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ymz 一穂ミチ
ほしくず
ネタバレ
変わってしまった距離感と人間関係や自分ではコントロール出来ない気持ち、「コロナが無ければ」とたらればを考えてしまう切なさに共感できるからこそ苦しくなりましたが、きっかけがあれば簡単に揺らいでしまうものや何が正解かは分からないこと、 コロナ禍の不安をえがいてくださり勝手に救われた気持ちにもなりました。でも願わくば征司さん含め、3人みんなが幸せになってほしい……! 本編は想像していたより甘々で…
なすぎだ
コロナ禍を題材にした作品。 バーの店長の響、バーの常連客の観月、バーのオーナーで響の愛人の征司の三角関係です。 コロナ禍での状況がリアルに描かれているので、出来事や感情に共感できる部分が多かったです。 作中のニュースの内容や街中での出来事は全部実際にあったと誰もが共感してしまうと思います。 響の心の移り変わりも丁寧に描かれています。征司がいながらも観月に惹かれていく様子はちょっ…
ymz
165
愛とは何か確かめ続けるキヨシ。 読んでいるとキヨシがトーヤを好きで好きでたまらないように見えるのですが。 俺様キヨシ様なキヨシは恋愛の機微がちょっとわかってない感じ? 与えて叶えて何でもしてあげるのに振られ続けてきて。 だけどトーヤとは上手くいってるのは…? トーヤもキヨシ節にタジタジながらも、ハイハイって感じで。 なんか違和感があるけど、実はトーヤから告白してお付き合いが…
銀次郎
征司×響は大人な恋愛、尚人×響は年相応な恋愛の印象を受けました。 コロナがなければ前者の関係性は続いていたのでは...と思わないでもないですが、後者の関係性のほうが響の遠慮がなくなっていたので良いです。 響の気持ちの変化が本当に丁寧で、征司から尚人へ心が傾いていく様子をじっくりと見ることができました。 小説原作だからでしょうか、文学的なモノローグも印象に残ります。 心情描写が本当に…
kurinn
個人的にですがあんまり合いませんでした。 一穂ミチ先生の原作の良さはあったけど、ymz先生の良さを消していたように感じて残念でした。 このご時世を上手く切り取った作品で、閉塞感とか虚無感だとか孤独感を上手く表したお話だと思いました。 ただ、ここで3人も必要だったかな?とちょっと疑問に思いました。 読み始めた時から尚人贔屓だったので、響が彼を選んだのにはとても満足しました。 ただ、…
iuiu
単話で二話まで読んだ時点では神でしたが、 ラスト付近がバタバタで描写不足に感じられて残念でした。 コロナ禍の三角関係もの。 主人公の響が征司から尚人に乗り換えます。 「恋は理屈じゃない」の逆をいっているようなお話で、 すごく冷静に理性的に乗り換えられた征司の立つ瀬がない…。 征司は最後まで見えないキャラでした。 実は途中まで既婚者かと疑ってたんですよね。 征司の落ち着き…
まふにょ
現代とリンクするコロナ禍のマスク社会が舞台のお話。三角関係もので、簡単に言うと主人公が別の男に乗り換えるまでが描かれています。心理描写重視の小説向きのつくりだと思いました。 主人公の響はとても共感しやすいキャラだと思います。言いたいことは半分くらい言ってる感じとか、尖りのない性格とまともな社会性とか。今彼の征司は一人で生きていけるタイプの大人で、内面の見え辛さが振られフラグになってる気がしました…
誰
ほんとに何が読みたいのかまったくわからず迷走しながら本屋を覗けばなんとも目を引く色合いに佇む人数 とっさに 三角関係→痴情の縺れ→泥沼奪い合い って構図が出来上がったなんとも哀しい脳みそ よくよく表紙みたら笑いあってるし 三角関係じゃないのか?と 別に昼メロなみのぐちゃぐちゃを読みたい訳じゃないけれど いまのこのモヤモヤした感じを打破できるならなんだっていいッ!って起爆剤買いで…
井谷ゆう
世の中がコロナ禍になり始め、世界の感覚や当たり前が少しずつ変わり始めた頃が舞台のお話でした。 バー・ブルーモーメントを1人で切り盛りしている響は、オーナーの征司という年上の彼氏と長年交際しています。頻繁に会える訳ではなく待つ身ではあるけれど、大きな不満はなく過ごしていました。 コロナが流行り始めてお店の客足が減り始めた頃、客の観月と親しくなります。 次第に観月を意識し始める響と彼氏の征司…
ももよたん
読み終えてすぐまた読み返し、読み返ししています。 コロナ禍の世を背景にしたBLで、BLなんだけど凄く身近に感じられるストーリーにすっかり没入しました。 「こんなことになってなかったら」 「こんなことになったおかげで」 登場人物の生活や恋愛が変わっていく様を、すぐ隣で起こっている出来事のように感じられました。 恋愛模様としては、誰も悪くないのに少しの罪悪感、気まずさみたいなものが残…