榎田尤利さんのレビュー一覧

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

本年初涙しました

作者買い+ドラマになったとの事で期待買い。
あらすじ未知で読んだのですが、タイトルや表紙の感じからシリアスな作風なんだろうと思ってたので序盤に起こった出来事にびっくりしました。
シリアスと言えばシリアスだけど、コミカルでもあり、とても読みやすかったです。
悲惨な出来事が淡々と進むのは多分みっちゃんが混乱してるせいなんでしょうけど。

でも終盤はやはり悲しいエンディングの予感がひしひしと伝…

3

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

何年経っても面白い

何度目かの読み返しです。やっぱり面白い!スラスラ読める!最後に読んだのは5年以上は前かな。奈良さんのイラストが色っぽいんですよね〜。毎回4か5冊目くらいで止まっちゃってまだ最後まで読めてないんですよね。

理屈屋の芽吹でも敵わない男、兵頭。まず兵頭って名前からしてヤクザですよね!
シリーズ一作目、再会編ですかね。

芽吹が頭脳と理屈を駆使して世渡りしてきたのに、兵頭に見つかっちゃって、あ…

3

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

ネコがかわいすぎる

めちゃくちゃ物分りのいい、センスもいい子猫ちゃんが最高です。
サガンさん家に貰われてからのやきのりちゃんの心理が可愛らしくて。

で、肝心のCP二組もそれぞれに色々あるわけで。そのあたりはやはり原作者の力もあるのかな、どんどん先を知りたくて追いかけて読んでしまいます。この後の続巻も買って読みたいと思いました。

また、小説もあるようなので、そちらも読みたい。
真面目一辺倒で、ダメ男に絆…

0

菫の騎士 小説

榎田尤利  ライトグラフII 

菫に因む妖精ファンタジー

再編新装版を待っていたけど、・・。
電子版には、挿絵が無く、表紙だけ。更に、あとがきもない。

アルビンとダンテ。
西欧の中世騎士時代をヒントした創作もの。
精霊が守る小さな独立国。

養子に出された従弟のダンテは、祖国を恨んでいる。
精霊も、もう見えない。

従弟を追い出して捨てたつもりがないアルビン。
・・というすれ違いと和解を楽しむ粗筋。

菫色の瞳
菫の花
菫…

1

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

「賢者とマドレーヌ」を読んで知った7のこと

ものすごい重厚なストーリーに度肝抜かれました。こんな凄い物語だったのかと驚きです。

実は気になっていた作品ではあったんですが、なかなか購入の勢いがつかなくて、今の今になってしまいました。『threesome』は読んだことありますが、この作品の分厚さと2段表記にビビってました。
ファンタジーは最近から読むようになってきたし、何より高評価。読みたい欲にはやはり逆らえず意を決して手に取ることにし…

6

普通の恋 小説

榎田尤利  宮本佳野 

恋に堕ちる

普通のサラリーマンが、普通に暮らしていたら、ラスイチのおにぎりを取り合ったことがきっかけで…

めでたく恋人の関係になった二人でしたが、まだまだ相手を知り尽くしていないし、色々話す時間もまだまだ足りない。体の関係も進まない。

そんな時に、的場の元嫁が仕事関係に現れ、そして花島はゲイの担当作家に惚れられ…壮大なすれ違いと、切り取られた事実に翻弄される二人。
この辺りのエピソードが矛盾なく…

1

普通の男 小説

榎田尤利  宮本佳野 

普通とは

普通って何?って考えさせられるお話でした。

ラストのおにぎりを譲り合う出会い、こういうのが榎田さんの力なんだろうな。最初は、読み進めるのに苦労するかもなぁって思いながら、読み始めたらすいすい読んでいっちゃって「普通の恋」を手元に用意して読んで良かった。
でも、新装版は、さらにその後があるみたいですね。

攻め?の的場、受けの花島。とは言え、この本ではいわゆる絡みシーンはありません。

1

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

榎田作品の中でもトップの面白さ

ずーっと積読でしたが、旅行中に読もうかと思って、この本と次巻を持って出かけました。
すぐに読み終えて、全巻持ってこれば良かったと後悔中です。

とにかく面白い。榎田尤利先生の作品だから面白いと思ってたけど、榎田作品の中でもトップ争いの面白さです。
BLとしても面白いけど、小説としても(?)めちゃくちゃ面白い。
チリちゃんの嗅覚の凄さって、なんなのでしょう?こういう事を考えられる榎田先生が…

1

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

死ぬってどういうことか

ドラマ化もされて(ドラマは未視聴です)、だいたいのあらすじは知っていたのですが、始まってすぐ故人になってしまうんですね…。

高校2年生の浩一とみっちゃん。もう2人の普段の描写からお互い好きなんだな~と好きが滲み出ているようでした。

突然の事故に当然みんながパニックになるんだけど、何故か本人が一番あっけらかんとしていて、状況とのチグハグさが面白く、悲しむ暇もないんです(何せ動いて喋る訳で…

4

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  丹地陽子 

すれ違う2人が切ない

攻めのスパダリに受けの元ホストのチンピラくんが犬としてしつけられていく話です。

悲惨な幼少期から愛情に飢えていた受けはすぐに堕ちて従順ワンコになってしまうのですが、攻めのスパダリがなかなか本心を見せないのですが、デレた後はキュンキュンしました。

攻めは受けを愛するがゆえにこんな関係は良くないと何度か離れようとするのですが、従順なワンコ受けはご主人様の元から離れようとしなくてすれ違う2人…

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