榎田尤利さんのレビュー一覧

Stepbrother 小説

榎田尤利  国枝彩香 

挿絵とストーリーが合っていますね

榎田さんの作品はこなれているな〰と感じるのですが…
さすがにつぼはついています。
挿絵の国枝彩香さんの表紙絵のクールな秋から釣り竿握ってるのは
とってもチャーミングですし。
父子家庭でしっかり育った健輔と心臓の弱いお母さんと暮らした秋
親の再婚で出会いますが、会社ではきつい上司の秋と、出来るけど余力を残している健輔、部下です。

秋はゲイだから出会いも少なく馬込代理にいいようにされて…

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満足度100% 萌保証フェア特典小冊子Yellow グッズ

本編のちょっとした番外編

各5ページずつ、本編の番外編が収録されています。本編とあわせて読めば楽しさ増!

榎田尤利「愛とは言えない1」より「ライバル」
橘高が、サガンの愛猫「やきのり」にヤキモチを焼く話です。全4冊中の「1」の状態なので、二人のこの先を思わせる雰囲気が漂っています。

櫛野ゆい「ただひとつの理由」番外編
秋吉組本家の風呂場にて、組長・龍司に湯あたりさせられた夏目の姿を見て、若頭・大護が真似をし…

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永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

泣ける鉄板の作品!

何回読み返しても、泣けてしまう作品です。
魚住くんシリーズでも泣けなかった私ですが、本作は鉄板です。
最後の一行を読んだだけで、涙がぶわっと出てきます。

前半部分のグロさ、ノリの寒さがついていけないというか……とにかく苦手な感じで、失敗したなぁと思ったのですが、後半からぐいぐい引き付けられます。
前半の部分があるからこそ、後半が引き立つのです。
もう、切なくて切なくて……
二人の結…

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Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

独特の雰囲気

何処が良いか、具体的な点を挙げられないのですが、何となく全てが良いのです。
好きです。この作品。
物語を流れる空気感というか、全体の雰囲気が今までにない感じです。

あとがきに、主人公 百瀬青が愛を探す物語とあります。
まさしく、それです。
全体を流れる独特の雰囲気の正体はそれなのです。
特定の二人の恋愛物語ではないのです。
普通のBLとは違うのです。

愛を売る男娼の青、その…

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交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

スパイスを入れ忘れたカレー

電子書籍で購入したので、「豪華執筆陣の特別寄稿」も「特別書き下ろし小説」も入ってません‥。

話はおもしろかったんですが、
「交渉人シリーズ」の根底にある、
芽吹のトラウマともいえる過去が、まるっと救われた後なので、
せつなさゼロ、ほのぼの、コミカル全開な感じです。
塩の入っていない塩大福を食べてるみたいな感じで、
私としては、なんか物足りない。

あとがきで榎田さんもふれている…

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スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

下衆野郎がもうひとり

スウィーパー=掃除屋
私にとっては、メインより気になる
寡黙な大型ワンコ×狂犬チワワ カプです。

口数が少ないけど、ものすごくいろいろ考えてたんだね、キヨ。
キヨ目線のモノローグを読んで、違和感を感じるほどでした。
キヨの生い立ちを思うと涙が止まらないけど、
その分、これから幸せになれるといいね。

鵜沢のことを他のレビューで「下衆野郎」と書きましたが、
もう一人いましたよ、…

1

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

ラスボス、鵜沢万里雄

‥ラスボスにしては小者感満載ですが。
もしも、「交渉人シリーズ」のキャラで人気投票したら、
1票も入らねぇんじゃねぇ!?ってくらい
下衆野郎な万里雄ですが、
最後の最後まで人騒がせなおバカさんです。

どうやら、一人称で進むお話が私の萌えないポイントらしく、
ストーリーはおもしろいのに萌えられない(泣)と
ストーリーの魅力と「萌(評価)」のギャップにもやもやしました。
が、シリー…

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交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

兵頭って「愛の戦士」だったの?!

「~嵌められる」の完結編。
前作もそうでしたが、
伏線を確認するのに何度も読み返しましたよ。

すべてが終わって、芽吹と兵頭が再び抱き合うシーンでは、
涙が止まりませんでした。

「トモ○○」ですか!?
今となっては過去のゲームですが、すっごい「あるある」でした。
メブキの好物が甘栗なのは、できすぎだけどいいとして。
まぁ、今回、甘栗はストーリー上アイテムになってますしね。

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nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

コンビ愛

前作では、お互いフェロモンでメロメロになっていた二人。事件も二人でかっこよく解決で、一段落していたところ、今作はどんな展開がと楽しみに手に取りました。

二人のカラダの関係はもっと進展して、相変わらずのエロさ。ゴムとってと言われてかなぐりすてる、その切羽詰まった感じ。そして、ついに相手のことを尊重し、Hしようと打診してじっと待つ鷹目。千里が諾の瞬間、激しく求め合う二人。いや、Hシーンは何がどう…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

えー、まじですか、ここで終わりですか!!

シリーズ3作目。てっきりここで完結と勘違いしていた私。奥付が出た瞬間、”なに~!!続くなんて聞いてないよ、続巻続巻っ!”となりました。

このシリーズ、面白くてツボで大好きです。続きが気になって眠れないので、続巻買ってから読みたい。

今作は、相変わらずメロメロエッチがあるものの、二人の意識が変わってきます。どうしても逆らえないくらい、官能的な香りでお互い致してしまう、そのことに加えて、仕…

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