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榎田尤利 雪舟薫
satoki
櫻林院家の跡取り候補として、三峰邦彦は数年ぶりに櫻林院家を訪れた。 ひさしぶりに再会した従兄弟で本来ならば櫻林院家の当主である千早は相変わらずたおやかな風情だ。 幼い頃は実の兄のようにかわいがってもらった人。 いつしか世間から姿を消し、庭の百合に愛情を注ぐ青年はどうして家を継がないのか。 疑問を感じつつも邦彦は現櫻林院家当主である伯父の要求を受け入れた。 どうしても欲しいものを手に入れる…
榎田尤利 二宮悦巳
雀影
藤井沢商店街シリーズ最終巻、 って、これ、シリーズ物だって気付いてなかった。 これを読む前に「歯科医の憂鬱」 読んでたけど、そっちの主人公が途中で登場するまで、関連作とは全く知らなかった。 普通、シリーズ物だと、同じ絵描きさんの挿絵だったりするけど、これは、舞台になる土地こそ一緒だけど、各巻で主人公は全く別って事で、絵描きさんも変わるので気付けなかった。 欲張りっていうか、贅沢なシ…
える5
藤井沢商店街シリーズの完結編は、おなじ街に育った幼馴染みの2人だった。家も2軒隣(たぶん)という近さの、同級生の受と攻。家庭も似た環境だったせいでなにかと仲がよく、小さい頃から比較されて育った受は、なににつけ自分より優れていた攻に劣等感に近いものを抱いていた。それでいて、ナイトのように背後に立ってくれている攻の存在を心強く思っていた。 話は、そんな2人が社会人になってからの再会もの。 とにかく…
榎田尤利 金ひかる
むつこ
前作『Blue Rose』の完結編です。 前作ではチラチラとしか語られなかった青薔薇と呼ばれる高級男娼の過去。それをど真ん中に据えてのストーリーです。 青の生き方が痛くて苦しかった。 面白かったです。 ちょっとだけ残念だったのは、攻めにまったく魅力を感じなかったところかな。狂気じみたなかに、魂を引きずりこむような魅力があれば良かったのになと。 青はこいつのどこが良くて惚れたんだ?いい男ならホラ、…
榎田尤利 円陣闇丸
乱菊
この作品、初めは相当クドいタイトルだと思ったが、じっくり読んでたらこりゃなんつー殺し文句なんだろうと、改めてじんとしてしまった。 まあルコちゃんの場合は、東海林が傍に居ないと本当に死んでしまうと思うので、言葉そのまま本気なんだろうけども。 いやだからこそ東海林もまいっちんぐなんだよね、きっと。 円陣さんのオリジナルはたまにイマイチな時があるんだけども(スミマセン)、今回は原作よりもルコちゃん…
出版社のフェアにのせられて、たぶん前に読んだルコちゃんマンガを買ってしまった(笑) ルコちゃんは何度読んでもかわいい。生活能力いっさいなしのルコちゃんはマンガ家。んでもって、いっさいの世話をマネージャーの東海林にまかせっきり。甘えている自覚はあるけれど、それから目を逸らして見ないふりをしているルコちゃんに、東海林がしびれをきらすなんてところから話は始まる。 東海林が大人のくせに、我慢が聞かない…
@とら@
円陣闇丸さんが好きで買いました。 ストーリーも面白いし、絵も綺麗だし最高でした☆ 途中までじらしにじらされたかいもあり、ラストのらぶらぶぶりににやにやしながら読みいっちゃいましたー。 いや、攻の東海林がまじカッコイイです! こんな人近くにいたら幸せだろうなー…って思いました 笑 ヘタレわんこ的な二木にもきゅんてきました。 ちょっと沈んだ気持ちの時に、気分を上げる為に読みたい1冊です…
睦美
王道的ストーリー。 東海林のキャラ設定が万人受けですね。一途でクールで金持ちで世話好きで大人。 漫画家のリコちゃんを気に入るかどうかで、この作品そのものを好きになれるかどうかが決まりそう。私は気に入りました。 両思いになるまでの苦悩やすれ違いの過程がしっかり書けてる作品は、本当に好きだ。
連作短編が三つ入ってます。 青薔薇と呼ばれる男娼を買った男たちが、それぞれに抱える問題を、青薔薇との関わりのなかで癒していくお話。 視点を変えながら進むストーリーの中で、その男娼の抱えるトラウマも明かされていくという構成です。 鞭使って血まみれになるSMシーンも出てくるので、苦手なかたは気をつけて下さい。 青がピュアすぎて、高級男娼らしくなかったのが不満かな。 もうちょい計算ずくで客を手玉に取っ…
榎田尤利 紺野キタ
abridange
一見、爽やかな好青年風の大学生・清水。彼は彼であって彼本人ではない。 中身は頬にケンカ傷のある強面の32歳のヤクザ・惣田なのである。 職業柄(?)刃傷沙汰で重傷を負い、そのまま三途の川を渡るはずだった惣田はなぜだかそこで天使に呼び止められ、起死回生のチャンスをもらった。 「四週間のうちに『純粋なる人』と恋愛関係を成立させ、その『純粋なる愛』を主に捧げること」それが出来れば生き長らえさせてやろ…