榎田尤利さんのレビュー一覧

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

珠玉の短編集とはこのことか

珠玉の短編集とはこのことかと✨
絵がきれい。
どのお話もステキ。


表題作…肺ガンになった畠が昔の恋人の故郷を訪れる。切ないお話。
その恋人が言った「海があるってことはすべてがあるってことなんだ」は本作のテーマだと思った。

海と王子様…さえない中年リーマン田端が海で出会った男は王子様と名乗る。
死のうとする王子様に「いいかげんにしなさい!」と叱る田端さんいい。
今まで不遜だ…

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nez[ネ] Your Lovely Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

いつかのその時を、楽しみに。

nezシリーズ4冊、あっという間に読み終わってしまった。
今作で「鷹目は笑って動くのをやめた。しばしのインターバルだ。千里とのセックスは、終わらせるのがもったいなくなってしまう。」という描写があるのだが、まさに、私のnezシリーズを読んでる時の感想そのまま。読み終えるのがもったいない。

シリーズ4冊を通じて主軸となる1つの事件があり、3作目のスメル アンド メモリーでそれが本格的に動き始め…

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nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

残念な男×2

榎田先生の作品っていつも1ページ目から面白い匂いがプンプンしているんですよね(*^▽^*)「nez」だけに?笑
もう本当今作も1ページ目から、あーまた面白いの間違いないな、と。

nez[ネ]では攻めも受けも残念設定。
攻めの鷹目は受けの千里から、エリート気取りの不潔恐怖症。インケンメガネ。などなど散々な評価。
千里は千里で鷹目から、怠惰で下品で不潔。だらしがない色ボケ。こちらも負けてい…

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夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

よく生きるには?

よく生きるには?・・を考え直すきっかけになる作品だと思います。
人はひとりでも生きていけるけど、沢山の人と支えあって生きているんだと気づくことで、生きる力が増します。人は、群れで生きて進化してきた猿だからかな。

「宮廷神官物語」シリーズを先に知って、著者名漢字とひらがなの違いで超人気のデビュー作があると知り、興味を持ちました。レビューに「この作品に出会えてよかった」の一文が多いことにもびっ…

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nez[ネ] Your Lovely Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

「nez」4巻

nezシリーズ、いったん完結です。あとがきで先生が不意に続編出るかもとおっしゃってるので、いったん完結。ストーリー的には続けられますし、主役の2人も魅力的なので期待したいです。

相変わらず鷹目推しの私は、鷹目のセクシーさばかり追いかけておりました。今回の表紙特に好きです。1巻の表紙と並んで好き。湖水先生、元から絵がお上手ですが、より一層上手くなっていく過程を見ているようでした。鷹目が途中から…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

「nez」3巻

起承転結の転の巻で、2巻目に引き続きすっきりしない終わり方です。ラブの面では鷹目が口に出していないにしろほぼ恋愛感情を認めたので、甘〜〜〜い空気が漂っています。その分鷹目の個性が1巻ほど強くなくて、徐々に普通の男になっていっている気もする。ちょっと寂しいけど、鷹目はかなり好きなタイプの攻めです。今まで読んだ榎田先生作品の中でも1,2を争うほど好きな攻めかもしれない。

3巻がしっかり終わらなか…

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nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

「nez」2巻

相変わらずサクサク読めます。

今回は車の中でのキスシーンが大変大変良かった!!
鷹目が大変大変好みの攻めで。潔癖で堅物で融通効かなそうなのに、案外と人情味に溢れ、受けだけ特別で、ベッドの上では甘い。うん、理想の攻めと言っても良い。
車の中のキスシーンの、短い命令口調のセリフ、とっっても好きです。絶対良い声だよ〜〜
声優さんに詳しくないながら声はどなたかな?と思ったらCD化してなくてビッ…

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nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

ラスト付近急激にくる

サクサク読める、安定の榎田先生です。

◾︎鷹目兆(たかめきざし)×燕千里(つばくらちり)
鷹と燕の凸凹コンビ〜
表紙の雰囲気、特に燕の印象が違いました。もっとツンツン系かと思いきや、ちゃらくて軽くて可愛い。鷹目みたいなタイプの攻めが、人情味を見せてきたり、エッチの時にベタ甘になったりする描写が大好きなので、ラスト付近キターーー!!!って感じでしたね。
エッチシーンの入りの鷹目の「?」「…

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犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

犬になりたくなる


ワンコプレイではなく、本当の『犬』として接し教育するお話は真新しく、とても興味深かったです。
非人道的なようで、そこに安らぎというか幸せが見えるんですよ。

皆さまが言う自分も轡田(攻め)の犬になりたい、って気持ち凄く分かりますもん。
愛を感じるからこそ低俗な遊びには見えず魅力を感じました…。

どこにでもありそうなお話ではなく、オリジナリティがあった。
読んでいてこれは当たりだ…

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ロマンス作家は騙される 作家・羽根くんシリーズ 小説

榎田尤利  金ひかる 

仕事女子のドリーム

関連作品『ハードボイルドに触れるな』の続きです。前作を読んでからお手に取りください。

お話のテーマは引き続き『人生=小説を書くこと(お仕事)』で、感想としては『ハードボイルドに触れるな』とほぼ一緒です。
「ああ榎田さん、この頃、本当に書きたくて書きたくて、たとえスランプに陥ったとしても書きたくて、たまらなかったんだろうなぁ」と思いました。

羽根くんって、今作ではスランプになったり、ネ…

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