榎田尤利さんのレビュー一覧

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

キヨ押し

実は・・・人気作品なので購入してはいたのですが、ちょっと個人的にイラストが苦手でなかなか読めてませんでした。
積ん読にしても10年以上寝かせ過ぎですよね(;・∀・)

話は安心安定のクオリティで面白かったです。
天使と悪魔の謎かけ出てくるところなんかも榎田先生っぽいな~とか、抹茶白玉スペシャルパフェの描写もよだれものでした。
食べたいっ!
でも、他作品に比べるとまだのめり込むまではいっ…

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海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

なわこ先生の絵で榎田先生節

榎田先生のお話がコミックだとどうなるんだろうと気になっていたのですが、ようやく手に取れました。最初読んだ時、ある部分がイタくて読めなくなったのですが、気を落ち着けて再読。榎田先生のお話に、なわこ先生の絵がプラスされて破壊力満点。パンチあるのに、都昆布のようなじわーと味もあるという奇跡の一冊でした。三作目に地雷と思われる箇所(無理やり系)があるのでご注意ください。

榎田先生のSSも加わって一番泣い…

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菫の騎士 小説

榎田尤利  ライトグラフII 

懐かしい(違う話なのに)あの人の面影が

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきなし。

BLにはとんとご無沙汰になってしまった榎田さん。文句を言うつもりはないのですよ。「カブキブ!」も面白かったし。でも昔っからのファンとしては「もうBLは書かない、なんてことではありませんように」と心の底で思う昨今。未読の数冊を読んでしまおうと購入しました。
すごくお伽話テイストなお話なんですけれど、文章は間違いなく榎田さんでちょっとばかり不思議な違和…

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愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

本編面白かったけど、橘と史織の方が気になった!

漫画家シリーズ、なんか抜けてる……と思ったら、
これだけレビュー書き忘れてた!
どうもこのお話しは、
作中の『愛なら売るほど』の漫画のインパクトが強すぎて、
藤野のイメージが薄い。
そして飴屋も最初、ばりばりのノンケなので、
気持ちが藤野ラブになっていくまでにじりじりしてしまう。

でも、藤野はやっぱり可愛いし、
勘違いで突っ走る飴屋も可愛いし、
結局は王道路線ですっきり納まっ…

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きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

愛ゆえのすれ違い。愛ゆえの驚くべき進化!

前作の『吸血鬼には……』を読んだ後にこれを読むと、
そのギャップにやられる。
なんかもう愛があまりにも溢れまくってて、
始終にやにや、きゅんきゅんしつつ読破しました。

最初から最後まで、
東海林もルコちゃんも
ぞっこんのベロベロに惚れ合ってて、
想い合ってて、ラブラブなのです。

心底惚れ合ってらぶらぶゆえの、
大きな大きなすれ違い。

ホント、ルコちゃんってばバカだよ…

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吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

小説家シリーズの中ではちょっと毛色の違うイメージ。

やはり榎田先生は上手いなと。
小説としてもコメディーとしても実に面白い!

でもね、私はBLとしては萌えなかった。
いつも口にすることだけど、
愛がないとダメ。

野追川の「黒田」に対する愛を感じなかった。
「原稿」や「ゴスちゅる」や「漫画」に対しては
溢れるほどの情熱を感じるのだけれど、
BL的には全く愛を感じなかった。
……要するに、萌えない。

黒田も然り。
野追…

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みみ。(合同誌) 小説

榎田尤利  遠野春日 

テーマはケモミミ

テーマがケモミミの商業作品の番外編です。

榎田先生の交渉人シリーズ番外編「Honey Bunny and Pumpkin」は詳細なレビューがあるので省きますが、バニースタイルかと思えば着ぐるみという意外さ!奈良先生のイラストで見てみたかったです。

遠野先生は擬猫化パラレル。
「甘美で優雅な恋の毒」の慎、「夜の砂漠に護られて」の開、情熱シリーズの貴史、摩天楼シリーズの基とジーン、「砂楼…

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少年はスワンを目指す 小説

榎田尤利  黒井つむじ 

先生のバレエ愛を盛り込まれた王子

ああ、高校生・・・可愛い。青春なんて全く遠----い彼方なおばはんだから、余計にそう思うのか?なんて可愛らしい青臭い高校生たち。+そこに先生のバレエ愛をてんこもりに盛り込まれたキレイ系毒舌王子です。おかしい。高校生なんて範疇外なはずなのに。色恋沙汰もきゅんきゅんするし、王子の魂にすり込まれたバレエ愛にも萌えに萌えたので神より萌2です。芸術のお話が好きな方にはオススメしたいー。王子好き。
お話は20…

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ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

前作とはガラリと変わったキャラクターで、テンポよく楽しい!

前作と比べると、
実に普通のキャラクターな二人!

一応シリーズものではありますが、
キャラクターがリンクしている以外は深い繋がりはなく。

BL的にもありがちなキャラクターなのですが、
リツがなかなかBLしてくれない!
……と思ったら、そうか、そうだったのかと!

意地っ張りなリツと余裕を見せたい久々野の
押したり引いたりの駆け引きが面白い。

今回はリツの一人称で、…

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きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

しっかりと作られた純粋なキャラクター

私の第一の感想も前に書かれていらっしゃる、
ぐひさんと同じ感じでした。
ルコ先生は然るべきところへ行けば、それなりの診断が下るだろうなと。
そして、榎田先生はそれを踏まえて書いていらっしゃるのだろうなと。

一つ間違えば、困っただけのキャラになりそうなルコ先生は
その純粋さで嫌味なく成り立ってる。
たぶん、ルコ先生が普通の人でこの性格だと、ダメだった。

それに比べれば、東海林の…

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