ハラハラ。 …
可南さらさ 円陣闇丸
ましゅ
途中まで頑張って読みましたが、どうしても飽きてしまったので低評価でごめんなさい。 作者の『恋を知る日』とか好きですし、私のコンディション的問題も大きかったと思われます。 学生時代。いい関係になり大切な約束を交わした攻めと受けですが、諸々の事情があり受けが約束を破る形で姿を消します。 そして社会人になってからの偶然再会もの。 償いという形で攻めは受けを求めそれに答える不健全な生活…
遠野春日 円陣闇丸
茶々丸53
砂楼の花嫁第4弾。ザヴィアに関する事では酷い仕打ちを受けているのに、それでも助ける秋成が優しすぎまて心配になりました。危険を犯してもザヴィアに行く事を願う秋成をイズディハールが許し後押ししたのは、秋成の憂いを除く為だったんだな〜とイズディハールの愛の深さに感動。憂いものぞかれ、2人の絆がより深まって良かったです。合間で嫉妬するイズディハールが可愛かった。そしてハミードとサニヤ、サニヤはハミードを愛…
通販でゲット(^^)d ありがたいですわ〜(´∇`) コミックの方は申し訳ないのですけど、ほぼ初めましてでございまして(^_^;) 小説目当てで購入です。 大好きなお話の恋人たちの続きが読めるのは嬉しい〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ 特に好きだな〜と思ったお話のみ萌えきゅんレビューさせて頂きます。 尾上与一先生「花降る王子の婚礼」番外編 『花降る王妃ときらめきの花』 イル・ジ…
kurinn
雑誌では武藤とサーイの2つのお話しか読んでいなかったので、久禮の存在を初めて知りました。 もうめちゃくちゃカッコいいですね。武藤より好きになりました。 そして武藤と久禮の関係がとても素敵でした。 まだ2人の関係には名前はありませんが、お互いに情がある事は見て取れました。 雑誌連載分も良いですが、なんと言っても書き下ろしが最高に面白かったです。2人の多くを語らずとも息のあった敵との闘…
渋茶
2014年刊。 『ファラウェイ』のスピンオフ作。 前作カップルのアモンと珠樹もがっつり絡んでくる。 アモンとアシュトレトの二人は関わってきた歴史によって神、悪魔と概念が変わる存在なので、その辺りの設定に馴染む為にも元の本編を先に読んでおく事をおすすめしたい。 アシュトレトってば何だかんだ言っていても珠樹の事を気に入っているし。 一見高慢なようでいても、人間の一生というものに愛着を持っ…