榎田尤利さんのレビュー一覧

是 -ZE- ファンブック コミック

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堪能♡

ほんとに超豪華ゲストでした。
描き下ろし短編は、いつもの4人で温泉旅行編。氷見と玄間がラブラブなのはもちろん、隆成の思いやりは空回り?w玄間の溺愛はとどまるところを知らず、それに包まれてほどける氷見がほんとに素敵でした。

ゲスト陣のお話では、小説は雷蔵×紺を扱ったものが多い中、木原音瀬さんのものが印象的でした。氷見を引き取ったのは誰だったんだろう?

漫画では、ちび氷見のと、言霊様幼稚…

5

Stepbrother 小説

榎田尤利  国枝彩香 

ペンギンを飼っているんだ!

(いきなり、あらすじから始まります。ご注意!)

設備会社で、顔はいいが能力主義で大変厳しい課長が大阪から東京本社へ赴任してきた。トップ営業マンの健輔は、早々にぶつかり合う。
明けて休日。健輔の父親が長いやもめ暮らしにピリオドを打ち、物腰柔らかな京美人と結婚することになったのだ。引っ越しの日、一緒にやってきた彼女の息子は、かの上司・秋(しゅう)だった。28歳の同い年でいきなり義兄弟、しかも家…

2

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

表題作だけはアンソロで読んでいました。

表題作だけはアンソロで読んでいました。
これが唯一、「泣けるBL」で泣けるような内容だったような。
どの話もじんわり来るお話で、大体BLで短編集は尺の所為か物足りない事が多いのですがこれはそんな事なかったです。
原作の方も、作画の方も初読みだったのですが、どれもしっかり描かれていて、読み応えありました。

キャラ的には人生貧乏くじな「海と王子様」の眼鏡さんが好きですが、怖くないオカルトが…

0

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

薔薇の日々の果てには……

2001年発行の「Blue Rose」と続編「Sleeping Rose」に
書き下ろし「Weeds」を加えた新装版。

看板すら出ていない青山のバーFILAMENTでは、酒だけではなく「花」も売っている。
それぞれの花の名前で呼ばれる、高級娼婦だ。
その中でも最も高価な「青薔薇」こと百瀬青は男娼、
彼は1週間、客の望むものを与える。
性的な関係も含まれるが、彼が与えるのは身体だけじ…

5

魚住くんシリーズ・メモリアル I'm home 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

魚住くんたちへの喪の儀式

魚住くんたちのその後が知りたくて購入しました。

遠距離恋愛を選んだ魚住くんたちに、らしいと思いましたが、やっぱりファンとしては幸せな姿が見たくて。離れても、近くにいた時と変わらない距離感のメールにじんとしました。
魚住の久留米あてのメールがよかったです。
ヒューストンに旅立った魚住と仲間たちのメールのやりとり、カラーコミック、山田ユギさんや宮本佳野さんの寄稿、Q&A、イラスト入りダイジェ…

1

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

SM初。

SMモノとしてはビギナー向きとの事で、榎田センセだし、、と思ってスタート。
導入に違和感なくスムーズに進めました。
どうしても先入観で怖いモノ痛いモノって括りで終わってしまいがちですが
SMたるもの、その片鱗をちょっとだけ理解できたように思います。

信頼なくして成り立たない関係は、愛よりも強い。
すばらしい。

読んでいくうちに「Sは究極のMなのでは?」とか考えたりもして。
ま…

2

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

のっけから笑う

本当に、殺す気か?って勢いでおもしろい。
冒頭は、誰の一人称ですか?って思うんですけど、彼のモノローグに現れる
新人ホスト、アッキー。
もう、このあたりから「くるぞ、くるぞ」って期待感満々に盛り上がります。
笑いでハートを掴まれた後はハラハラどきどき。
けっこうハードに巻き込まれながら、兵頭の過去と向き合い
受け止めていく芽吹章はむちゃ格好良い。惚れる、ってか、もう惚れてる。

後…

1

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

こんな教師嫌だ

「夏の塩」「夏の子供」と思いきり文学っぽい作品を読んだ後だからか、私にはどうもなじめませんでした。頭がうまくBL脳に切り替えられなかったので、萌えず。

あらすじだけでほぼストーリーが読めてしまうし、そこでの体験にも新鮮味が感じられませんでした。
また、曽根にしろ荻野にしろ、正直子供を持つ親としてはこんな教師嫌です。まじめに仕事してほしい。ということで、私の地雷は教師だということに気付きまし…

5

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

やっぱり泣けてしまいました

泣けるBL・・・
言われた通り、泣けてしまいました。

海をテーマにした3つのストーリー。

『海とヘビースモーカー』
最初から主人公の一人はすでに癌で亡くなっています。
もう一人の主人公が、同じ癌に侵され亡くなった彼の想いでの海を訪れる。
そこで会った子ども・・・
大学時代付き合っていた男、お互い別の道を選んでしまい疎遠になってしまった。
でも、忘れたことはなかった。忘れよう…

2

夏の子供 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

名作でした

レビューでの高評価を見て、夏の塩と合わせていつか読まねばと思って購入。装丁とボリュームから、これはしっかり態勢を整えてじっくり正面から読むべきだろうと、準備ができるまでお預けにしてから一気に読みました。

夏の塩は色とりどりのざわめきという印象に対し、こちらは終始静かで透明な水の印象でした。夏の昼下がりに遠くに喧騒が聞こえる奥まった場所で、建物の壁に水の波紋がゆらゆらと光を反射している中にたた…

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