円之屋穂積さんのレビュー一覧

「森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~」電子限定おまけSS「うぶごえ」 グッズ

これは良いお話

本編でのマックスと同じ紋様を持った女性との婚約の儀の後の騎士団による馬上槍試合は、第一王子の策略で途中で中止に追い込まれていました。

第一王子が謀反で失脚したので、マックスとミランの婚約の儀の後の馬上槍試合と晩餐は滞りなく終わった事が書いてありました。

そして名実ともに「つがい」になった2人は熱い夜を過ごすのですが、その翌日に「王族の男が婚約の儀の翌日に1日相手の僕になる」伝統があると…

1

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

最後まで読めない展開でしたが…

戸田環紀先生の作品を読むのは「君の瞳に愛をささやく」に次いで2冊目になります。

今作はファンタジー色が強い作品だったと思いました。特に終盤です。

まずイラストが大好きな円之屋穂積先生だったのと、あらすじの「予言通りマックスと同じ紋様を持つ女性が現れ」で私の性癖に突き刺さって来たのです。
これ絶対に切ない展開だろうと確信しました。そして確かにそれを裏切らない展開でした。

切ない展…

2

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

良い主従モノでした

人狼達の世界。
第二王子の攻めと騎士の受け。
幼い頃に王子と知らずに出会い親交を深めて、真実を知ってからは臣下として忠誠を尽くしてきた関係。
お互いに立場をわきまえていて主従としての距離感がもどかしい。
受けの忠誠が健気で一途で素敵だった。
攻めを守るのが受けの役目だとわかっていても守りたいし、庇ってしまう攻めの苦悩のシーンも良かった。
あと受けが大怪我をする度に傍らで手を握って泣いて…

1

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

主従もの

戸田さんはブラジル在住のBL小説家です。前回のアーティスト×ディーラー(車の)のお話がとても良かったので、いつか南米の異国情緒あふれるリアルな作品を書いて頂きたいなと勝手に思ってます。

今回はガラリと変わって、獣人の王族×近衛騎士の話。ファンタジーで主従関係+幼馴染みでもあったということで様々な萌えが詰まってます。現王の第二位継承者の攻めが性悪な第一位継承者の兄サイドからたびたび命を狙われる…

5

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

ファンタジーラブサスペンス

人狼の王国の第二王子マックス×近衛騎士団副団長ミラン。幼い頃からマックスに憧れ恋い慕いながら騎士として命を懸けて彼を守るミランが健気。幸せを願うも彼に運命のつがいが見つかってからの葛藤は辛かった。特にマックスが運命のつがいを庇う所はミランの虚しさが伝わり涙。王位継承権争いが激化しミランとマックスが仲違いしてもおかしくない状況でも、ミランを守ろうとするマックスはずっとミランを運命のつがいと信じていた…

2

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

サスペンスフル

あら、神評価がお初だわ。
私、このお話は読んでいてかなり手に汗握ったんだけどなぁ。
だってサスペンス感が半端ないんですもの。
今作を読んで、戸田さんの持ち味は『ドキドキハラハラさせること』なのではないかと思った次第。ファンタジーとオメガバースという『あまり得意ではないもののダブル攻撃』的なお話だったのにも関わらず、盛り上がった盛り上がった。
こういうのも吊り橋効果って言うのかしら?

7

森羅 ~救いの狼王と祈りの騎士~ 小説

戸田環紀  円之屋穂積 

独特な世界観に萌える

戸田さん作品ってストーリー展開が緻密って言うんですかね。しっかり練られたストーリーに魅力ある登場人物たち。読みごたえのある作品を書かれる作家さまだなあといつも思っているのですが。

今作品も読みごたえのある1冊でした。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






人狼たちが住まう国・リヒタルフ。
その国で王宮騎士として副団長を務めるミランが主人公。
彼には敬愛する人…

7

セレブ結婚はシナリオ通りに進まない 小説

藤崎都  円之屋穂積 

確かにシナリオ通りではなかった

タイトルからは、結婚をしたいのにえがいてたシナリオ通りに進まない!といった雰囲気ですが、結果からいうと、結婚のふりというマジ惚れしてシナリオだったのに結婚しちゃったというお話です。

ほぼ初対面から始まって結婚まで至るケース。しかも両方ともゲイってわけじゃないというなかなか遠いハードルですが、さすが藤崎先生!違和感ないストーリー展開でした。

美形俳優の司は当然ですが、椎名も自覚なし美形っ…

4

セレブ結婚はシナリオ通りに進まない コミコミ特典SS小冊子 sweet night グッズ

会いたくて、会えなくて

本品は『セレブ結婚はシナリオ通りに進まない』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、多忙で佐宗とすれ違う大智のお話です。

映画の撮影が佳境に入った佐宗は超多忙で
大智はかれこれ2週間近く独り寝をしています。

基本的に大智は眠りが深く
佐宗は大智が眠りについた頃に帰宅し、
目覚める頃に出かけていくため
会えていないも同然なのです。

そんなある夜、珍しく台地が深…

2

セレブ結婚はシナリオ通りに進まない 小説

藤崎都  円之屋穂積 

どこまでが偽りで、どこからが本気なのか

今回は名家出身の国民的俳優と
借金もちの警備会社勤務のボディーガードのお話です。 

攻様が受様に持ち掛けた偽装結婚が本気の恋愛になるまで。

受様は警備会社で警備員として働いています。

本日は新作映画のプロモーションイベントで
受様は主役俳優の専任ボディーガードを担当します。

貸し切られた通りに敷かれたレッドカーペットの上を
監督や俳優陣が練り歩きながらファンサービスを…

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